中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

輸出は機械器具関連が中心を担っている!!

2016年10月16日 06時05分58秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)168ページ「第 2-3-7 図 規模別に見た直接輸出企業数と割合の推移(製造業)」をみましたが、今日は169ページ「第 2-3-8 図 直接輸出企業の業種構成(中小製造業)」をみます。

下図から、中小製造業における直接輸出企業の業種構成を産業中分類で見ると、製造業中分類24業種のうち上位5業種で50.3%となり全体の半数を超えることが分かります。

この結果について白書は、我が国の中小製造業の輸出においては、生産用機械をはじめとする機械器具関連がその中心を担っていることが分かる、とあります。

では、輸出を行っている企業数はどうなっているのでしょうか?明日、見ていきます。

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輸出に取り組む中小企業は少ない。。。

2016年10月15日 05時27分53秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)166ページ「第 2-3-6 図 海外展開投資別に見た海外展開投資を行ったことによる国内従業者数の変化」をみましたが、今日は168ページ「第 2-3-7 図 規模別に見た直接輸出企業数と割合の推移(製造業)」をみます。

下図から、中小製造業と小規模製造業について、輸出企業の数と割合の推移を見ると、中小企業・小規模事業者における輸出企業の数は、増加傾向であるものの、全体に占める割合は、中小製造業全体の僅か3.5%の水準にとどまっていることが分かります。

小規模製造業全体に占める割合はさらに低い1.4%となっていますが、積極的に輸出に取り組む中小企業は体感的にも少ないので、納得の数字です。

では、業種別に見ると、どのような特徴があるのでしょうか?明日、見ていきます。

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海外展開は国内雇用を増加させている!

2016年10月14日 04時30分39秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)165ページ「第 2-3-5 図 直接投資実施企業と直接投資非実施企業の労働生産性」をみましたが、今日は166ページ「第 2-3-6 図 海外展開投資別に見た海外展開投資を行ったことによる国内従業者数の変化」をみます。

下図から海外展開投資による国内従業者数の変化を海外展開投資の種類別に見ると、いずれの海外展開投資についても「変化はない」と回答した割合が約7~8割であり、さらに「増加した」と回答した割合が「減少した」と回答した割合よりも高くなっていることが分かります。

これまでの結果を踏まえ白書は、輸出やインバウンド対応については、海外展開投資を開始することにより新たな取引先を開拓することで販売量・売上が増加し、それに伴い販売量の増加に対応できるように、国内の従業者を新たに雇用していることが考えられる。

また、生産拠点を設ける直接投資については、現地に工場等を設けることで、従来国内で生産していた工程を海外へシフトするために、国内の従業者を減少させている状況が考えられる。

しかしそれ以上に、直接投資を開始することにより、現地法人の管理、海外市場の情報収集、経営戦略の立案等を行う人員を国内で雇用することや、研究開発型製造といった高付加価値化のビジネスモデルに転換し、そのための専門人材を国内で新たに雇用することで、国内の従業者を増やす企業もまた存在していると推察される。

このように、海外展開投資は国内の雇用を空洞化させるものではなく、むしろ国内雇用を増加させる可能性があると考えられる、とあります。

空洞化問題を踏まえ、勝ち抜いた企業が雇用を増加させているということなのでしょうね。

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海外投資と労働生産性の関係とは??

2016年10月13日 04時09分18秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)164ページ「第 2-3-4 図 輸出実施企業と輸出非実施企業の労働生産性」をみましたが、今日は165ページ「第 2-3-5 図 直接投資実施企業と直接投資非実施企業の労働生産性」をみます。

下図から2001年度から2013年度まで継続して輸出を行っている企業と、2001年度から2013年度まで一度も直接投資をしていない企業のそれぞれの労働生産性の推移を見ると、輸出と同様に、2001年度から2013年度を通して直接投資非実施企業の労働生産性はあまり変化していないことが分かります。

白書は、他方で、直接投資実施企業は、2001年の直接投資により労働生産性が上昇していき、リーマン・ショックの影響により、2009年の労働生産性は直接投資非実施企業の労働生産性よりも下回ったものの、その後回復し直接投資非実施企業よりも高水準で推移している、とあります。

これらを踏まえ白書は、海外展開投資が労働生産性を向上させたのか、それとも労働生産性が高い企業が海外展開投資を行っているのかといった因果関係を明らかにするものではないが、少なくとも、海外展開投資と労働生産性の向上について、相関関係があるものと考えられる、とあります。

海外展開投資を行うような経営者は労働生産性の向上を常に意識して経営しているということなのでしょうね。ここは見習わなくてはなりませんね!!

