中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

出国日本人数は横ばい状況にある!

2018年11月15日 05時15分45秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」27ページ「図表Ⅰ- 24 欧米及びアジア大洋州地域主要国における国際会議の規模別開催件数(2017年(平成29年))」をみましたが、今日は30ページ「コラム図表Ⅰ-4-1 訪日外国人旅行者数と出国日本人数の推移」をみます。

下図について白書は、出国日本人数は1970年代から右肩上がりに上昇してきたが、2000年代に入るとSARSやイラク戦争、リーマンショックによる世界的な景気後退などの影響もあり、概ね1,600~1,800万人の間で横ばいに推移しているところである。その結果、2015年(平成27年)には年間で45年ぶりに訪日外国人旅行者数が出国日本人数を上回り、現在その差が拡大している状況である、とあります。

この状況について白書はどのように考えているのでしょうか。明日、見ていきます!!

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大型国際会議を誘致していく!!

2018年11月14日 05時35分09秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」24ページ「図表Ⅰ- 20 世界及び地域別の国際会議開催件数の推移」をみましたが、今日は27ページ「図表Ⅰ- 24 欧米及びアジア大洋州地域主要国における国際会議の規模別開催件数(2017年(平成29年))」をみます。

下図から、欧米及びアジア大洋州地域主要国における、2017年(平成29年)の国際会議の規模別の開催件数を見ると、499人以下の中小規模の会議開催件数がおよそ8割を占めており、ほとんどの国が増加傾向にあることが分かります。

白書は、我が国は、2013年(平成25年)に閣議決定された「日本再興戦略」の中で、「2030年にはアジアNo.1の国際会議開催国としての不動の地位を築く」という目標を設定しており、厳しさを増す市場の中で、国際会議の誘致力を強化していくことが求められている。

特に、日本を含めアジア大洋州地域では前年からの増加率が高いため、競争の激しいアジア市場で我が国の目標を達成するためには、中小規模の国際会議を着実に誘致していくことが必要となる。

また、1,000人を超える大型国際会議は、世界全体でも開催件数があまり多くないが、経済波及効果が大きいことから、引き続き確実に我が国に誘致していくことが求められる、とあります。

1,000人を超える大型国際会議といえば、ラスベガスをイメージしてしまいますね。となると、カジノが有効なマグネットになっていくのでしょうね。

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国際会議開催件数、日本は世界7位!!

2018年11月13日 05時10分25秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」23ページ「コラム図表Ⅰ-3-3 1人当たり旅行支出額の費目別変動係数」をみましたが、今日は24ページ「図表Ⅰ- 20 世界及び地域別の国際会議開催件数の推移」をみます。

下図から、世界全体の国際会議の開催件数を見ると、増加傾向であることが分かります。

この結果について白書は、地域別の開催件数については、国際機関・学会の本部の多くが設置されている欧州が世界全体の約半数を占めており、前年比ではオセアニアと北米の開催件数の伸びが高い、とあります。

また、日本の国際会議開催件数は、2017年(平成29年)は414件で世界第7位となっています。


白書の通り、国際機関が多い欧米が多いのは納得できますが、アジアでは、今でも中国やシンガポールよりも日本が多いというのはさすがにアジア唯一の先進国ですね!!

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為替の変動は、「買物代」で調整している!!

2018年11月12日 05時17分41秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」23ページ「コラム図表Ⅰ-3-2 1人当たり旅行支出額の変動係数」をみましたが、今日は23ページ「コラム図表Ⅰ-3-3 1人当たり旅行支出額の費目別変動係数」をみます。

1人当たり旅行支出額について各国籍・地域の変動係数について費目別について白書は、「宿泊費」については、概ね各国籍・地域ともに、各国籍・地域通貨建ての変動係数が相対的に大きくなっており(差分がマイナス)、比較的為替の変動を「許容」し、自国通貨建てでの支出を柔軟に増減させている(円建てでは相対的に変動が小さい)、とあります。

