伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

(仮)佐倉西部自然公園 ミニ観察会 この指とまれ

2011-06-17 08:00:00 | (仮)佐倉西部自然公園

Sさんより
霧の朝    畔田谷津から見ると手繰川方面の水田に朝日が写っています。
       6月は日が長いので早起きすると一日が有効に使えます。

佐倉市やお近くにお住まいの皆さん

佐倉東邦病院、佐倉西高裏手に広がる(仮)佐倉西部自然公園で観察会があります。
毎月第3土曜日 9時~11時
晴れても雨天でも、雪の日も、たとえ嵐の日も(?)案内をしてくださるSさん
気が向いたらどうぞ、という緩やかな観察会。
3年間続いています。

自然観察員の方たちがいつも一緒なので、鳥の事、キノコの事、虫の事、木の事、花の事など四季折々いろんなことに話題満載です。
明日、参加するとSさんに会えます。

Sさんからのご案内です
6月18日(土)9時より定例のミニ観察会を開きます。
先日の下見では巨大なキノコや、面白い形のキノコ(添付写真)が見られました。
トンボなどの昆虫も活動が盛んな時期だと思います。雨具、飲み物、汗ふきも必需品です。
集合は佐倉西高野球グランド近くの駐車場
会費 100円
事前申し込み不要の自由参加です。
畔田谷津の生命を見守る会



サンコタケ  梅雨時に発生するキノコは意外と多い。三鈷とは仏具の一種です。
       三鈷杵(さんこしょ)で検索すると名前の由来が分かります

今年も農薬の空散の時期がきた 放射能とネオニコチノイドと

2011-06-16 21:09:09 | 化学物質過敏症
また今年も農薬をラジコンヘリコプターで散布する時期が来た。
市の広報には必ず今の時期「ヘリ防」のお知らせが載る。今日の広報にもやっぱり載っていた。
「ラジコンヘリコプターによる水稲病害虫防除を行います」
7月21日から24日 午前4時~10時前後、と。

私は例年6月議会一般質問で、この問題点を取り上げてきた。
今年は、あの忌まわしい原発事故で、それどころではないが、しかし健康被害という事では、同じくらい有害で、現に多くの人が苦しんでいる。

昨年の私の一般質問から。

ヘリコプターの農薬空中散布は、地上散布に比べ100倍近い高濃度で、短時間に広範囲に実施されるため非常に危険です。
全国では無人ヘリコプターの墜落事故や制御不能で行方不明になるなどの事故が起こっています。

 今年度は(今年も)ラブサイドスタークルフロアブルといい、殺虫剤と殺菌剤が一緒になった薬剤とバリダシンエアーという殺菌剤を散布するそうですが、その殺虫剤成分はネオニコチノイド系農薬です。
有機リン系農薬の危険性が判明し、1990年代からネオニコチノイド系農薬が替わって多用され始めています。
しかし現在ネオニコチノイドはミツバチの大量失踪の原因のひとつではないかと言われています。
 
 問題は、無味無臭で通常の農薬は半径100mぐらいのところを4kmも拡散すること。
水溶性で田んぼ、川に溶け込み、作物に吸収されても洗い落とせず、その毒性をずっと保っていること。
毒性は神経毒で、異常興奮、麻痺時には死に至るということですが、脳内に入りやすく残留性が極めて高いということ。
発達期の子どもの脳への影響は深刻で、へその緒、胎盤を簡単に通過して胎児の脳が曝露する恐れがあることなども指摘されています。
 
 ネオニコチノイドはミツバチの失踪による深刻な食糧生産への影響だけではありません。
人類へも計り知れない被害が懸念されます。
日本は耕地面積あたりの農薬使用量は高くアメリカの7倍、スウェーデンの25倍にものぼります。
残留基準も桁違いにゆるく、ネオニコチノイドはこのまま使い続ければ取り返しのつかない事態を招きかねません。