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輸出を行っている企業は労働生産性が高い!!

2016年10月12日 04時31分46秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)163ページ「第 2-3-3 図 海外展開投資による効果」をみましたが、今日は164ページ「第 2-3-4 図 輸出実施企業と輸出非実施企業の労働生産性」をみます。

下図から2001年度から2013年度まで継続して輸出を行っている企業と、2001年度から2013年度まで一度も輸出をしていない企業のそれぞれの労働生産性の推移を見ると、輸出非実施企業は2001年度から2013年度を通して労働生産性の水準があまり変化していないが、輸出実施企業は2001年から順調に労働生産性が上昇していき、リーマン・ショックの影響により2009年の労働生産性は一時的に輸出非実施企業の労働生産性を下回ったが、その後は回復しており輸出非実施企業に比べて高水準で推移していることが分かります。

白書は、企業が稼ぐ力を強化していくためには、売上を拡大させるとともに費用を削減し、それにより収益力を向上させることが必要である。

輸出及び直接投資を実施した後の労働生産性の変化を確認することで、海外展開投資が労働生産性向上に寄与するかどうかを分析していく、とあります!

輸出を行っている企業は確かに元気なので、こういう結果になっても不思議には感じませんが、なぜそうなるのでしょうか。もう少し白書を読んでいきます!

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海外展開投資に効果はあるのか??

2016年10月11日 04時13分25秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)160ページ「第 2-3-2 図 TPP 協定のメリット例」をみましたが、今日は163ページ「第 2-3-3 図 海外展開投資による効果」をみます。

下図から輸出、直接投資(生産拠点)、直接投資(販売・サービス拠点)、インバウンド対応を行うことによる効果を見ると、全ての海外展開投資の種類において、「売上の拡大」、「海外の新市場・顧客の開拓」の順に効果を実感している企業の割合が高いことが分かります。

この結果について白書は、いずれの海外展開投資についても、海外展開投資を行うことで海外の顧客を獲得し、それにより売上が拡大しているためであると考えられる、とあります!

この図の意図は、企業が稼ぐ力を強化していくためには、売上を拡大させるとともに費用を削減し、それにより収益力を向上させることが必要であるが、海外展開投資と労働生産性についてはどのような相関があるのだろうか?ということです。

明日から、中小企業の海外展開投資の現状、海外展開投資を行うことにより得られる効果を見ていきます!

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TPPと中小企業のメリットとは?

2016年10月10日 04時46分50秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)156ページ「コラム 2-2-6 IT 人材不足に対する支援策」をみましたが、今日は160ページ「第 2-3-2 図 TPP 協定のメリット例」をみます。

白書は、中小企業の海外展開の実態について論じるにあたり、まずは2015年に合意されたTPP(環太平洋パートナーシップ)協定について概観したいとあり、その最期にメリットとして下図を示しています。

実際に始まってみないとよく分からないので、私のお客様の中には、TPPが待ち遠しいという方はいませんが、こういうメリットがあることも知っておくべきなのでしょうね!

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ITの専門家を呼びたい場合には・・・

2016年10月09日 06時07分17秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)155ページ「第 2-2-22 図 高収益、低収益別に見た外注により IT 人材を活用している割合」をみましたが、今日は156ページ「コラム 2-2-6 IT 人材不足に対する支援策」をみます。

「戦略的 CIO育成支援事業」とは、中長期的な経営戦略の実行のためにITを組織的に活用しようとする中小企業に、IT 経営に十分な知見と実績がある専門家を比較的長期間派遣し、経営戦略に基づくIT 化計画の策定及びその実施を支援するとともに、当該企業におけるIT人材を育成するために、独立行政法人中小企業基盤整備機構が実施している事業です。

この制度を利用したことがないので、詳細がよく分かりませんが、希望される場合には、最寄りの中小企業支援機関に相談されることを推奨します!