この結果について白書は、宿泊費のような費目は必需品に近いような性質があるなど代替性が低いことが一因と考えられる。一方で、「買物代」については、総額の変動係数の差分が円建て>各国籍・地域通貨建て、となった国籍・地域(中国、香港、シンガポール、ドイツ)において、円建ての変動係数が各国籍・地域通貨建て変動係数を大きく上回る傾向があり、特に中国においてその傾向が強い。このことから、これらの国籍・地域においては、自国通貨建てで予算制約を考慮する度合いが比較的に強く、為替の変動に合わせて円建ての支出を柔軟に変動させ、特に、「買物代」で「調整」している度合いが比較的に強い傾向にあることが示唆される、とあります。

海外旅行に行ったときに、ちょっとでも円安になると、買い物を控えてしまいますよね。この結果は納得ですね!!
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外国人旅行者は為替変動の影響を受けていない!

2018年11月11日 05時00分00秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」22ページ「コラム図表Ⅰ-3-1 訪日外国人旅行者数と為替レートの相関」をみましたが、今日は23ページ「コラム図表Ⅰ-3-2 1人当たり旅行支出額の変動係数」をみます。

下図から、、2011 年(平成 23 年)4 - 6月期~2017 年(平成 29 年)10-12 月期の各四半期のデータを用いて、国籍・地域別の1人当たり旅行支出額について、円建て、各国籍・地域通貨建ての変動係数及び両者の差分をみると、中国、香港、シンガポール、ドイツ等において、円建ての変動係数が各国籍・地域通貨建ての変動係数を上回る傾向があり、中でも中国の差分が大きくなっていますが、韓国、ロシア、インドについては、各国籍・地域通貨建ての変動係数が大きくなっていることが分かります。

この分析の理由は、外国人が訪日旅行における具体的支出額を決定する際の為替レートの影響はどうか。これは、訪日外国人が訪日旅行の支出額を決定する際の「予算制約」をどちらの通貨(母国通貨か、それとも円か)で検討する割合が高いのか、と関連付けられるからとあります。要するに、変動係数が大きいということは、為替の影響は関係ないということですね!!

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外国人観光客の増加は為替が原因ではない!!

2018年11月10日 06時38分18秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」19ページ「コラム図表Ⅰ-2-11 国・地域別1人当たり旅行支出と平均泊数」をみましたが、今日は22ページ「コラム図表Ⅰ-3-1 訪日外国人旅行者数と為替レートの相関」をみます。

下図から、近年の訪日外国人旅行者数の増加に対する為替レートの影響を見ると、やや相関がみられる中国等の一部を除き、多くの国籍・地域では訪日外国人旅行者数と為替レートの変動には正の相関がなく、中には逆相関で有意となっているところもある(韓国、米国)ことが分かります。

この結果について白書は、近年の訪日外国人旅行者数の増加の背景には、為替レート以外の要因(例えば、近年のアジア諸国を中心とした経済発展による所得の向上や国際航空便数の増加、ビザの緩和といった政策効果等)が影響を与えていることが示唆される、とあります。

それこと、韓国と米国こそ、円安だから観光客が増えたと思っていましたが、そうでもないんですね。驚きましたね~!!

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東アジアのリピーターをターゲットにせよ!!

2018年11月09日 05時00分56秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」19ページ「コラム図表Ⅰ-2-9 訪日回数別今回したこと」をみましたが、今日は19ページ「コラム図表Ⅰ-2-11 国・地域別1人当たり旅行支出と平均泊数」をみます。

下図から、1人当たり旅行支出を国・地域別にみると、欧米豪が比較的高い傾向があるが、平均泊数を考慮すると、欧米豪と中国・韓国を除く他の国・地域で大きな差はみられないことが分かります。

この結果について白書は、訪日外国人旅行消費額の増加には、比較的1人当たり旅行支出が高い傾向にある欧米豪からの旅行者の掘り起こしとともに、概ね訪日回数が増えるほど1人当たり旅行支出が高くなる傾向にある東アジアのリピーターの更なる獲得が重要である、とあります。

東アジアのリピーターをターゲットにできないか検討せよ、ということですね~!!

