顕正会員のブログ“厳虎独白”に出没している学会員・沖浦氏は、しきりに自分の“功徳”を公表し、それを他の投稿者や閲覧者にも勧めている。
“顕正会info”の管理者ミミ氏の記事を読ませて頂いて、どうもそれは学会の体質であり、沖浦氏はその先鋭者であると考えられる。
私はそんな功徳自慢はするべきではないと考えているタイプなので、沖浦氏の主張には賛同しかねるが、たまになら私もそういう話をしても良いのかなと思った。
いや、私自身はそれを功徳だとは思っていない。
だが、自分では功徳と思っていなくても、人から見れば功徳と思われることもあるのだと思ったことがあったのだ。
実は今日、仕事先から現住所の社員寮に帰って来た際、食堂に後輩が2人いた。
2人の勤務先は別々で、たまにイベント警備などの臨時警備があると一緒に仕事をすることがあるくらい。
で、そんな私はその後輩達とはまた違う現場であるが、やはりかつては一緒の現場で仕事をしたことがあるし、今でも臨時警備で一緒になることがある。
そんな顔なじみである。
後輩Aは後輩Bから、私が資格試験に合格したことを聞いたらしい。
後輩A:「ユタ先輩、施設2級おめでとうございます〜」
私:「ああ、ありがとう」
後輩A:「これでユタさんも隊長っスね!」
因みに私は入社してこの方、役職に就いたことは1度も無い。
私:「さあ、どうだかねぇ……」
後輩B:「今の現場にいるうちはダメだよ。だって、担当部長がCだもん」
後輩A:「えっ、何で?」
私:「俺は課長や部長に尻尾を振らないから、その方面の人達からは嫌われてるからね」
私は猫型人間のようで、必要以上に低姿勢になる必要は無いと思っている。
犬型人間の尻尾振り、揉み手、面従腹背ぶりには笑わせてもらっている。
で、弊社の課長・部長の大半が犬型人間で出世したクチだから、私のような猫型人間は嫌いらしい。
後輩B:「ユタさんが昔、窓際部隊に行った時、C副部長、リストラの候補に挙げてたってよ」
後輩A:「マジで!?そっから国家資格持ちにまで上がったんだから、凄いじゃないスか!」
私:「だからこそ面白くないんだよ。一時期リストラ候補に挙げていたヤツが、出世の材料を手に入れてしまった。それで本当に出世させてしまうと、C副部長の立場が危うくなる。そういう材料が手に入るようなヤツを、どうしてリストラ候補に挙げたんだって、更に上の人達から問われる恐れがある」
後輩A:「へえ……」
後輩B:「だからC副部長の担当現場にいる間、絶対にユタさんは出世できないの」
後輩A:「え、でも、ユタさん、他に資格は持ってるんですよね?防火管理者(甲種)、防災センター要員、上級救命……」
私:「あるよ」
後輩A:「昇格試験にも合格してるんですよね?」
私:「してるよ」
大きく頷く私。
役職には抜擢されていないが、その為の階級昇格試験にだけは合格しており、階級だけは“長”の付く階級である。
後輩A:「何だかユタさんが羨ましいっス。てか、功徳ですよね?」
私:「何で?」
後輩A:「だって俺、ほとんど資格なんて持ってないのに、副隊長やらされてるんスよ!?」
私:「それだけ課長・部長から好かれてるってことじゃないか」
後輩A:「資格も何も持ってないのに、役職だけやらされて責任押し付けられて、たまったもんじゃないスよ!」
私:「これも勉強だよ。若いうちから役職に就いておけば、将来必ずその経験が役に立つ」
後輩A:「いや、でも……!」
後輩B:「まあ、俺も班長やらされてるけど、Aはプロパー、俺は元自衛官だから早めに出世させてもらっただけで、ある意味、ユタさんの『高等遊民』が羨ましいです。確かに、仏法の功徳ってヤツかもしれないです」
私:「んん?」
後輩B:「いや、バカにしてるんじゃなくて、マジな話です。ユタさん、役職には就いてなくても、資格手当と階級手当はしっかりもらってるんでしょう?」
私:「そういう規則だからな。『役職に就かないと、手当やらんよ』という社内規則は無い」
後輩A:「そこっスよ。手当だけはしっかりもらって、責任は取らなくていいなんて羨ましいっス」
私:「『社内高等遊民』が功徳か。本来、そんなのリストラ候補なんだけどな」
だが、警備業界において、それは恐らく無い。
何故ならトラック業界、バス業界も取り上げられたが、警備業界も慢性的な人手不足である。
ましてや上司達からは嫌われていたとて、資格持ちは更に貴重な存在。
現場間で資格持ちを取り合いっこしているどころか、私はまだ2級しか持っていないので経験は無いが、更に上の1級持ちにあっては、他社からのヘッドハンティングが横行しているという話を聞いた。
つまり、私のことは嫌いでも、首を切れないのである。
だから、『高等遊民』でいられるのだが。
もちろん、だからといってサボることはなく、ちゃんとヒラならヒラとして、ベテランの10年選手として、私になりに真面目に業務に取り組んでいるつもりなので念の為。
直属の隊長からは、
「あのC副部長が飛ばされたら、すぐにユタを班長か副隊長にするよう、新しい担当者に打診してやるからな」
と、言ってくれてるし。
ま、別に今の立場でも十分楽しくやれているので、別にいいんだけどね。
