ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

テレビ東京 ワールドビジネスサテライトを見て

2006年05月16日 | ITS
昨晩のテレビ東京ビジネスサテライトでカー用品について特集があった。
ポイントは以下のとおり。

・最近、新車が売れない
・それは保有期間が長くなったから
・だから、逆にカー用品に金をかける人が多くなった(これは疑問)
・いま、売れている用品は
  ・長持ちするタイヤ
  ・燃費向上機器
  ・カーナビ
  ・車載地デジチューナー

・ナビは、富士通テン、パイオニア、パナソニックの2006夏モデル発表会の模様が紹介された。
  特に時間を割いて紹介していたのは
   ・富士通テンの前方(左右)カメラ
   ・パナソニックの地デジ(12セグワンセグ切り替え)

まとめとして、コメンテーターがいっていたこと
・今後、通信との融合でナビはもっと進化するだろう(これは疑問。みんな失敗している)
・カーナビはまだまだ進化する(これも疑問。もう行き着くところまで来ているんじゃない?)
・そうすれば、車離れした若者を取り戻せるかもしれない(そりゃ、関係ないでしょう)

よくある、車+通信に対する漠然とした期待感に基づいたコメントだ。
しかし、マーケットは明らかに「車は移動するための道具だ」という方向に向かっている。

確かに車内空間を快適にすることに対する市場要望は強いが、誰も車の中で生活したいわけではない。
通信でしか出来ないことは、家に帰ってゆっくりやるか、携帯ですませば十分なのだ。

最後にコメンテーターは、自分の車にナビがついていないことを告白。
なんだかなぁ、でした。