昨年は、丹沢山系の塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳、檜洞丸、大山等に登ったが、先日は、西側にある鍋割山に登り、そのまま塔ノ岳迄足を延ばし、日帰りで帰ってきた。例年であれば、鍋割山にも積雪があり、雪景色を楽しむ予定だったが、年末に降った雪は完全に溶けてしまい、正月以来ずっと雪が降らず、地肌が完全に表れており、普通の山登りになってしまった。
渋沢駅からバスに乗り、終点の大倉にある秦野ビジターセンター前で下車する。
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大倉から塔ノ岳方面は、北側に曲がるが、鍋割山は西側に真っすぐ進む。案内標識に従ってしばらく進むと丹沢大山国定公園の大きな看板の前に出る。
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車止めのゲートの横から舗装道路を進む。
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やがて砂利道となり、林道を進んで行く。
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沢が現れ、橋の上を渡る。
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林道が終わると、沢の手前に水の入ったペットボトルが大量に置かれている。鍋割山山頂にある鍋割山荘で使う水を、ボランティアで登山者に運んでもらうために置かれているペットボトルだ。我々も、鍋割山荘にお世話になる予定なので、2ℓのペットボトルを1本ずつリュックに入れて持っていくことにした。
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林道の先はいきなりの急な登山道に代わる。
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土砂崩れがあったような場所には、仮設の橋が設けられている。
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視線のはるか先には、急坂を登っている登山者の姿が見える。
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急坂はまだまだ続いている。最初は、背負ったペットボトルが気にならなかったが、徐々にに2キロの重さが応えてきた。何度も休憩をしながら上を目指す。
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早く着きたいと頑張って登っていくと、やっと鍋割山荘の建物が視界に入ってきた。
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鍋割山荘の、前からは相模平野と相模湾が見えるが、春霞みたいな天気でうっすらとしか見えない。
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富士山の方向を向いてみると、頭が何とか見えたが、裾野は雲に覆われている。
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さて、鍋割山荘に来たのは、名物の鍋焼きうどんを食べるためだ。雪景色を眺めながら温かい鍋焼きうどんを食べられたら最高だったが、雪景色は残念ながら見られない。それでも、温かいうどんを山の上から景色を見ながら食べられるというのは、贅沢なものだ。
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回りにいる登山者のほとんどが鍋焼きうどんを食べている。我々の仲間も全員完食で、腹いっぱいになった。我々8人がうどんを注文したのは12時をちょっと回った頃であったが、その時点で残り4人分しかないとの事で、もうちょっと遅かったら食べられなかったかもしれないと分かり、改めて頑張って登ってきて良かったと安堵した。
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うどんを食べて一安心したところで、鍋割山1262mの山頂記念写真を撮る。
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鍋割山から、さらに塔ノ岳方面に進む。前方には、丹沢山、蛭ヶ岳、檜洞丸等の丹沢の主要なピークが一望できる。昨年の10月には、あの山並みを縦走したのかと思うと感慨深い。
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金冷しの分岐点に着く。ここから塔ノ岳方面に進む。
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塔ノ岳に到着して、山頂1491mの記念写真を撮る。昨年も、塔ノ岳を通過し丹沢山まで行ったのだが、今回は、その時よりはずっと天気が良く展望も素晴らしい。
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塔ノ岳は、かつては尊仏山とも呼ばれ、尊仏山の由来となった高さ7.6mほどの巨岩「尊仏岩」があって地元の人々の信仰を集めていたという。その名残で、山頂には仏様が祀られている。ただ、尊仏岩は関東大震災の余震である丹沢地震 (M 7.3) で大金谷へ転落して現存していないそうだ。
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塔ノ岳からも富士山の頭が見えている。雲がなければ美しい富士山の展望が楽しめる山だ。
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塔ノ岳を出たのは14時半を回っていた。あまり長居をしていると、登山口には日没になってしまうので、早々に下山を開始する。
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金冷しを通過し、大倉方面に下山して行く。大倉までは、長い下り坂が続き、膝には応える。
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17時前にやっと大倉の登山口に到着する。ちょうど、渋沢駅行のバスが出るところで、慌てて飛び乗り、乗り遅れずに済んだ。
