前から気になっていた「能登半島すずウルトラマラソン」にやっと参加することになった。今年で第4回になるということで、参加者も800名を超える大きな大会になったという。今回は、男3人、車で能登半島に向かった。浜松からは430キロもあり結構遠かった。ただ、東名高速道路、東海北陸道経由で高速道路が繋がっており、能登に入ってからも無料の自動車専用道で行けるのでそれほど不便ではない。
前日の宿は、スタート地点に最も近い民宿に泊まる。魚屋が経営している民宿なので、料理は魚づくしだ。
まずは、翌日の健闘を祈って乾杯する。
同宿の100キロ参加者たちとも記念写真だ。
さて、翌日の午前5時前。知り合いのHさんと偶然出会う。Hさんは、ウルトラマラソンのベテランで全国の大会を走っており、いろいろな場所で出会うことが多いが、ここで会えるとは思ってもいなかった。
午前5時。カウントダウンとともにスタートする。100キロの部が約500名。60キロの部が約180名。継走の部の第1走者30名が一斉に走り出す。
30分を過ぎると、空も白み始め、田園から日差しを受けて水蒸気が立ち上ってきた。
1時間ほどで、見附島の前まで来た。見附島は自然が造り出した高さ約28mの無人島で、大きな軍艦のような形をしているところから、別名「軍艦島(ぐんかんじま)」とも呼ばれ、能登半島を象徴する景勝地である。また、このあたりの浜は、「えんむすびーち」と呼ばれており、浜辺には縁結びの鐘があり恋人の聖地でもある。今更縁結びというわけではないが、とりあえず鐘を鳴らして先に進む。
見附島を折り返すと、一旦珠洲の市街地に戻ってから能登半島を縦断するコースに入っていく。沿道にある手書きでユーモアのある大きな看板が、目を引いた。
私設エイドもあり、冷たいコーラが美味しかった。
能登の田園を眺めながら進む。
ダム湖からも朝日を浴びて水蒸気が立ち上る。
この辺りも紅葉が始まってきたようだ。
8:26。輪島市漆の里に入る。
次第に山の中に入っていく。
44キロのエイドを過ぎると、海岸線に出てきた。
坂道を上がっていくと、45キロの関門だ。ここも折り返しとなる。
ここの関門の下が、白米千枚田(しろよね せんまいだ)だ。小さな田が幾何学模様を描いて海岸まで続いている。「日本の棚田百選」にも選ばれ、海に沈む夕日が田に映えて美しく絶好の撮影ポイントとなるそうだ。ここも、見附島と同様、能登半島を象徴する景勝地だ。
関門を折り返し、坂を下っていくと海岸線がひときわ美しい。
11:17。50キロを通過する。まだまだ先は長い。
「2015能登半島すずウルトラマラソン:後半」に続く。
前日の宿は、スタート地点に最も近い民宿に泊まる。魚屋が経営している民宿なので、料理は魚づくしだ。
まずは、翌日の健闘を祈って乾杯する。
同宿の100キロ参加者たちとも記念写真だ。
さて、翌日の午前5時前。知り合いのHさんと偶然出会う。Hさんは、ウルトラマラソンのベテランで全国の大会を走っており、いろいろな場所で出会うことが多いが、ここで会えるとは思ってもいなかった。
午前5時。カウントダウンとともにスタートする。100キロの部が約500名。60キロの部が約180名。継走の部の第1走者30名が一斉に走り出す。
30分を過ぎると、空も白み始め、田園から日差しを受けて水蒸気が立ち上ってきた。
1時間ほどで、見附島の前まで来た。見附島は自然が造り出した高さ約28mの無人島で、大きな軍艦のような形をしているところから、別名「軍艦島(ぐんかんじま)」とも呼ばれ、能登半島を象徴する景勝地である。また、このあたりの浜は、「えんむすびーち」と呼ばれており、浜辺には縁結びの鐘があり恋人の聖地でもある。今更縁結びというわけではないが、とりあえず鐘を鳴らして先に進む。
見附島を折り返すと、一旦珠洲の市街地に戻ってから能登半島を縦断するコースに入っていく。沿道にある手書きでユーモアのある大きな看板が、目を引いた。
私設エイドもあり、冷たいコーラが美味しかった。
能登の田園を眺めながら進む。
ダム湖からも朝日を浴びて水蒸気が立ち上る。
この辺りも紅葉が始まってきたようだ。
8:26。輪島市漆の里に入る。
次第に山の中に入っていく。
44キロのエイドを過ぎると、海岸線に出てきた。
坂道を上がっていくと、45キロの関門だ。ここも折り返しとなる。
ここの関門の下が、白米千枚田(しろよね せんまいだ)だ。小さな田が幾何学模様を描いて海岸まで続いている。「日本の棚田百選」にも選ばれ、海に沈む夕日が田に映えて美しく絶好の撮影ポイントとなるそうだ。ここも、見附島と同様、能登半島を象徴する景勝地だ。
関門を折り返し、坂を下っていくと海岸線がひときわ美しい。
11:17。50キロを通過する。まだまだ先は長い。
「2015能登半島すずウルトラマラソン:後半」に続く。