エレーナ・マーロン:
ウクライナ出身の魔道師。
所属はダンテ門流ポーリン組。
年齢不詳で本人は稲生よりも年下だと言っているが、稲生からは年上だと思われている(割には基本的に礼儀正しい稲生が、タメ口を聞いている)。
ウェーブの掛かったセミロングの金髪に、緑色の瞳が特徴。
白いブラウスの上に黒いベストを着用し、赤いリボンタイに下は黒いスカートをはいている。
外出する時には、白いリボンの巻かれた黒い中折れ帽を被る。
ホウキに跨って空を飛ぶ能力を持っており、それでよく『魔女の宅急便』の仕事をしている。
使い魔は黒猫だったりと、ベタな魔女の法則通りだが、ダンテ門流における『魔女』の定義は成していないという(人間時代に処女を強奪されていない為)。
マリアと違い、処女である(本人談)。
その為、同門の魔女達とは一線を画している。
基本的に他の魔女とつるむことは無かったが、マリアとは交流がある。
かつてはイリーナとポーリンが仲違いしていたこともあって、マリアを敵視し、敵対していた。
得意な魔法は空を飛ぶだけでなく、他人へ化ける、風説を流布する、黒猫を使った謀略などがある。
それらを駆使してマリアを追い詰めたが、詰めの甘い所が目立ち、最後には失敗していた。
その後、イリーナとポーリンが『ケンカするほど仲が良い』関係であったことが露呈し、マリアと敵対する理由も無くなったことから、今では友好関係にある。
東京都江東区森下の安ホテルで住み込みで働いている。
ホテルのオーナーは普通の人間だが、何らかの理由でダンテ一門と関わりがあるもよう(山田テーラー等と同じく、『協力者』ではないかとの見方が強い)。
マリアと敵対していた頃の飛行能力は『埼京線の通勤快速と同等』(つまり時速90キロ)程度であったが、今では『中距離電車と同等』ということから、時速120キロくらいまで最高速度を上げることができているらしい。
目標は“成田スカイアクセス”超え(つまり、時速160キロ)。
そんなに速く飛んで大丈夫かと思われるが、飛行する時はゴーグルを着用し、黒猫にGPSを携帯させるなど、妙に現実的な装備である。
ヤンデレやメンヘラの多い魔女達の中において、比較的明るく、常識人。
魔法を使わなくとも、日本語を含めた多言語が喋れるマルチリンガル。
その為、バックパッカーの多い勤務先のホテルでは重用されている。
人間時代は、政情不安なウクライナのストリートチルドレンだった。
性暴力は受けていなかったが、薬物中毒ではあったらしい。
弟子候補を探していたポーリンに拾われ、それ以来、弟子となる。
時折、ナメたマネを師匠に対して行うマリアとは違い、純粋に師匠を慕っている。
弟子入りの儀式は、中毒になった薬物を抜く為の魔法による苦痛に耐え抜くことであったらしい。
モデルは“東方Project”音楽CDに登場する宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーンを足して2で割った感じなのだが、いざ蓋を開けてみると霧雨【以下略】。
2016年度からマスターに昇格するはずだったが、ジルコニアやウェンディらの引き起こした騒乱に、消極的ながら協力した廉で保留となっている。
ポーリン・ルシフェ・エルミラ:
ダンテ門流の大魔道師(グランドマスター)。
イリーナより先にダンテに弟子入りした為、イリーナの姉弟子に当たる。
出身地と生育地は不明だが、ポーリンとは英語圏の国の女性の名前である為、恐らくイギリスではないかと見られる。
生真面目な性格で、最初は新しくできた妹弟子のイリーナを可愛がっていたが、イリーナがその修行を投げ出して行方不明になり、ダンテを失意に落とさせたことから軽蔑するようになる。
その後、戻ってきたイリーナが自力でマスターになったことから、表立って批判することは無かったが、一方的なイリーナの馴れ馴れしい態度には閉口した。
あまり調子に乗るイリーナに折檻しようと、世界中を追い回したこともある。
江戸時代の日本に来日したことがあり、その時は巫女のさくらに化けて、威吹を襲ったことがある。
その理由は明らかにされていないが、イリーナが日本に立ち寄っていた為、イリーナを追い詰める作戦の1つだったのではないかとされる。
おかげで、威吹の人生に大きく影を落とすことになった為、威吹が魔道師を嫌う理由を作った張本人でもある。
尚、このことについて本人は謝罪も何もしていない。
薬師系の魔道師であり、魔法薬の研究・開発・製造を一貫して行っている。
