伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

田中優さんの講演会 お知らせその2

2011-06-05 22:25:22 | 放射能問題
田中優さんの講演会 お知らせ第2段

「原発に頼らない社会へ」
子どもたちの未来のために、今、私たちにできることは?

7月12日火曜日 13時30分~16時
佐倉ミレニアムセンター ホール(京成佐倉駅 北口)
参加費 500円

先着100名様としますので、さくら・市民ネットワークまで、電話又はメールで予約してください。
予約者全員の お名前、住所、電話番号
をお知らせくださいね。

お問い合わせ、予約 さくら・市民ネットワーク
Tel 043-462-0618
e-mail news@sakura-siminnet.com

チラシ→http://www.sakura-siminnet.com/flier/tanakayu.pdf



お友達紹介

2011-06-05 17:42:09 | 日記

皐月展に行ってきた。
皐月園を地元でされているSさん。
このサツキはSさんの交配してつくりだした作品で、樹齢30年。
手塩にかけた素晴らしい作品で、いろいろ教えていただいた。
樹高まで決めて、花が咲いた時を想像して、刈りこむ。3年に一度は植え替え。
立派な木を見て、植え替えも、結構重労働そう。
年一度のきれいな花を咲かせるまでには、一年中手入れは欠かせないので、旅行は冬期だけとか。

皐月展に出展されている方々とお話しさせていただいた。
皆さん和気あいあいとたのしげな会だった。
いつでも会に入っておいでと誘っていただいた。
小さな鉢で管理する難しさ、やっぱり根気と愛情ですね。

長い一日

2011-06-05 12:39:20 | 日記
昨日は、長い一日でした。
朝は、近くの小学校の運動会へ。
お天気はよし、元気な子どもたちの競技を観戦した。
一年生は入学式からわずか2カ月、でもしっかり1年生の顔になっていた。
プログラム1番目、応援合戦。
赤組、白組全員でまとまってエールの交換、これって一番のイベントだったのかも。
練習に時間をかけたのが良く分かりました。
PTAの綱引き、私もやりたかった。

午後は、市民有志と議員の懇談会。
議員サイドは、市民ネットから五十嵐、大野、伊藤の3人。他3人が出席。
市民有志は、震災後、被災者受け入れについて市に積極的な対応を求めた人たちが中心に呼掛け人となり、30人ほどが集まった。

昨年、佐倉市が自治基本条例を策定しようとしたが、策定過程も内容も問題大アリと自治基本条例策定懇談会に集まった人たち。
結果は、議会で佐倉市自治基本条例は否決された。

また、佐倉市議会が、議会基本条例を2年がかりで作ったが、その市民説明会に集まった人たち。
その時も、議会基本条例は市民参加で作るべき、議会説明会は具体的には?といろいろ意見をいただいた。

議員の通信簿を作った人たち。

それから、日頃から議会傍聴に来ている人たち。
と、どこかで知っている人、会っている人たち。

気軽に集まれる、普通の人たちの会合になるには・・・・。
発起人の方の中立性とコーディネート力に期待します。

夜はさくら・市民ネットの定例会議。
ここで方針を決めていく重要な会議である。
6月議会の一般質問の内容や、企画中の田中優さんの「放射能講演会」。
これから企画する「教科書問題学習会」などなど
みんながざっくばらんに話し合いながら、少々脱線しながらも、決めていく。
新しい若い人たちが参加して、活発に意見交換でき、いい方向に向かっている。

特にコーディネート力を発揮してくれる人、チラシまきOKと力強く引き受けてくれる人、若い人の意見を言ってくれる人たちが入ってくれたので、これからが楽しみ。

さくら・市民ネットワークは多くの人たちに支えられて活動しています。
会員募集中です。お気軽に声をかけてください。→http://www.sakura-siminnet.com/index.html


Sさんよりの投稿
クマシデ   ビール好きの人はホップと思ったかも知れません。
       残念ですが、クマシデと言う落葉樹の実です。佐倉市稲荷台3丁目の小さな公園にありました。

想像力をたくましく、目に見えない放射能と戦うには

2011-06-03 23:26:17 | 放射能問題
今年は運動会が春と秋に分かれて開催される。

佐倉市の半分の小学校が今のシーズン行われている。
そのため、原発事故後の放射能汚染が心配で、急いで学校の土壌検査を求める意見書を臨時議会で出した。
大気測定を市内30カ所で行い、0.06~0.28μSv/h(マイクロシーベルト/時間)という結果が佐倉市のHPに公表されている。

