「堕天使の涙」新人公演の時のお話。
朝海ひかるさんの衣装を着ることになって、コムさんからは「骨格とか違うんだから直していいよ」と言われたにも拘らず、解いて直したりしたら折角のコムさんこだわりの美しいラインが崩れてしまう、どうしてもそのままで着たいと思い、衣装に自分を合わせようとダイエットしたそうな・・・と、ここまではよくありそうな話。
ところが、その後コムさんはどんどん痩せていかれて、東京公演の時にはズボン(WやHとかでしょうね)を4センチ詰めるということに。
流石ここで諦めたかと思いきや、かなめさんは10日間絶食して痩せなんとかその衣装を着て新公を務めたそうです。
精神だけで舞台に立ってる状態だった・・・と。
モンテ・クリスト伯を演じた時は、牢獄での気持ちを掴むために部屋を暗くして毎日スープばかり飲んでたとか。
「太王四神記Ⅱ」の時にも足の小指を骨折しながらも、微塵もそんなことを感じさせないで立ち回りもこなし立派にヨン・ホゲを演じていましたよね。
後からそのこと(骨折)を知って、このひとはクールビューティーに見えるけど心の中には熱~いパッションが沸々と燃えたぎっているんだな~と感動したのを思い出しました。
今も役に入り込みすぎて、ちょっとクールダウンしないと・・・と言ってらしたかなめさん。
健康第一ですから、絶食なんてもうしないでくださいね。