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訪日回数が増えるほど「日本の酒を飲むこと」が多くなる!!

2018年11月08日 04時11分15秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」18ページ「コラム図表Ⅰ-2-7 訪日回数別1人当たり旅行支出」をみましたが、今日は19ページ「コラム図表Ⅰ-2-9 訪日回数別今回したこと」をみます。

下図から、日本滞在中の活動について、「今回したこと」と「次回したいこと」の選択率を訪日回数別にみると、「今回したこと」において、訪日初回は「テーマパーク」が高く、訪日回数が増えるほど「日本の酒を飲むこと」が高くなる傾向があることが分かります。

また白書は、「温泉入浴」は「今回したこと」、「次回したいこと」ともに高い。「スキー・スノーボード」、「スポーツ観戦」は、訪日回数にかかわらず、「今回したこと」の選択率が低いものの、「次回したいこと」では高くなっており、この傾向は、東アジア近隣4箇国・地域だけではなく、欧米豪でも同様である。

また、購入者単価と購入率では、娯楽サービス費の中で「スキーリフト・スキー用品レンタル」、「舞台鑑賞・スポーツ観戦」の単価が高く、購入率は低い。

この結果について白書は、「スキー・スノーボード」、「スポーツ観戦」は、ニーズがあり実施した際の単価が高い傾向にあるものの、訪日を重ねても体験に至っておらず、これらのニーズに応えることは訪日外国人旅行消費額の増加につながるとともに、訪日外国人旅行者の満足度を高め、次回以降の訪日意欲にも影響を与えると考えられる、とあります。

訪日回数が増えるほど「日本の酒を飲むこと」が高くなる。興味深い結果ですね~!!

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訪日回数が多い旅行者ほど、旅行支出が高くなる!!

2018年11月07日 04時10分14秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」17ページ「コラムⅠ-2-4 東アジア近隣4箇国・地域の訪日回数別構成比」をみましたが、今日は18ページ「コラム図表Ⅰ-2-7 訪日回数別1人当たり旅行支出」をみます。

下図から、訪日回数別に1人当たり旅行支出をみると、概ね訪日回数が多い旅行者の旅行支出が高く、特に訪日回数 10 回以上の値を1回目と比較すると、2~4割高いことが分かります。

この結果について白書は、旅行中の訪問地では、韓国、台湾及び香港において訪日回数が増えるほど地方訪問率が高くなり、台湾、香港及び中国は訪日回数が増えるほど訪れる地域に広がりがみられる。

これらのことから、訪日回数が特に多い層では1人当たり旅行支出額が高く、地方部へ多く訪れていることがわかり、リピーターの増加は、訪日外国人旅行消費額や地方を訪問する訪日外国人旅行者数の増加に寄与すると考えられる、とあります。

先週、世界遺産となった五島列島の福江島に行ったのですが、東京からの旅費を考えると、沖縄や北海道の方がお値打ち感はあるのですが、海のキレイさは想像以上でしたね。ここはトライアスロンも開催されるので、また行ってみたいですね!!

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10 回以上訪れるリピーターが多い!!

