劇場ロビーにはお雛様が
本日二回目の「舞音」観劇。
今日の席は2階9列やや下手、観やすかったです。
前回、消化不良で終わったのでイマイチ気が進まなかったのですが・・・
観てよかった~今日は、素直に感動しちゃいました。
前回は、オペラの「マノン」と比べてしまって、ナンダカなぁ~という違和感をずっと引きずってたのがいけなかった。
贅沢で享楽的な暮らしが好きな妖婦と、彼女に惹かれ翻弄され落ちぶれながらも最後まで彼女への愛を貫く男の物語という骨格はまさに「マノン」。
とにかく舞台が美しいのです。舞台装置も衣装も音楽もすべて。
ベトナム風の哀調を帯びたメロディーは美しすぎて哀しくなるほど。
このために舞台をインドシナにしたのかなぁとも思えます。
泥が汚ければ汚いほど美しく咲く花・・・舞音。
プロローグのブルーの照明に白い衣装で踊るところとか、ホイアンのランタン祭りのシーンとか。ホントに綺麗。
ラストの靄に包まれた小舟で舞音が息絶えるシーン・・・これ観て知り合いは泣いたのね。今なら理解できる。
前回、私は色眼鏡で見ていたのね。今日真っ白な気持ちで観てそれがよくわかったわ。
「マノン」とは別の新しい物語だと思えばいいってこと。
原作?の「マノン」よりもこっちのほうが好きなくらいです。
ショーの「Golden Jazz 」は相変わらず楽しい~キラッキラの舞台がとても綺麗。
龍さんにはキラキラがよく似合う。
そういえばかなめちゃんはショー自体も少なかったけど、こんなキラキラのってあったっけ?
アフリカのダンスのところは圧巻ですね。愛希れいかちゃんが素晴らしい。
白い衣装の群舞を見ていたら胸にこみ上げるものがありました。
こんな華奢で綺麗な娘さん達が、一番女の子として楽しい時期に女らしさを封印して男よりも男らしくなろうとして毎日励んでいるんだな・・・と思ったら何だかね・・・
そして龍真咲さんを囲んで歌う歌が感動的でした。
終わって帰る時に、「凄く楽しかった~最後楽しかった~と思って帰れるのがいいね。」と話してる女性がいましたが、本当にそうですね。それが宝塚の良さなんじゃないかなと思います。
そういえばゴールド繋がりで・・・雑誌「ゴールド」は3月号で終了だそうです。
さてかなめちゃんの訳あってのゴールドは何なんでしょうね???