 無人ヘリコプターでの農薬の予防的散布では効果はありません。
市は補助金を出していますが、見直す方向で検討すべきです。


いつも答弁は、問題ない、健康被害の連絡は受けていない。
病害虫防除のためには必要、と担当課(農政課)は農薬を適正に使う立場から、いつも平行線。

でも、これも利権の構造です。
ラジコンヘリ製造メーカー、農薬メーカー、売って儲けているところ
市民の健康なんかシランプリ。
家から出ることもできず、寝たきりになってても、因果関係はナシ。
それより何より子どもの脳に直接影響する事。神経伝達を阻害するため、発達障害につながると、アメリカで研究発表があっても、因果関係はナシ。
 
 凶暴な犯罪に関係あるとも言われている。
農薬中毒患者を多数診ている群馬県のA医師、ネオニコチノイド中毒の1例として
女性患者が恋人を訳もなく衝動的に殴った話をされた。
訳のない暴力、理由のわからない凶暴な事件、アメリカでも時々銃の乱射事件が報道されているが、近頃こういった事件多くありませんか・

水田への農薬散布だけではなく住宅地での農薬、除草剤を散布されて体調が悪くなったら、連絡をください。
散布後、農薬のガスが漂っている道を窓を開けて車で通過しただけでも、症状が出ます。
あとから、具合が悪くなった原因が分かることもあります。

私たちは原発事故、放射能問題、そして農薬・殺虫剤・化学物質の被害と子どもたちに手渡す世界を汚しすぎてしまった。
ごめんなさい。

2279署名集まる「佐倉市独自の放射能測定と対応マニュアルを求める要望書」

2011-06-15 19:58:13 | 放射能問題
本日佐倉市長へ「佐倉市独自の放射能測定と対応マニュアルを求める要望書」を2279署名とともに提出しました。
皆さまのご協力、ありがとうございました。
子どもたちを心配する気持ちが一筆一筆にこめられています。

市長面談では、
全国市長会でいち早く、蕨市長がモニタリングポストの設置と市職員の放射能測定機器の取り扱い養成を要望した事。
また県へ6月2日、モニタリングポストの増設、各市町域での統一した測定と結果の公表、保育所・幼稚園・学校・公園等での土壌等の測定と公表及び指導体制の構築、屋外プール水の運用の統一基準を示すこと、農畜産物に対する検査の充実、放射線量等の規制基準を早急に示すよう国に働きかけること、放射線対策等を行う市町村の支援を求める要望書を提出したとのこと。
放射能測定器は納入されるまで時間がかかるため、消防署などの協力を得て測定したことなど、今までの取り組みを話された。

佐倉市は素早く、議会からの要望に対応して、学校の放射能測定を行った。
また、私たち議員有志の申入れを受け、プール水にしても、掃除は先生方が、またプール開きに合わせて水の放射能測定して、HPに公表している。
生活科のヤゴ取りも中止にしてくれた。

しかし、「放射能対応マニュアル策定について」は、佐倉市としては放射能については専門的なことで難しいため、放射線量の規制基準を示すように国への働きかけしているという現時点での回答だった。

万が一の福島原発の再度の爆発など、緊急を要する場合、学校での緊急対応をしてくれるよう要望した。
先生方の放射能に対する共通認識がこれからの緊急時の対応に生かされるので。

残りは、議会質問でいろいろ要望します。

皆さま本当にありがとうございました。

福島の子どもたちを放射能汚染から守るための緊急署名のお知らせ

2011-06-14 15:00:24 | 放射能問題
福島の子どもたちを放射能汚染から守るため、避難・疎開の促進と法定1ミリシーベルトの順守を求める署名です。
署名はオンラインでも紙でも受けつけています。ぜひご協力ください。
http://www.foejapan.org/infomation/news/110610.html

1次締切:6月20日、2次締切:6月30日、最終締切:7月5日


【要請書 内容】
原子力災害対策本部長 菅 直人様
福島県知事 佐藤 雄平様
文部科学大臣 高木 義明様
厚生労働大臣 細川 律夫様

避難・疎開の促進と法定1ミリシーベルトの順守を

福島の父母たちの訴えおよびそれを支える市民運動によって、文部科学省は5月27日、今年度の学校における被ばく量を「年1ミリシーベルトを目指す」としました。
しかしこれは、学校外の被ばく、事故直後の3月の被ばく、内部被ばくを考慮したものではありません。