魔界にも専用の研究所を設けていたほど。
普段は魔法力(MP)の節約の為、老婆の姿をしている。
外出する時には若返る。
エレーナに人間界での独り修行を命じたが、『魔女の宅急便』ばかりやっていることは良く思っていない。
現在はアルカディア王国の宮廷魔導師に就任しており、人間界に現れることはまず無い。
イリーナから『姉さん』と呼ばれることがあるが、もちろん血が繋がっているわけではない。
馴れ馴れしい態度だと思って、ポーリンはそう呼ばれるのは嫌っている。
最近になって、リリアンヌを新たに弟子とした。
普段からローブに付いているフードを深く被っている為、容姿はよく分からないが、金髪ロングを三つ編みにしている。
アナスタシア・ベレ・スロネフ:
ダンテ門流の大魔道師(グランドマスター)。
ロシアのサンクトペテルブルク(旧称、レニングラード)出身。
門内では最多の弟子数を抱える。
それは偏に彼女のカリスマ性もあるのだが、自己顕示欲の強さもあると見られる。
黒髪のショートボブに緑色の瞳が特徴。
稲生の潜在的能力に目をつけ、イリーナ組の所で腐らせるのは惜しいと考えている(イリーナ的には腐らせているのではなく、発酵させているとのこと)。
稲生を立派な大魔道師に育て上げられるのは自分しかいないと自負し、何度も稲生に対して強引な勧誘を行っている。
その為、別にイリーナ憎しでイリーナ組を攻撃しているわけではない。
最多の弟子数をただ単にステータスとして抱えているわけではなく、ちゃんと1人も脱落者を出すことなく育成していることから、それの才能も長けているもよう。
従って、稲生を立派な魔道師に育て上げられるという自信については、けして自意識過剰ではないだろう。
但し、強引な勧誘ぶりについては大師匠ダンテも閉口し、ついには中止命令を出されるなどの注意をされてしまった。
普段は黒いドレスコートに、白いローブを羽織っている。
尚、アナスタシア組の弟子達には男女問わず、黒いスーツまたはブレザーを着用させている。
イリーナとはポーリンよりも仲が良く(恐らくイリーナが修行を抜け出した後に入門したからか)、実はたまにマリアの屋敷にやってきては、一緒にお茶をしたりしている。
ウクライナ出身の魔道師。
所属はダンテ門流ポーリン組。
年齢不詳で本人は稲生よりも年下だと言っているが、稲生からは年上だと思われている(割には基本的に礼儀正しい稲生が、タメ口を聞いている)。
ウェーブの掛かったセミロングの金髪に、緑色の瞳が特徴。
白いブラウスの上に黒いベストを着用し、赤いリボンタイに下は黒いスカートをはいている。
外出する時には、白いリボンの巻かれた黒い中折れ帽を被る。
ホウキに跨って空を飛ぶ能力を持っており、それでよく『魔女の宅急便』の仕事をしている。
使い魔は黒猫だったりと、ベタな魔女の法則通りだが、ダンテ門流における『魔女』の定義は成していないという(人間時代に処女を強奪されていない為)。
マリアと違い、処女である(本人談)。
その為、同門の魔女達とは一線を画している。
基本的に他の魔女とつるむことは無かったが、マリアとは交流がある。
かつてはイリーナとポーリンが仲違いしていたこともあって、マリアを敵視し、敵対していた。
得意な魔法は空を飛ぶだけでなく、他人へ化ける、風説を流布する、黒猫を使った謀略などがある。
それらを駆使してマリアを追い詰めたが、詰めの甘い所が目立ち、最後には失敗していた。
その後、イリーナとポーリンが『ケンカするほど仲が良い』関係であったことが露呈し、マリアと敵対する理由も無くなったことから、今では友好関係にある。
東京都江東区森下の安ホテルで住み込みで働いている。
ホテルのオーナーは普通の人間だが、何らかの理由でダンテ一門と関わりがあるもよう(山田テーラー等と同じく、『協力者』ではないかとの見方が強い)。
マリアと敵対していた頃の飛行能力は『埼京線の通勤快速と同等』(つまり時速90キロ)程度であったが、今では『中距離電車と同等』ということから、時速120キロくらいまで最高速度を上げることができているらしい。
目標は“成田スカイアクセス”超え(つまり、時速160キロ)。
そんなに速く飛んで大丈夫かと思われるが、飛行する時はゴーグルを着用し、黒猫にGPSを携帯させるなど、妙に現実的な装備である。
ヤンデレやメンヘラの多い魔女達の中において、比較的明るく、常識人。