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ITはアウトソーシングし、残った時間を活用する!!

2016年10月08日 05時03分48秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)154ページ「第 2-2-21 図 IT 人材が不足している企業が抱える IT 人材育成の課題」をみましたが、今日は155ページ「第 2-2-22 図 高収益、低収益別に見た外注により IT 人材を活用している割合」をみます。

下表から、業務領域別に見た、社内雇用に加えて外注によりIT人材を活用している企業の割合を、高収益企業と低収益企業で比較したものを見ると、高収益企業の方が低収益企業に比べて、外
注によりIT人材を活用している企業の割合が高いことが分かかります。

ここまでを踏まえ白書は、中小企業は人材確保・人材育成が十分行われていないことが分かった。
しかし、高収益企業では、外注の活用によりこうしたIT人材不足を克服している様子も見受けられた。
少子高齢化、人口減少が今後ますます進むことにより、我が国の中小企業における人手不足はますます加速していくことは間違いないだろう。
他方で、ITをうまく活用して合理化を図ることができれば、人手不足を緩和することもできる。

外部環境が変化する中、中小企業は社内リソースのみでIT投資の実施を図るのではなく、必要に応じて外部のリソースも活用することで、積極的に自社に見合ったITを活用していくことも、今後の方法の一つであると考えられる、とあります。

何でも自分でやらないと気が済まないという経営者も少なくないと思いますが、ITはアウトソーシングし、そこで生み出された時間で経営を考えた方が良いということですね!!

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IT人材を育成する人材がいない。。。

2016年10月07日 04時24分21秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)153ページ「第 2-2-20 図 IT 人材が不足している企業が抱える IT 人材確保の課題」をみましたが、今日は154ページ「第 2-2-21 図 IT 人材が不足している企業が抱える IT 人材育成の課題」をみます。

下表から、IT人材育成における課題については、「指導・育成を行う能力のある社員が不足している」が最も高く、次いで「社員が多忙で教育を受ける時間が確保できない」、「指導・育成の手段やノウハウが乏しい」の順になっていることが分かります。

この結果について白書は、IT人材が不足している企業は、社内にITの指導ができる能力を有した社員がおらず、また人材育成のノウハウもなく、さらに業務多忙により人材育成にかける時間もないために、人材育成の取組が行えていないことが考えられる、とあります。

IT人材を社内で育成することができるのは、かなり経営資源に余裕がないと難しい、ということがこの結果からも再認識できますね!!

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必要とするIT人材像が分からない。。。

2016年10月06日 04時31分58秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)152ページ「第 2-2-19 図 IT 人材が確保されている企業が行っている IT 人材育成の取組状況」をみましたが、今日は153ページ「第 2-2-20 図 IT 人材が不足している企業が抱える IT 人材確保の課題」をみます。

下表から、IT人材確保における課題を見ると、「必要とする人材像が不明確」が最も高く、次いで「求める質の人材がいない」、「求める人材の数が少ない」の順になっていることが分かります。

この結果を踏まえ白書は、IT人材を確保しようと考えていても、質・量の両面で必要なIT人材がいないため、思うようにIT人材確保が進んでいないことが推察される、とあります。

確かにIT人材の確保は目的ではなく手段ですので、経営目標をしっかりと見定め、それに必要となる人材を確保せよということですね!!

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IT人材が見つけにくい場合は・・・?