既に、子どもたちの被ばく量は1ミリシーベルトの数倍にも達しており、福島県内でも、早急に避難・疎開、夏休みの前倒し等の被ばくの低減を、行政が主導して行うべきだという声が高まっています。
私たちは政府および福島県に対し、以下の措置を速やかに実行するよう求めます。

1.特に放射線量が高い地域において、避難・疎開・夏休みの前倒しを促進すること。とりわけ、子ども、乳幼児、妊婦の避難・疎開を実施すること。

福島県内外の多くの地域で、積算線量が年間の線量限度である1ミリシーベルトを大きく超えています。
空間線量が高い状況は一向に改善されないため、これらの地域に滞在し続ける市民は、内部被ばくを含めて、今後もさらなる被ばくが強いられます。

被ばくの影響を最小限に抑えるためにも、そのリスクが十分知らされた上で、線量が低い地域への避難が急がれます。
とりわけ、放射線に対する感受性が高い子ども、乳幼児、妊婦の避難・疎開、夏休みの前倒しを最優先に実施すべきです。
文科省は、夏休みの前倒しは学校長の判断により行われるものとしています。すみやかに実行すべきです。

2.子どもを含む県民の内部被ばく検査(ホールボディカウンターによる検査)を実施すること。

現在の国および行政の対応は、内部被ばくをほとんど考慮に入れていません。
実際には、食物の摂取やほこりの吸引等に由来する内部被ばくの影響はかなりあると考えられ、県民の間に不安が高まっています。

希望する県民には誰でも、自らの内部被ばくの実態を知るためにホールボディカウンターによる検査を受診できるようにし、詳細な検査データを本人に開示すべきです。

3.低線量被ばくのリスクを軽視する山下俊一・長崎大学教授を、現在の福島県の放射線リスク・アドバイザーおよび県民健康管理調査検討委員会から解任すること。

現在、福島および関東圏における子どもたちの安全を確保する上で、もっとも注意を払うべきなのは、長期的な低線量被ばくの影響です。
山下俊一・長崎大学教授は、低線量被ばくのリスクを軽視し、「100ミリシーベルトまでは、妊婦も含めて安全」との言動を福島県内で繰り返しています。

原子力安全委員会は、20ミリシーベルトを安全とする委員や専門委員はいないと述べていますが、山下氏の言動はこれに反しています。国際放射線防護委員会(ICRP)も含め、低線量被ばくであっても線量に応じて影響が出るとするモデルが国際的な常識であるのにもかかわらず、同氏は、それを無視しています。

山下氏は医師向けの文書では「10~100ミリシーベルトの間で発がんのリスクを否定できない」と全く異なることを述べています。
低線量被ばくを軽視する人物が、県民の健康をあずかるリスク・アドバイザーであることは、非常に問題です。
県民のリスク・アドバイザーなどには、低線量の被ばくリスクを認識する立場をとる科学者が求められます。

4.現在の法定の年1ミリシーベルトを順守すること。内部被ばくも含めた事故直後からのトータルな線量を含めること。
年20ミリシーベルト(毎時3.8マイクロシーベルト)基準を撤回すること。
食品の暫定規制値に関しては、年1ミリシーベルトが可能な値とすること。


現在、福島県も含め、公衆の線量限度は、「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律」などで年1ミリシーベルトと定められています。
行政は、内部被ばくも含めたトータルな線量において、この規定を順守すべきです。

4月19日に、文科省が福島県に発出した校庭利用の暫定目安となっている通知に記載されている年20ミリシーベルト、校庭において毎時3.8マイクロシーベルトは撤回すべきです。
また、現在の食品の暫定規制値(「飲食物摂取制限に関する指標」)では、規制を守ったとしても最大で年17ミリシーベルト(注)の被ばくを受ける可能性があります。
食品の暫定規制値は年1ミリシーベルトを順守できる値とすることを求めます。


(注)今般採用されている食品の暫定規制値の算出根拠については、原子力安全委員会『原子力施設等の防災対策について』(昭和55年6月制定、平成22年8月一部改訂)「付属資料14 飲食物摂取制限に関する指標」および食品安全委員会『放射性物質に関する緊急とりまとめ』(2011年3月)を参照。