2018年11月06日 04時56分15秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」17ページ「コラムⅠ-2-1 訪日リピーター割合の推移」をみましたが、今日は17ページ「コラムⅠ-2-4 東アジア近隣4箇国・地域の訪日回数別構成比」をみます。

下図から、観光・レジャー目的の訪日外国人旅行者について、リピーター数のシェアを国籍・地域別にみると、韓国 30%、台湾 25%、中国 18%、香港 13%と、これら近隣の東アジア4箇国・地域でリピーター全体の86%を占めていることが分かります。

この結果を踏まえ白書は、割合が大きい東アジア近隣4箇国・地域のリピーターについて詳細をみる。訪日回数別の割合では、韓国は約6割、台湾及び香港は約8割が訪日回数2回以上のリピーターであるのに対し、中国は約6割が初めての訪問者であり、今後、更にリピーターを獲得する余地が大きい市場である。また、香港の 20%、台湾の 15%、韓国の9%が訪日 10 回以上であり、何度も日本を訪れるリピーターが多くいることがわかる。

訪日回数別に年代と世帯年収の構成比をみると、訪日回数の増加に伴い、年代は 30 代以上の割合が大きくなり、世帯年収は比較的所得の高い世帯の割合が大きくなる、とあります。

どんなに好きな店でも10 回以上通うのはよほどの理由がありますよね。ヘビロテしてくれる訪日外国人は大事にしないといけませんね!

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訪日外国人旅行者、リピーターが6割を占める!!

2018年11月05日 04時42分12秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」16ページ「コラムⅠ-6 訪日外国人旅行の日本滞在中の活動」をみましたが、今日は17ページ「コラムⅠ-2-1 訪日リピーター割合の推移」をみます。

下図について白書は、、2017 年(平成 29 年)の訪日外国人旅行者数は 2,869 万人と、2012 年(平成 24 年)と比較すると5年間で約 3.5 倍に増加した。訪日外国人消費動向調査によると、訪日回数2回目以上のリピーターがそのうち 61.4%を占める。訪日外国人旅行者数に占めるリピーターの割合は、近年ほぼ横ばいで推移しているが、訪日外国人旅行者数の増加に伴い、リピーター数も大きく増加し、2017 年(平成 29 年)は 1,761万人程度と推計される、とあります。

これを踏まえ、白書は、急増する訪日リピーターの行動や消費動向について分析する、とあるので、明日から、見ていきましょう!!

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「スキー・スノーボード」は次回のお楽しみ!!

2018年11月04日 05時38分04秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」15ページ「コラムⅠ-3 娯楽サービス費 費目別購入率の推移」をみましたが、今日は16ページ「コラムⅠ-6 訪日外国人旅行の日本滞在中の活動」をみます。

下図から、訪日外国人消費動向調査で「訪日前に期待していたこと」、「今回したこと」、「次回したいこと」を見ると、「スキー・スノーボード」、「スポーツ観戦」といった娯楽サービスの項目の選択率について、「訪日前に期待していたこと」より「今回したこと」が低くなる一方で、「次回したいこと」が最も高くなるという関係となっていることが分かります。

この結果について白書は、「訪日前に期待していたが今回できなかったので次回したい」、「訪日前に期待していたことをできる機会があればしていた」とも読み取れる。このことから、訪日外国人旅行者による娯楽サービスの体験志向は強く、今後は、そのニーズにいかに応えていくかが更なる満足度の向上やリピーター獲得への重要な要素となろう。

また、諸外国の訪日外国人観光客消費に占める娯楽サービスの割合と比較しても、今後娯楽サービス消費が更に伸びる余地があるように見受けられる。また、娯楽サービス消費の増加は、それに付随する宿泊・飲食・交通等他の費目の消費にもつながり、1人当たり旅行支出額を押し上げる効果も期待される。このため、「コト消費」を求める訪日外国人旅行者のニーズに応えることは、訪日外国人旅行消費額全体の拡大に向けて重要な要素になる、とあります。

アメリカで大リーグを見たいって思って、念願が叶って、アメリカを訪れる機会があっても、ホームで試合がない、日本人が出場しない等、なかなかうまくタイミングが合わなかったことが記憶にありますね。こういうフラストレーションが次回訪問の理由となるのでしょうね。また日本人の集客で苦戦しているスキー場は地道な情報発信を継続すべきと言うことも検討すべきという結果ですね!!

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地方はオーストラリア人やフランス人を攻めるべし!!

