おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2016年版)の244ページ「コラム2-4-4 BCPに基づく投資」をみましたが、今日は246ページ「第 2-4-26 図 平常時における BCM の効果」をみます。
下図からBCPを策定しBCMを実践することで、リスクが顕在化していない平常時にどのような効果をもたらしたかを見ると、自社の強みや弱みの把握につながる「経営資源の把握」に続いて「人材育成」、「業務効率化・工程改善」等の回答が多く、BCPの策定、BCMにより経営上プラスの効果が生じていることが分かります。
次に、下図から緊急時におけるBCP策定・BCMの効果を確認すると「被害はあったが、事業を継続することができた」、「販売先への供給責任を果たした」、「被害自体の軽減」等の事業継続、サプライチェーンの維持といった効果を実感していることが分かります。
BCPが緊急時に有効に機能するためには、従業員への教育・訓練の実施や事前対策を実施するなどの平常時のマネジメントが重要ですが、この管理プロセスのことをBCM(事業継続マネジメント)と言うようです。
BCM、初めて聞く言葉ですが、中身を見ると、計画を実行するDOのことですね。
昨日は中小企業白書(2016年版)の244ページ「コラム2-4-4 BCPに基づく投資」をみましたが、今日は246ページ「第 2-4-26 図 平常時における BCM の効果」をみます。
下図からBCPを策定しBCMを実践することで、リスクが顕在化していない平常時にどのような効果をもたらしたかを見ると、自社の強みや弱みの把握につながる「経営資源の把握」に続いて「人材育成」、「業務効率化・工程改善」等の回答が多く、BCPの策定、BCMにより経営上プラスの効果が生じていることが分かります。
次に、下図から緊急時におけるBCP策定・BCMの効果を確認すると「被害はあったが、事業を継続することができた」、「販売先への供給責任を果たした」、「被害自体の軽減」等の事業継続、サプライチェーンの維持といった効果を実感していることが分かります。
BCPが緊急時に有効に機能するためには、従業員への教育・訓練の実施や事前対策を実施するなどの平常時のマネジメントが重要ですが、この管理プロセスのことをBCM(事業継続マネジメント)と言うようです。
BCM、初めて聞く言葉ですが、中身を見ると、計画を実行するDOのことですね。