2016年10月05日 04時02分53秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)152ページ「第 2-2-18 図 IT 人材が確保されている企業が行っている IT 人材確保の取組状況」をみましたが、今日は152ページ「第 2-2-19 図 IT 人材が確保されている企業が行っている IT 人材育成の取組状況」をみます。

下表から、IT人材育成の取り組みを見ると、IT人材が確保されている企業でも「IT人材育成は必要だが特に行っていない」と回答する企業の割合が31.3%と最も高くなっていることが分かります。

この結果について白書は、IT人材が確保できている企業は、様々な課題等を抱えているために、スキルアップさせるための人材育成の取組が十分に行えていないことが考えられる。

IT投資により利益率や生産性を向上させていくためには、導入したITを十分活用、運用していく必要がある。

そしてそのためには、技術を有した高度なIT人材が必要である。

自社で抱えるだけでなく、柔軟に、外注により高度なIT人材を活用することも、企業がIT活用により収益力を向上させるために必要ではないだろうか、とあります。

特に地方には技術を有した高度なIT人材が見つけにくいことから、インターネットを媒体にした外注の活用方法が重要になるということですね!!

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IT人材が確保されている企業の取り組みとは??

2016年10月04日 04時01分30秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)150ページ「第 2-2-16 図 業務領域別に見た IT 人材の活用方法」をみましたが、今日は152ページ「第 2-2-18 図 IT 人材が確保されている企業が行っている IT 人材確保の取組状況」をみます。

下表から、IT人材確保の取り組みを見ると、「ITに精通した社員の配置」の取組を行っている企業が最も多く、次いで「中途採用によるIT人材の採用」、「自社業務に精通した社員へのIT教育強化」の順になっていることが分かります。

この結果について白書は、このことより、IT投資を行う企業は、IT投資に伴いまず社内の従業員の配置換えを行い、次に中途採用によりIT人材を採用することでIT人材を確保している企業が多いことが推察される、とあります。

では、IT人材育成のために企業が行っている取組はどのようなものでしょうか。明日、見ていきます!!

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IT 人材を社内で雇用する理由は??

2016年10月03日 04時56分03秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)149ページ「第 2-2-15 図 業種別に見た IT 人材の充足度」をみましたが、今日は150ページ「第 2-2-16 図 業務領域別に見た IT 人材の活用方法」をみます。

下表から業務領域別に見た IT 人材の活用方法を見ると、IT人材が最も活用されている業務領域は「財務・会計」であり、次いで「販売・企画」、「社内の情報共有」、「調達・仕入」の順になっていることが分かります。

この結果について白書は、どの業種においても必要性が高い「財務・会計」、「人事・総務」といった業務分野においては、システムエンジニア、プロジェクトマネージャーといったシステム開発・運用を行うIT技術者、データサイエンティストといったデータ分析を行うIT技術者を社内で雇用するよりも、情報システム会社、フリーランスといった外部から外注により専門性の高いIT人材を活用している企業の割合がほかの業務領域に比べて高いことが分かる。

これらの結果より、製造業は開発・設計、生産等の業務領域において、卸売業・小売業等は調達・仕入、物流等の業務領域において、それぞれ他社との差別化を行うために、専門性の高いIT人材を社内で雇用している割合が高いことが考えられる。

他方で、どの業種においても必要な財務・会計といった業務領域では、他社との差別化も行う必要がないために、外注を活用したIT人材の活用が進んでいることが推察される、とあります。

IT人材を社内で雇用するかは否かは、他社と差別化を図る必要性の強さで判断するということですね!なるほど!!

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全体的にIT人材が不足している傾向にある。が・・・

2016年10月02日 04時30分00秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)147ページ「コラム 2-2-4 図 【IT 活用促進資金制度概要】」をみましたが、今日は149ページ「第 2-2-15 図 業種別に見た IT 人材の充足度」をみます。

下表からIT人材の充足度を業種別に見ると、IT人材が「十分確保されている」、「おおむね確保されている」と回答した企業の割合は、いずれの業種についても3割程度であることが分かります。

この結果について白書は、他方で、「やや不足している」、「とても不足している」と回答した企業の割合は、いずれの業種についても約5~6割であり、全体的にIT人材が不足している傾向にあることが分かる、とあります。

私もITシステムを受注することがありますが、自分には企画する能力はあるものの、システムを組むことはできないので、すべてネットを通じて知り合う外部のプロフェッショナルに依頼しています。

つまり、IT人材は外部に活路を求めることで、ボトルネックは解消されるということです!

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