2018年11月03日 05時00分25秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」15ページ「コラムⅠ-1 訪日外国人旅行者の娯楽サービス費消費動向」をみましたが、今日は15ページ「コラムⅠ-3 娯楽サービス費 費目別購入率の推移」をみます。

下図から娯楽サービス費購入率を詳細な費目別にみると、「美術館・博物館・動物園・水族館」、「ゴルフ場・テーマパーク」が高く、年々上昇していることが分かります。

国籍・地域別では、オーストラリアが最も高く、次いでフランス、英国、米国と欧米豪で高くなっている。また、比較的低い傾向があった中国でも 2017 年(平成 29
年)は 2014 年(平成 26 年)と比較して倍増するなどアジア諸国・地域でも上昇傾向にある。

また、「ゴルフ場・テーマパーク」、「スキーリフト・スキー用品レンタル」ではオーストラリアが最も高く、「美術館・博物館・動物園・水族館」ではフランスとスペインが高くなるなど、選択する娯楽サービスに国籍・地域別の特徴がみられる、とあります。

個人ではなく出身地によって好みがまとまる傾向にあることが興味深いですね。自然が豊かな地域はオーストラリア人やフランス人を念頭に置いて見ると良いのかもしれませんね!!

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コト消費が1.7 倍に拡大している!!

2018年11月02日 04時53分22秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」14ページ「図表 Ⅰ-19 旅行収支、訪日外国人旅行者数と日本人出国者数の推移 」をみましたが、今日は15ページ「コラムⅠ-1 訪日外国人旅行者の娯楽サービス費消費動向」をみます。

下図について白書は、訪日外国人旅行消費額全体に占める娯楽サービス費の割合は、2015 年(平成 27 年)以降3年連続で拡大し 2017 年(平成 29 年)は 3.3%となった。また、娯楽サービス費を「購入率」でみると、2012 年(平成 24 年)には 21.5%であったが、2017 年(平成 29 年)は 35.7%と約 1.7 倍に拡大しており、「コト消費」の増加が読み取れる、とあります。

この結果について白書は、近年、報道などでよく耳にするようになった「モノ消費」と「コト消費」。モノを所有することに価値を見出す、欲しいモノを買うことが目的の消費を「モノ消費」、商品やサービスを購入したことで得られる体験に価値を見出す、何かをするコトが目的の消費を「コト消費」とされているようだ。

訪日外国人旅行者の「モノ消費」と「コト消費」の動向を訪日外国人消費動向調査の結果から読み取れるだろうか。当該調査では消費額の費目を「宿泊費」、「飲食費」、「交通費」、「娯楽サービス費」、「買物代」に分けている。昨今のコト消費商品の広がりから「コト消費」要素の強い買物なども生じており、費目ごとに「モノ消費」、「コト消費」を一概に分類することはできないが、「コト消費」の要素が最も強い「娯楽サービス費」に着目し分析する、とあります。

「モノ」より「コト」消費は地域活性化の切り口となるので、読み進んでいきましょう!!

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旅行収支は2013年まで赤字だった!!

2018年11月01日 05時00分00秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」13ページ「図表 Ⅰ-18 国籍・地域別にみる訪日外国人1人当たり費目別旅行支出(2017 年(平成 29 年)) 」をみましたが、今日は14ページ「図表 Ⅰ-19 旅行収支、訪日外国人旅行者数と日本人出国者数の推移 」をみます。

下図について白書は、こうした訪日旅行の好調な状況を背景に、国際収支における旅行収支は改善し、2015 年(平成 27 年)に暦年としては 1962 年(昭和 37 年)以来 53 年ぶりに黒字(1兆 902 億円)に転化し、2017 年(平成 29 年)は過去最大であった前年(1兆 3,267 億円)からさらに黒字幅を拡大し、1兆 7,809 億円の黒字となった、とあります。

旅行収支の赤字はバブル期だけかと思っていましたが、つい最近まで赤字だったのですね~!!

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