今の立場が、他人から見れば『功徳』に見えるという、自分では自覚していない現証もあるということをお話しさせて頂きました。
“顕正会info”の管理者ミミ氏の記事を読ませて頂いて、どうもそれは学会の体質であり、沖浦氏はその先鋭者であると考えられる。
私はそんな功徳自慢はするべきではないと考えているタイプなので、沖浦氏の主張には賛同しかねるが、たまになら私もそういう話をしても良いのかなと思った。
いや、私自身はそれを功徳だとは思っていない。
だが、自分では功徳と思っていなくても、人から見れば功徳と思われることもあるのだと思ったことがあったのだ。
実は今日、仕事先から現住所の社員寮に帰って来た際、食堂に後輩が2人いた。
2人の勤務先は別々で、たまにイベント警備などの臨時警備があると一緒に仕事をすることがあるくらい。
で、そんな私はその後輩達とはまた違う現場であるが、やはりかつては一緒の現場で仕事をしたことがあるし、今でも臨時警備で一緒になることがある。
そんな顔なじみである。
後輩Aは後輩Bから、私が資格試験に合格したことを聞いたらしい。
後輩A:「ユタ先輩、施設2級おめでとうございます〜」
私:「ああ、ありがとう」
後輩A:「これでユタさんも隊長っスね!」
因みに私は入社してこの方、役職に就いたことは1度も無い。
私:「さあ、どうだかねぇ……」
後輩B:「今の現場にいるうちはダメだよ。だって、担当部長がCだもん」
後輩A:「えっ、何で?」
私:「俺は課長や部長に尻尾を振らないから、その方面の人達からは嫌われてるからね」
私は猫型人間のようで、必要以上に低姿勢になる必要は無いと思っている。
犬型人間の尻尾振り、揉み手、面従腹背ぶりには笑わせてもらっている。
で、弊社の課長・部長の大半が犬型人間で出世したクチだから、私のような猫型人間は嫌いらしい。
後輩B:「ユタさんが昔、窓際部隊に行った時、C副部長、リストラの候補に挙げてたってよ」
後輩A:「マジで!?そっから国家資格持ちにまで上がったんだから、凄いじゃないスか!」
私:「だからこそ面白くないんだよ。一時期リストラ候補に挙げていたヤツが、出世の材料を手に入れてしまった。それで本当に出世させてしまうと、C副部長の立場が危うくなる。そういう材料が手に入るようなヤツを、どうしてリストラ候補に挙げたんだって、更に上の人達から問われる恐れがある」
後輩A:「へえ……」
後輩B:「だからC副部長の担当現場にいる間、絶対にユタさんは出世できないの」
後輩A:「え、でも、ユタさん、他に資格は持ってるんですよね?防火管理者(甲種)、防災センター要員、上級救命……」
私:「あるよ」
後輩A:「昇格試験にも合格してるんですよね?」
私:「してるよ」
大きく頷く私。
役職には抜擢されていないが、その為の階級昇格試験にだけは合格しており、階級だけは“長”の付く階級である。
後輩A:「何だかユタさんが羨ましいっス。てか、功徳ですよね?」
私:「何で?」
後輩A:「だって俺、ほとんど資格なんて持ってないのに、副隊長やらされてるんスよ!?」
私:「それだけ課長・部長から好かれてるってことじゃないか」
後輩A:「資格も何も持ってないのに、役職だけやらされて責任押し付けられて、たまったもんじゃないスよ!」
私:「これも勉強だよ。若いうちから役職に就いておけば、将来必ずその経験が役に立つ」
後輩A:「いや、でも……!」
後輩B:「まあ、俺も班長やらされてるけど、Aはプロパー、俺は元自衛官だから早めに出世させてもらっただけで、ある意味、ユタさんの『高等遊民』が羨ましいです。確かに、仏法の功徳ってヤツかもしれないです」
私:「んん?」
後輩B:「いや、バカにしてるんじゃなくて、マジな話です。ユタさん、役職には就いてなくても、資格手当と階級手当はしっかりもらってるんでしょう?」
私:「そういう規則だからな。『役職に就かないと、手当やらんよ』という社内規則は無い」
後輩A:「そこっスよ。手当だけはしっかりもらって、責任は取らなくていいなんて羨ましいっス」
私:「『社内高等遊民』が功徳か。本来、そんなのリストラ候補なんだけどな」
だが、警備業界において、それは恐らく無い。
何故ならトラック業界、バス業界も取り上げられたが、警備業界も慢性的な人手不足である。
ましてや上司達からは嫌われていたとて、資格持ちは更に貴重な存在。
現場間で資格持ちを取り合いっこしているどころか、私はまだ2級しか持っていないので経験は無いが、更に上の1級持ちにあっては、他社からのヘッドハンティングが横行しているという話を聞いた。
つまり、私のことは嫌いでも、首を切れないのである。
だから、『高等遊民』でいられるのだが。
もちろん、だからといってサボることはなく、ちゃんとヒラならヒラとして、ベテランの10年選手として、私になりに真面目に業務に取り組んでいるつもりなので念の為。
直属の隊長からは、
「あのC副部長が飛ばされたら、すぐにユタを班長か副隊長にするよう、新しい担当者に打診してやるからな」
と、言ってくれてるし。
ま、別に今の立場でも十分楽しくやれているので、別にいいんだけどね。
今の立場が、他人から見れば『功徳』に見えるという、自分では自覚していない現証もあるということをお話しさせて頂きました。