毎朝、少しだが「みのもんたの朝ズバッ!」を見る時間がある。みのもんたにはいろんな批判もあるが、この番組でズバッ!と言ってくれている事は共感を得ることが多い。特に年金にまつわるあきれた話や怒れる話は枚挙をいとわない。
今朝も、社会保険庁のミスにより年金を何十年も貰えず、病床に臥せっているお年寄りの話があった。貰えるべき年金総額は3500万円以上との事であったが、ミスが分かり1年以上もたつのに未だに一銭も支給されていないそうである。このお年寄りは定年後、年金が貰えず一生懸命他の仕事について働いていたらしいのだが、そのせいで体を壊し現在は寝たきりになってしまったそうである。ミスがなければ、定年後は年金で旅行や趣味を楽しむ生活ができただろうに、年金が貰えないことでまったく違う人生を歩んでしまったのだ。
社会保険庁のずさんな体制は、日本の年金制度の根幹を揺るがし高齢者の老後の楽しみを蝕んでいるのだ。ミスが分かっても処理すべき事案が何十万件に達し、ただちに取り掛かれないというのである。この先延ばしによって年金を貰えずに亡くなっていく人たちが何十万人もいることだろう。国家的な詐欺を起こした当事者たちは何の処分もされずに、静かに時が経つのを待っているのだろう。自分が年金を貰える時は、はたしてくるのだろうか。厚生労働大臣が大見得を切って年金問題を最後の一人まで明らかにするといった言葉もむなしい。結局は、うやむやにして払わなければならない人たちが亡くなるのを待っているのだろう。国も銀行も保険会社も信用できないとなると、頼りになるのは現金ということか。先が見えない嫌な時代になったものだ。
今朝も、社会保険庁のミスにより年金を何十年も貰えず、病床に臥せっているお年寄りの話があった。貰えるべき年金総額は3500万円以上との事であったが、ミスが分かり1年以上もたつのに未だに一銭も支給されていないそうである。このお年寄りは定年後、年金が貰えず一生懸命他の仕事について働いていたらしいのだが、そのせいで体を壊し現在は寝たきりになってしまったそうである。ミスがなければ、定年後は年金で旅行や趣味を楽しむ生活ができただろうに、年金が貰えないことでまったく違う人生を歩んでしまったのだ。
社会保険庁のずさんな体制は、日本の年金制度の根幹を揺るがし高齢者の老後の楽しみを蝕んでいるのだ。ミスが分かっても処理すべき事案が何十万件に達し、ただちに取り掛かれないというのである。この先延ばしによって年金を貰えずに亡くなっていく人たちが何十万人もいることだろう。国家的な詐欺を起こした当事者たちは何の処分もされずに、静かに時が経つのを待っているのだろう。自分が年金を貰える時は、はたしてくるのだろうか。厚生労働大臣が大見得を切って年金問題を最後の一人まで明らかにするといった言葉もむなしい。結局は、うやむやにして払わなければならない人たちが亡くなるのを待っているのだろう。国も銀行も保険会社も信用できないとなると、頼りになるのは現金ということか。先が見えない嫌な時代になったものだ。