おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2016年版)の289ページ「第 2-5-14 図 無借金企業と借入条件変更企業の収益力イメージ図」をみましたが、今日は290ページ「第 2-5-15 図 中小企業の負債比率の分布の推移」をみます。
下図について白書は、1984年は負債比率が30%以内の企業が多く、1999年には負債比率が30%を下回る企業が減少し、30%を超過する企業が増え、足下の2014年には、負債比率が30%を下回る企業の比率が1999年に比べ僅かに上昇している、とあります。
これについて白書は、1984年の負債比率のボリュームゾーンであった企業のうち、高収益の企業は借入れを減少させ無借金となる一方で、収益力の低い企業は借入金の削減が進まず、負債比率が高まったと考えられる、とあります。
儲かっている企業は借金を返済しており、更なる借金をしていないということですね。借金をしてまで取り組みたいことがないということが、今の日本を象徴していますね!!
昨日は中小企業白書(2016年版)の289ページ「第 2-5-14 図 無借金企業と借入条件変更企業の収益力イメージ図」をみましたが、今日は290ページ「第 2-5-15 図 中小企業の負債比率の分布の推移」をみます。
下図について白書は、1984年は負債比率が30%以内の企業が多く、1999年には負債比率が30%を下回る企業が減少し、30%を超過する企業が増え、足下の2014年には、負債比率が30%を下回る企業の比率が1999年に比べ僅かに上昇している、とあります。
これについて白書は、1984年の負債比率のボリュームゾーンであった企業のうち、高収益の企業は借入れを減少させ無借金となる一方で、収益力の低い企業は借入金の削減が進まず、負債比率が高まったと考えられる、とあります。
儲かっている企業は借金を返済しており、更なる借金をしていないということですね。借金をしてまで取り組みたいことがないということが、今の日本を象徴していますね!!