●呼びかけ団体
子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
国際環境NGO FoE Japan
グリーン・アクション
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
国際環境NGO グリーンピース・ジャパン

●連絡先
国際環境NGO FoE Japan
Tel: 03-6907-7217(平日のみ)Fax: 03-6907-7219  E-mail: finance@foejapan.org


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議会の質問って、こんなコト 伊藤とし子の質問は6月20日

2011-06-14 09:47:59 | 議会


Sさんから
シジュウカラ 雨の中、巣箱の雛へ餌を運んできた親鳥です。
         放射能騒ぎも知らず野鳥は懸命に子育てしています。
         大きい鳥は飾り物で本物ではありません

ほっとする風景も、3月の原発事故からは違った風景にみえてしまう。

昨日、佐倉市議会6月議会が開会した。
地震、原発事故と未曾有の天災、人災後の議会なので、質問も災害対策、放射能問題と多くの議員が質問する。
みんなてんでんばらばらに質問するので、あとの方になると、質問が出尽くしてしまうかもしれない。
今回は担当課が一極集中してしまったので、悲鳴が聞こえてきそう。

質問の前には、担当課と議員の間でヒアリングという事をする。
その中で、議員は自分の質問を固めていくし、質問する主旨をしっかり伝える。
担当課は議員が何を聞きたいのかが分からないと、議会で質問と答弁がかみ合わなくなる。

いきなり質問をぶつけても、多岐にわたる項目にきちんと答えることは難しいだろう。
特に、ただ聞くのではなく、提案したことが実現可能かどうか、予算も可能性も問題点も市として検討する時間が必要。
パフォーマンスで聞いても、いい答えは得られない。もちろんすぐに、やりましょ、なんてことはありえない。

そういう意味では、佐倉市の放射線測定の対応は素早かった。

議会質問の時だけでなく、いつでも調査できる。
これこそ議員の仕事です。

佐倉市議会は1年半前 平成11年9月議会から質問の方法を大きく変えた。
質問の持ち時間が30分と決まり、答弁の時間がカウントされなくなった。
一問一答で質問できるので、分かりやすくなったと好評だ。
それまでは、一括でしか質問が出来なかった。
壇上で、全部これ、これ、これと質問するため、答弁もずら、ずら、ずらとされてしまう。
聞いてる方も、質問した方でさえ、わかりずらかった。
また、行政用語というなんだかフツウの言葉ではない言葉が飛び交って、けむに巻かれてしまうことも。
まして、全部で1時間と決まっていたので、答弁を時間一杯するように計算されていると、残り時間は3分とか、ひどい時はナシ。
質問はただのパフォーマンスで、ちっとも面白くなかった。

今は自分の持ち時間内で、質問と答弁がかみ合いながら進む。
一つの所で時間をかけすぎると、最後まで行きつかないという失敗もあるが。

私、伊藤とし子質問は、6月20日 14時頃から。
 放射能問題中心に質問をします。
 学校等での放射能対応マニュアルを作るべきと、たくさん集まった署名のひと筆、ひと筆の思いをぶつけます。
 また、太陽光発電、太陽熱温水器など自然エネルギーへ転換するための補助金は?
   
五十嵐智美 6月22日 14時頃から。
 震災後の要援護者対策中心に質問をします。 
 被災者への細やかな支援を市に求めます。

大野博美  6月23日 14時頃から。
 やっぱり、地下水と八ツ場ダムでしょう!
 夏季の電力対策では新提案をしていきます。

是非、議会へ傍聴に来てください。
次の日にケーブルテレビで録画放送もありますが、40分間に編集されます。
私の放射能対策の質問は後半なので、残念ながらカットかも。

   




小学校のお知らせより

2011-06-12 20:16:39 | 放射能問題
今、議会質問を作っている最中。
放射能対策は今回のメインテーマである。

そこで、とてもいい情報をいただいた。
東葛地区のある小学校で保護者にお便りが配られた。
内容は

保護者様
学校教育活動における放射性物質対策について(協力依頼)
いまだ原発事故の終息の兆しが見えない状況から、児童の健康安全を維持しつつ充実した教育を活動を継続していくためにご協力を。

