伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

またしてもヒブ・小児用肺炎球菌ワクチン同時接種で死亡事故

2011-06-22 22:59:02 | 日記
またしても元気な赤ちゃんがワクチン接種後亡くなってしまった。
死亡事故8例目

2011年6月14日 読売新聞によると

熊本市は13日、細菌性髄膜炎などを予防するヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンを3日に同時接種した同市の2か月の男児が、接種の翌日に死亡したと発表した。
 両ワクチンの接種後に乳幼児が死亡したのは全国で8例目。
厚生労働省が4月に接種の再開を認めてからは初めて。

 発表によると、男児は市内の医療機関で接種を受け、4日未明に死亡した。
持病はなかった。
担当した医師によると、接種との因果関係は不明という。

 両ワクチンを巡っては、全国で乳幼児の死亡が相次いだため、厚労省は3月、各都道府県に使用を見合わせるよう通知し、安全性に問題はなかったとして4月に再開を認めていた。



佐倉市でも国と市が負担して、4月から全額公費負担となった。

今年始め死亡事故が立て続けに起こった時、ちょうど2月議会にその予算が出ていた。
私たち市民ネットでは、安全性が問題なばかりか、ワクチン行政が国民の健康のためどころか、企業の営利目的のために進められている問題点から、ヒブ、小児用肺炎球菌ワクチンの公費負担に反対した。

厚労省は一旦使用を中止して調査をしたとしていたが、専門家委員会会議では、因果関係が認められないという発言が強調されていた。
本来なら健康被害を食い止めるため慎重に取り組まなければならないところを、効率化を求め複数同時接種を奨励し、再び死亡事故につながったことは許しがたいことだ。

親は万が一髄膜炎にかかったら大変とワクチン接種をする。
まして、マスコミが煽っていたし。こんなに死亡例が、こんなに後遺症がと。

しかし、こんなに死亡事故が高確率で起こるなんて、問題ではないですか。

我が子は「ワクチン接種しても大丈夫」ではなく、万が一最悪なことも起こるということを親は覚悟して欲しい。
異物を体に入れるわけだから。
我が子に起こることは、単に確率の問題では済まされない。

マスコミに踊らされて、原発 大丈夫 大丈夫とだまされていた現実。
忘れてないですよね。

詳しくは ジャーナリスト山本節子さんの WONDERFUL WORLD 

放射能問題で「子どもの体調異変じわり」を一般質問で

2011-06-22 00:12:14 | 放射能問題
私の佐倉市議会一般質問がケーブルテレビで放送されましたが、一番聞いてほしかった部分が時間切れでカットされていました。
ここに載せます。


6月16日の東京新聞に「子どもたちの体調異変ジワリ」という見出しの記事がありました。

これは低線量内部被ばくの問題点を取り上げたものです。

NPO法人「チェルノブイリへのかけはし」  は、チェルノブイリ原発事故で被災した子どもたちを日本に招待し、
転地療養させることによって健康回復をはかる“保養里親運動”をはじめ、
被災地に対して様々な救援活動を行なっている民間ボランティア団体です。
平成22年度までで、648名のベラルーシ共和国の子どもたちの、保養受け入れ体制と実績を持ちます。

現在、福島などで健康相談も行っていますが、東京埼玉千葉の健康相談でも2日間で223人の子どもたちが相談に来ました。
診察には肥田俊太郎先生も加わって行われたということです。
症状は、鼻血が止まらない、のどの違和感、下痢など。
他にも頭痛、首のしこり、倦怠感、疲労感、目のかすみ、アレルギーの悪化、湿疹の増加。咳、たん等など。
そのどれをとっても、チェルノブイリの子供たちの症状に重なっているという事です。
確実に低線量被ばくの症状と言えるそうです。

日本では低線量内部被ばくの研究はほとんどすすんでおらず、その実態を知っている医師もほとんどいません。
チェルノブイリの子供たちを見てきたこのNPOにとって、関東でそのようなことが起こっても不思議のない放射能値がそこかしこで計測できます。
 
ただちに影響が出ないと国も一部の学者も言っていますが、チェルノブイリの村で年間被曝量1ミリシーベルト以下であっても子どもたちに症状はあらわれています。
それは、彼らの90%以上、その汚染された畑で自給自足で汚染されたものを食べて続けて成長していることも原因です。
チェルノブイリについて検証する必要があります。

学校給食の食材についても放射能に気を付ける必要があります。
佐倉市は地産地消で食材に気を付けてきたのに残念ですが、食材による内部被ばくを気をつけなければなりません。

チェルノブイリの子どもたちは現在健康な子どもは20%しかいません。
この事実をどうとらえますか。