中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

観光収支の健全な方向性とは??

2013年11月05日 04時17分10秒 | 平成25年版 観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「平成25年度観光白書」図I-1-1-5「世界全体の国際観光客数」をみましたが、今日は図I-1-1-6「国際観光収入ランキング」みていきます。

2011年の各国・地域の国際観光収入については、米国が116,279百万米ドルで2010年に引き続き首位、スペインが59,892百万米ドルで2位、フランスが53,845百万米ドルで3位となっています。

アジアについて見ると、中国が2010年に引き続き首位であり、日本は10,966百万米ドルで、世界で28位(アジアで10位)と外国人旅行者受入数と同様に2010年から順位を下げています。

次に、2011年の各国・地域の国際観光支出については、ドイツが85,900百万米ドルで2010年に引き続き首位、米国が78,700百万米ドルで2位、中国が72,600百万米ドルで3位となっており、日本は、27,200百万米ドルで世界で9位(アジアで2位)となっています。

収入よりも支出の方が大きいということは、日本の富が外部に流出している”赤字”であり、この状況を改善するには支出を抑えることが選択肢の一つです。

しかし、観光収支については支出も伸ばしつつ、収入をそれ以上に増加させることが健全な方向性と感じますね。

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