おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2015年版)の174ページ「業種別に見た価格決定力をもつ先」をみましたが、今日は175ページ「業種別に見た自社に価格決定力がない理由」をみます。
下図から自社に価格決定力がない理由をみると、卸売業、小売業に関しては「商品・サービス市場の競争が激しいため」と回答する企業が圧倒的に多く、建設業、製造業は「下請の業務のため」と回答した企業が50%近くになっていることが分かります。
この結果について白書は、過度な市場競争に巻き込まれることにより、価格決定力を失っている状況にあるといえると同時に、他の追随を許さない商品・サービスを継続的に提供していくことができれば、価格決定力を保持することができるとしています。
このように取引構造や業種によって違いがあるものの、自社に価格決定力を持つことで収益性は向上することから、新商品・新サービスの開発を継続的に行い価格の決定力を高めていくことが重要ということですね!
昨日は中小企業白書(2015年版)の174ページ「業種別に見た価格決定力をもつ先」をみましたが、今日は175ページ「業種別に見た自社に価格決定力がない理由」をみます。
下図から自社に価格決定力がない理由をみると、卸売業、小売業に関しては「商品・サービス市場の競争が激しいため」と回答する企業が圧倒的に多く、建設業、製造業は「下請の業務のため」と回答した企業が50%近くになっていることが分かります。
この結果について白書は、過度な市場競争に巻き込まれることにより、価格決定力を失っている状況にあるといえると同時に、他の追随を許さない商品・サービスを継続的に提供していくことができれば、価格決定力を保持することができるとしています。
このように取引構造や業種によって違いがあるものの、自社に価格決定力を持つことで収益性は向上することから、新商品・新サービスの開発を継続的に行い価格の決定力を高めていくことが重要ということですね!