読んでいて懐かしい気持ちになりました。
私も小さい時アンデルセンの「エンドウ豆の上に寝たお姫さま」を読んで、本当のお姫様ってデリケートなんだなぁ~と思い、自分でも小さな大豆の上に布団を何枚も重ねて寝たことがあったからです。
もしや私も盗賊に拐われた姫君では・・・などど空想していた事とか。
マユコちゃんとユイコちゃんに昔の自分の姿を見て懐かしんでいたのも束の間、二人に襲いかかる悲劇・・・
ユイコの大好きな姉マユコちゃんがある日行方不明になってしまう。
そして数年後、突然帰ってきたマユコに違和感を抱き受け入れられないユイコ。
ユイコに内緒で両親と姉が抱えてきた秘密とは・・・?
息もつかせず一気に読み終えました。
ユイコちゃんに早く打ち明けていれば、彼女はこんなにも悩まなくて済んだのに!
暗い青春時代を送ることになったユイコちゃんが哀れです。
本物ってなんだろう・・・?