参考1.今回の高低図&コースタイム
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参考2.今回のコースマップ
渋沢駅からバスに乗り、終点の大倉にある秦野ビジターセンター前で下車する。
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大倉から塔ノ岳方面は、北側に曲がるが、鍋割山は西側に真っすぐ進む。案内標識に従ってしばらく進むと丹沢大山国定公園の大きな看板の前に出る。
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車止めのゲートの横から舗装道路を進む。
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やがて砂利道となり、林道を進んで行く。
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沢が現れ、橋の上を渡る。
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林道が終わると、沢の手前に水の入ったペットボトルが大量に置かれている。鍋割山山頂にある鍋割山荘で使う水を、ボランティアで登山者に運んでもらうために置かれているペットボトルだ。我々も、鍋割山荘にお世話になる予定なので、2ℓのペットボトルを1本ずつリュックに入れて持っていくことにした。
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林道の先はいきなりの急な登山道に代わる。
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土砂崩れがあったような場所には、仮設の橋が設けられている。
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視線のはるか先には、急坂を登っている登山者の姿が見える。
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急坂はまだまだ続いている。最初は、背負ったペットボトルが気にならなかったが、徐々にに2キロの重さが応えてきた。何度も休憩をしながら上を目指す。
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早く着きたいと頑張って登っていくと、やっと鍋割山荘の建物が視界に入ってきた。
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鍋割山荘の、前からは相模平野と相模湾が見えるが、春霞みたいな天気でうっすらとしか見えない。
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富士山の方向を向いてみると、頭が何とか見えたが、裾野は雲に覆われている。
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さて、鍋割山荘に来たのは、名物の鍋焼きうどんを食べるためだ。雪景色を眺めながら温かい鍋焼きうどんを食べられたら最高だったが、雪景色は残念ながら見られない。それでも、温かいうどんを山の上から景色を見ながら食べられるというのは、贅沢なものだ。
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回りにいる登山者のほとんどが鍋焼きうどんを食べている。我々の仲間も全員完食で、腹いっぱいになった。我々8人がうどんを注文したのは12時をちょっと回った頃であったが、その時点で残り4人分しかないとの事で、もうちょっと遅かったら食べられなかったかもしれないと分かり、改めて頑張って登ってきて良かったと安堵した。
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うどんを食べて一安心したところで、鍋割山1262mの山頂記念写真を撮る。
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鍋割山から、さらに塔ノ岳方面に進む。前方には、丹沢山、蛭ヶ岳、檜洞丸等の丹沢の主要なピークが一望できる。昨年の10月には、あの山並みを縦走したのかと思うと感慨深い。
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金冷しの分岐点に着く。ここから塔ノ岳方面に進む。
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塔ノ岳に到着して、山頂1491mの記念写真を撮る。昨年も、塔ノ岳を通過し丹沢山まで行ったのだが、今回は、その時よりはずっと天気が良く展望も素晴らしい。
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塔ノ岳は、かつては尊仏山とも呼ばれ、尊仏山の由来となった高さ7.6mほどの巨岩「尊仏岩」があって地元の人々の信仰を集めていたという。その名残で、山頂には仏様が祀られている。ただ、尊仏岩は関東大震災の余震である丹沢地震 (M 7.3) で大金谷へ転落して現存していないそうだ。
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塔ノ岳からも富士山の頭が見えている。雲がなければ美しい富士山の展望が楽しめる山だ。
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塔ノ岳を出たのは14時半を回っていた。あまり長居をしていると、登山口には日没になってしまうので、早々に下山を開始する。
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金冷しを通過し、大倉方面に下山して行く。大倉までは、長い下り坂が続き、膝には応える。
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17時前にやっと大倉の登山口に到着する。ちょうど、渋沢駅行のバスが出るところで、慌てて飛び乗り、乗り遅れずに済んだ。
参考1.今回の高低図&コースタイム
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参考2.今回のコースマップ
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