市民の方から、運動会の練習で、組体操など地面に頭を付けて練習している様子を見て、子どもたちの健康を心配する声が寄せられた。

子どもたちが元気に練習している姿を、例年と違った風景に見えてしまう事自体、本当に悲しいことである。
しかし、目に見えない放射能が身近にあることを前提に、私たちは生活し、子どもたちを守っていかなければならない。

今日、教育委員会へ「中学校教科書採択にあたって政治権力の介入を排除し、手続きの透明化を求める要望書」を提出した時、この件も伝えたが、今日の明日ではどうにもならなかった。
秋の中学校、小学校の運動会の時には、それも念頭に入れてくれるように伝える事が、私達に出来る精一杯の事だった。





田中優さんの学習会を開催します

2011-06-03 11:26:50 | 放射能問題
さくら・市民ネットワークでは田中優さんの学習会を開催します。

「原発に頼らない社会へ」
子どもたちの未来のために、今、私たちにできることは?

7月12日火曜日 13時30分~16時
佐倉ミレニアムセンター ホール(京成佐倉駅 北口)
参加費 500円


お問い合わせは さくら・市民ネットワークまで
Tel 043-462-0618
e-mail news@sakura-siminnet.com


今や時の人!全国あちこちで引っ張りだこの田中優さんの学習会を佐倉でも企画しました。

原発をやめても、電力の供給は大丈夫?
代替エネルギーは?そのリスクは?
などなど
思いつくテーマを伝えて、盛り込んでもらおうと企画しています。

チラシは→http://www.sakura-siminnet.com/flier/tanakayu.pdf

佐倉市の放射能対策

2011-06-02 21:26:06 | 放射能問題
市民の方から、
「学校から放射能測定調査の結果が配られたが、現在問題になっている福島県内の暫定基準値、空間線量率3.8マイクロシーベルト/時間を引き合いに出し、問題がないといっているのはおかしい。屋外プールの水も心配」
という声が寄せられた。

まず、これまでの佐倉市とのやり取りから、お伝えした。

5月の初旬、市民ネットとして担当課へ「放射能対策は行われているか」問い合わせをした。
その時は、全然行っていなかった。

それで市民ネットとして、早急に取り組むように、署名活動を始めた。
また、市民ネットから、5/17の臨時議会へ、
「佐倉市内の保育園・幼稚園・小中学校の校庭の土壌における放射能測定を求める意見書」
を提出、全会一致で議会で採択された。

その後、5/23、議員有志7名で市長面談を行い
「放射能被害から子どもの健康を守る取り組みを求める要望書」
1. 土壌調査の早急な実施とデータ公表
2. 安全性が確認されるまで戸外での活動自粛
3. 屋外プール水の測定
4. 給食の食材の測定
を手渡した。

その時の話し合いでは、
大気の放射能測定と土壌測定の機器をそれぞれ3台づつ、発注したが、納品まで時間がかかるので、消防署へ国から配布されていた簡易測定器で、校庭、園庭の測定を5/25から始める。
また、運動会の練習が始まっている学校が何校かあるため、優先して測定して欲しいという申し出た。
それには、きちんと対応してくれた。

現在、とりあえず市内30か所を選び出し、小学校は地上から0.5m、中学校は地上から1mの所の大気測定を行なった。
すべての学校、幼稚園、保育園の測定はまだ実施されていない。
佐倉市に測定機器が納入されれば、すべての学校、幼稚園、保育園の測定を行うでしょうし、公園などでも行うと言っていた。
とりあえず、何も資料のないところでは対応が出来ないから消防署の協力を得て、測定したのが実情である。

また、プールのたまり水、原発事故後どれだけ放射能が降り注いだか分からないので、危険性を訴えたところ、測定してから決めるとしていた。
実際には、学校では子どもたちを使わず、先生方で掃除をしたという事である。
先生方は重労働だったようですが。

うれしいことに、佐倉市は大変迅速に対応している。

問題になっている、時間当たり3.8マイクロシーベルトを引き合いに出さない限りは。

年間1ミリシーベルトを上限とすべきであり、それに向け対策を行うべきである。
放射線量を計算すると、戸外で過ごす時間、室内で過ごす時間が決まってくる。

また、万が一原発の爆発が再度起こった時は、大気中の測定に従って、速やかに子どもを室内に入れる、体育を戸外で行わない、
などの対応が必要となる。
そのためにも、先生方が同じ認識で対応できるように、平常時や非常事態に備える「放射能対応マニュアル」が必要。
現在そのための署名活動を行っています。