家庭にお願いしたい事項(持ち物)
1.水筒(毎日)
2.フェイスタオル(毎日交換)*記名つき
3.ティッシュ(毎日)
4.マスク(担任に指示により必要な日)
5.手袋 (担任に指示により必要な日)


学校における主な指導要綱
1.屋外活動時(体育・クラブ・部活動を含む)
 1)活動時における指導
   ①帽子をかぶる
   ②マスク

 2)事後指導
   うがい手洗い
   洗面
   鼻をかむ

2.清掃時
 外回りのはき掃除および玄関・昇降口の掃除
  ①上記1に準じる

3.栽培など作業活動時
 手袋
 必要に応じマスク
 活動後は靴の土を落として昇降口に入る

4.休み時間
 1上記1に準じる
 2風が強く砂ぼこりの多い日は室内ですごす
 3雨天時は室内で

5.その他
 風が強く砂ぼこりが多い日は窓を開けない
(換気は風向きに注意し短時間)
 砂ぼこり対策として校庭の散水

ホットスポットが心配される東葛地区だから、学校もきちんと対応しているのでしょうか。

佐倉では、保護者同士でも関心の温度差があり、放射能を話題にするにも遠慮がちとか。
きちんと学校でも内部被ばくを防ぐように、お知らせする事は大事なことです。

これから長~~~くお付き合いしなければならない放射能。
どれだけ情報を持っているかで、対処の仕方も違ってきます。






なるべく放射性セシウムを取り込まないようにするには

2011-06-11 21:50:44 | 放射能問題
「食品と暮らしの安全」 2011年6月号の記事より紹介します。
(NPO食品と暮らしの安全基金 旧称:日本子孫基金)

日本子孫基金という名称を御存知の方もいらっしゃるだろう。

ポストハーベストの危険性を訴え、化学物質の健康被害の情報発信に取り組んできた。
輸出国側が、船荷の小麦粉に虫がわかないように農薬を振り入れている映像を見た時は、非常にショックだった事を覚えている。
ここ数年は微量栄養素が不足すると発達障害につながることを検証し、きちんとした食材を摂らないと健康被害を引き起こすと警鐘を鳴らしてきた。

浜岡原発を止めようと、2006年「放射能で首都圏消滅」(三五館)を出版し、老朽化した浜岡原発の問題点を指摘してきたが、東日本大震災と福島原発に置き換えて読むと、耐震偽造などあまりにもリアルな内容と新聞の書評にも紹介され、皮肉なことに原発事故後増刷を重ねている。

放射能とはこれから否応なく付き合っていかなければならない。
対策を練って対処していきましょう。

なるべく放射性セシウムを取り込まないようにするには 「食品と暮らしの安全」NO.266より

原発事故後大量に空気中に放出された放射性ヨウ素は半減期が8日なので、そろそろ消えてしまいます。
これからは放射性セシウムの取り込みを減らすことを考えます。

セシウムはカリウムと同じように取り込まれると考えられています。
カリウムは多くの食品に大量に含まれているので、まともな食品や精製されていない食品を食べていればカリウム不足にはなりません。

ところが現在は精製食品が増えているので、食生活がかたよって精製食品ばかり食べていると、カリウム不足になります。

たとえば、グラニュー糖、角砂糖、コーヒーシュガー、ブドウ糖果糖液糖はカリウム含有量はほぼゼロ。
甘いものが好きで、甘い炭酸飲料をよく飲む人はカリウム不足になりやすいのです。

上白糖は100g中2mg、三温糖は13mg、蜂蜜は13mg、和三盆糖は140mg、メープルシロップは230mg、黒砂糖は1100mgのカリウムを含んでいます。

食生活を少し見直すだけでカリウムを補給できるので、放射性セシウムの取り込みを減らすことが出来ます。

サトウキビやメープルシロップの産地は原発事故の影響を受けていないので、放射能汚染の心配はありません。



「佐倉市独自の放射能測定を求める要望書」署名1000筆超

2011-06-09 21:58:02 | 放射能問題
さくら・市民ネットワークでは署名活動をしています。明日6月10日締切


「佐倉市独自の放射能測定を求める要望書」
http://www.sakura-siminnet.com/index.html
1. 地上1メートルでの放射能測定
測定結果によっては子どもたちの戸外での活動時間を制限するなどの対応が必要になるため、
2. 学校での対応マニュアルを作ること