魔法を使わなくとも、日本語を含めた多言語が喋れるマルチリンガル。
その為、バックパッカーの多い勤務先のホテルでは重用されている。
人間時代は、政情不安なウクライナのストリートチルドレンだった。
性暴力は受けていなかったが、薬物中毒ではあったらしい。
弟子候補を探していたポーリンに拾われ、それ以来、弟子となる。
時折、ナメたマネを師匠に対して行うマリアとは違い、純粋に師匠を慕っている。
弟子入りの儀式は、中毒になった薬物を抜く為の魔法による苦痛に耐え抜くことであったらしい。
モデルは“東方Project”音楽CDに登場する宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーンを足して2で割った感じなのだが、いざ蓋を開けてみると霧雨【以下略】。
2016年度からマスターに昇格するはずだったが、ジルコニアやウェンディらの引き起こした騒乱に、消極的ながら協力した廉で保留となっている。
ポーリン・ルシフェ・エルミラ:
ダンテ門流の大魔道師(グランドマスター)。
イリーナより先にダンテに弟子入りした為、イリーナの姉弟子に当たる。
出身地と生育地は不明だが、ポーリンとは英語圏の国の女性の名前である為、恐らくイギリスではないかと見られる。
生真面目な性格で、最初は新しくできた妹弟子のイリーナを可愛がっていたが、イリーナがその修行を投げ出して行方不明になり、ダンテを失意に落とさせたことから軽蔑するようになる。
その後、戻ってきたイリーナが自力でマスターになったことから、表立って批判することは無かったが、一方的なイリーナの馴れ馴れしい態度には閉口した。
あまり調子に乗るイリーナに折檻しようと、世界中を追い回したこともある。
江戸時代の日本に来日したことがあり、その時は巫女のさくらに化けて、威吹を襲ったことがある。
その理由は明らかにされていないが、イリーナが日本に立ち寄っていた為、イリーナを追い詰める作戦の1つだったのではないかとされる。
おかげで、威吹の人生に大きく影を落とすことになった為、威吹が魔道師を嫌う理由を作った張本人でもある。
尚、このことについて本人は謝罪も何もしていない。
薬師系の魔道師であり、魔法薬の研究・開発・製造を一貫して行っている。
魔界にも専用の研究所を設けていたほど。
普段は魔法力(MP)の節約の為、老婆の姿をしている。
外出する時には若返る。
エレーナに人間界での独り修行を命じたが、『魔女の宅急便』ばかりやっていることは良く思っていない。
現在はアルカディア王国の宮廷魔導師に就任しており、人間界に現れることはまず無い。
イリーナから『姉さん』と呼ばれることがあるが、もちろん血が繋がっているわけではない。
馴れ馴れしい態度だと思って、ポーリンはそう呼ばれるのは嫌っている。
最近になって、リリアンヌを新たに弟子とした。
普段からローブに付いているフードを深く被っている為、容姿はよく分からないが、金髪ロングを三つ編みにしている。
アナスタシア・ベレ・スロネフ:
ダンテ門流の大魔道師(グランドマスター)。
ロシアのサンクトペテルブルク(旧称、レニングラード)出身。
門内では最多の弟子数を抱える。
それは偏に彼女のカリスマ性もあるのだが、自己顕示欲の強さもあると見られる。
黒髪のショートボブに緑色の瞳が特徴。
稲生の潜在的能力に目をつけ、イリーナ組の所で腐らせるのは惜しいと考えている(イリーナ的には腐らせているのではなく、発酵させているとのこと)。
稲生を立派な大魔道師に育て上げられるのは自分しかいないと自負し、何度も稲生に対して強引な勧誘を行っている。
その為、別にイリーナ憎しでイリーナ組を攻撃しているわけではない。
最多の弟子数をただ単にステータスとして抱えているわけではなく、ちゃんと1人も脱落者を出すことなく育成していることから、それの才能も長けているもよう。
従って、稲生を立派な魔道師に育て上げられるという自信については、けして自意識過剰ではないだろう。
但し、強引な勧誘ぶりについては大師匠ダンテも閉口し、ついには中止命令を出されるなどの注意をされてしまった。
普段は黒いドレスコートに、白いローブを羽織っている。
尚、アナスタシア組の弟子達には男女問わず、黒いスーツまたはブレザーを着用させている。
イリーナとはポーリンよりも仲が良く(恐らくイリーナが修行を抜け出した後に入門したからか)、実はたまにマリアの屋敷にやってきては、一緒にお茶をしたりしている。