子どもたちの放射能被害を避けるためにも、これからも市へはできる限りの事を提案していきたい。

「放射線被ばくから子どもを守るために」を紹介します

2011-06-01 10:53:16 | 放射能問題
ツイッターをやっていると、とてもいい資料に当たる。

表記の「放射線被ばくから子どもを守るために
監修 松井英介さん(岐阜環境医学研究所所長)
編集、発行NPO法人セイピースプロジェクト

今回の福島原発事故による、大気、海、土壌汚染による放射能が人体に与える影響を、
分かりやすく書いている。
いまだ明らかになっていない影響だからこそ、
「最大限注意して、避けられる被ばくは可能な限り避ける」という姿勢を持ち続ける事が大切です。」とある。

目次から紹介しょう。

放射能ってどんなもの?
人体にどのような影響があるの?
胎児や赤ちゃんへの影響は?
なぜ「内部被ばく」が怖いの?
汚染地域について
水道水について 
食べ物について
予防マニュアルのまとめ
おわりに
「3月11日以降、地震や原発事故の事が気になって、安心して日常生活が送れないという人が多いのではないでしょうか。
ただ一方で、「過剰な心配は必要ない。逆に健康に良くない」とか「出荷されている食品は全く問題ない」とか「誤った情報が風評被害を生んでいる」という声をも多く聞かれています。
周りから変な目で見られて、「こんなに心配しているのは自分だけだろうか」、「自分は変なのだろうか」と思ってしまっている人もいるかもしれません。
 ですが心配するのが当たり前です。
放射能は「ここまでなら被ばくしても大丈夫」ということは言えません。~~~

 今、日本の原発は見直しが始まっています。~~~原発に頼らない社会のあり方を考える時期が来ています」

私の所にも心配するお母さん、お父さんから声が寄せられています。
「でもこんなこと言っているのは、自分だけなんです。」とまわりに理解されない事、心配する事が共有されない事に孤独感を持っています。
でも、一人じゃないよ。
分かれば分かるほど、心配するのが当たり前。
つながっていくこと、支えあっていくことが大事です。

リニアは夢の乗りものか?それとも地下の石○か?

2011-06-01 06:00:01 | 環境
新聞記事によると、
JR東海のリニア中央新幹線計画に、国がゴーサインを出した。
東日本大震災後、国土交通省の審議会が急遽リニアの耐震性を再検証したが、特に追加策を求めずにJR東海の方針を追認する形で最終答申した。
JR東海の説明は、地震の初期微動を検知し緊急停車する。車両を誘導する側壁があるため脱線しない。停電しても電磁力で車体は浮いた状態を保つ。(東京新聞)
というもの。

「リニアは夢の超特急」などという色あせたコピーで語られているが、問題は山ほどある。

1.多額の借金を抱えるJR東海の単独事業だが、建設費東京ー大阪9兆300億円。しかしこのような大規模事業は当初予算の数倍の事業費がかかるのは火を見るより明らか。最終的に誰が出すのか?

2.飛行機の利用客をもくろんでいるが。新幹線はのぞみを廃止してこだま、ひかりにする腹積もり。

3.南アルプスを貫通するルートが決定しているが、自然環境と生態系の破壊は免れない。
南アルプスにはフォッサマグナという大断層地帯があり、今もズレを生み続けているし、地滑り地帯もある。危険な地盤にトンネルを掘って大丈夫なのか?

4.8割がトンネルで、深さ数十メートルの都市部地下は直下型地震に対応できるか?

5.事故や故障に指令所は位置確認もできない可能性がある。長時間の停電には5~10キロ間隔の立て坑や斜坑を脱出経路としている。停電でも地上へのエレベーターは使えるのか?
閉所恐怖症、お年寄り、体力に地震の・・・いや自信のない人は乗らないほうがいい?

6.運転手の居ないリニアに乗員は何人乗り込むのか?

7.最大1000人の乗客をどう誘導するのか?

8.使用エネルギーは?リニアは新幹線の3~5倍の電力が必要とも言われている。

9.車内でも強い電磁波の被害が心配される。

10.地下駅で2200億円、地上駅で350億円とも言われる中間駅の建設費は原則地元負担。アクセスが悪い。

これって誰のための事業なの?

あっ そうそう、トンネルを掘る時出る、重金属が心配される残土 数百万トン、処分も環境汚染もどうするのでしょうねぇ。
これでも「リニアは環境にやさしく、地域振興になる」っていえるのかなぁ