5月17日佐倉市臨時議会に市民ネットとして「校庭等の土壌調査を求める」意見書を出し、全会一致で採択されてから、市長への要望書として署名活動を再スタートした。
それ以前は「佐倉市独自の大気測定と校庭等の土壌調査」として議会あてに請願の署名を集めていた。

5月17日から今日まで3週間で1000筆を超す署名を集めることが出来た。
たくさんの皆様が署名活動を行なっていただいたおかげです。
ありがとうございました。

今まで体験したことのない深刻な原発事故で、事態は刻刻変わり、その時に合わせた対応が必要だった。

その署名活動と同時に議員有志で市長へ要望書を手渡した。
1. 土壌調査の早急な実現
2. プール水と給食食材の適切な測定調査
これも、運動会の練習を行っていたりプールの掃除がせまっていたりと、急を要した。

本当にめまぐるしい1ヶ月間だった。

来週から6月議会が始まる。

放射能の測定結果に対応した学校での「対応マニュアル」が必要になる。
今までいろいろな声を寄せていただいた。
皆さんの署名を後ろ盾に、議会質問をします。

ただ今準備中。



放射能 出前測定のお知らせ

2011-06-08 21:29:00 | 放射能問題
前回お知らせした放射能出前測定の詳細をお知らせします。

「化学物質から子どもの健康を守る千葉県ネットワーク」代表 藤原 寿和さん
が個人所有の測定器(ガンマシンチレーションサーベイメータ アロカ製TCS-161 自治体が使うのと同じ)で計測します。

休みの日に計測に行きます。

市川在住なので、常磐線沿線、京成線沿線、新京成沿線を考えています。
最寄りの駅まで電車で行きます。そのあとは車でどこでも連れて行ってください。

いたずらに不安がらず、知ることが肝心です。
知ればそのあと対応できます。
これから気長に付き合っていかなければならない、放射能。

チェルノブイリ原発事故後のヨーロッパでは、まだ汚染被害は続いています。

連絡先:藤原 寿和
Tel) 090‐1792‐4985 
e-mail)qzg07170@nifty.com
交通費のみ負担してください

食品・土壌の測定(有料 8,000円)

藤原さんが所属する「特定非営利活動法人有害化学物質削減ネットワーク」(Tウォッチ)で測定することができます。
http://www.toxwatch.net/houshanou/houshanou_sokutei.html

「市川ネットの会員も家庭菜園でとれたイチゴをさっそく測定していただきました。
結果((0.04マイクロシーベルト/h)問題はないとわかり安心しています。
それまで誰に相談してよいかわからず、不安だったそうです。」
市川市民ネットワークの秋本のり子さんのホームページから

放射能 出前測定をします 予告

2011-06-06 22:26:04 | 日記


私が入って活動している
「化学物質から子どもの健康を守る千葉県ネットワーク」略して「子ども健康ネット」の代表 藤原寿和さんが放射能測定の出前をします。

この子ども健康ネットでは、子どもたちを化学物質の健康被害から守るための活動をしている。
以前にも書いたが、公共施設の農薬、化学物質の使用調査を行い、どれだけの量を使っているか、どんな毒性があるかなどについて、まとめて冊子にして発表した。
また、各市に農水省・環境省が出した通知「住宅地等で農薬使用について」がどれだけきちんと周知し、対応しているか、調査したりした。
佐倉市は今年の4月から学校、幼稚園、保育園や公共施設でできるだけ農薬を使わない管理をすることになった。

その子ども健康ネットでは、放射能から子どもたちを守ろうと、放射能測定をすることにした。
藤原さんの持っている測定器(自治体が使うのと同じそうである)で、休みの日に計測に行きます。

市川在住なので、常磐線沿線、京成線沿線、新京成沿線を考えています。
最寄りの駅まで電車で行きます。そのあとは車でどこでも連れて行ってください。
詳しくは藤原さんから知らせてきますので、お待ちください。



Sさんより
蔓バラ    小輪の赤い蔓バラがフェンスに咲いていました。
       水滴で花が重くなったのでうつむいています