マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

雪組 ひかりふる路、Super Voyager観てきました

2018年01月11日 | 宝塚
良かったんですけど、トップお披露目公演というより退団公演みたい…と思ったのは私だけ?

お芝居の方は、半分は1789と同じような場面だから途中で眠くなっちゃって、ハッいけない!・・・と起きる、でもまたウトウトの繰り返し。
だいもんと真彩ちゃんの歌声がとても心地よくて、というのもあるかも。ロベスピエールの人物設定が???なのと彼を殺そうと付け狙っていたマリーアンヌが何故コロッと宗旨替えしたのかが良く理解できない。二人の関係やロマンスもなんだか曖昧だし冷徹な革命家としてのロベスピエールの描き方も中途半端。二人の歌はとても聴きごたえがあって良かったのでショーだと思えば楽しめる。脚本がね・・・

お芝居の中では、マリーとロベスピエールのラストのシーンが一番良かったです。
あとはサンジュストのアーサが歌も芝居も良かった。天使のような悪魔のような妖しい感じで。そしてコマちゃんのデムーランがかっこよかった。

翔君のロラン夫人もなかなか堂に入っていてタレーランとの並びを見た時、最初は翔君だとわからなくて、この娘役さんは誰?って思ったもの。

次々と仲間や反革命派を粛清するので処刑シーンが多く、最後に糾弾されて自分も処刑される主人公を新春のトップお披露目でやるってなんだかねぇ。だいもんが可哀想だわ~と思ってしまいました。




その分、ショー(レビュー?)の方は盛り沢山の内容で皆んなで歌い踊るシーンも多く楽しかったです。
プロローグの客席降りでは2階席にも来てくれたから置いてきぼり感はなし。これは嬉しいよね。

咲ちゃんを中心としてひとこちゃんや千君ら下級生達とカラフルなスーツ姿でのダンスが圧巻でして。
暴風雪も凄くカッコよく、アーサの声量とアピール力が半端なく目立ってて翔君と二人とても生き生きして見えた。
咲ちゃんはダンスはいいけど歌がちょっとね・・・頑張って欲しいです。
全体に雪組は歌が・・・トップコンビとアーサ以外はね。残念。

月から雪に組み替えになったアーサも星から雪に来たあやな(ラインダンスセンター)も見せ場がちゃんとあって良かったです。二人とも凄いオーラを振りまいてたよ。

アーサとひとこちゃんの女役も綺麗だった。

だいもんの「天の海に憧れて~」という歌詞、やっぱりここら辺も先生の思い入れが強すぎて~サヨナラ公演みたい。バックに映し出される過去の映像とかもね。でもやっと・・・ここまで来た(トップスター)・・・という万感がこもっていてジーン。本当の始まりはこれからなんだから頑張ってネ。

お芝居はイマイチでしたが、ショーは目が二つじゃ足りないくらい見所一杯。
ショーだけリピートしたい😅

そうそう、暴風雪の場面、銀橋からアーサが2階席~!!と叫んでくれて嬉しかったよ。そして翔君と二人で鏡開き~と笑いあってはけていきました。