ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

今年もなかった初日の出暴走

2008年01月02日 | 雑記
ちょうど一年前に、初日の出暴走なんてもう存在しないのだ、という趣旨のエントリーをした。これとか、これ
珍とかDQNとかいってからかいの対象となっている暴走族はもう完璧に流行おくれで、レッドブック絶滅危惧種なのだ。

外野から眺めていてもわかることが、警視庁にわからないわけがない。
暴走族の人員推移とか、最近の暴走行為の状況などを調査すれば、今年初日の出暴走が行われるかどうかなんて簡単に予測できたはずだろう。

結果は、このレスポンスの記事にあるとおり、やっぱり「なかった」。

警戒するに越したことはないじゃないか、なんて話ではない。結構な税金が投入されているのだ。事前の訓練もしているし、当日の本部長の視察まであったらしい。
多分、こうした年末年始の恒例行事ってのは初詣や紅白歌合戦みたいなもので、心理的になかなかやめにくいものがあるんだろうね。

さすがに来年はやめるだろう。

山手トンネルや距離別料金のこと

2008年01月02日 | 高速道路
あけましておめでとうございます。
今年もよろしく。

年末、早速首都高速中央環状線山手トンネルを使ってみた。
高井戸インターから東北自動車道まで、従来よりも15分から30分は短縮されると思う。城西地区に住むものにとって、非常に便利になった。
これが3号線までつながればもっと便利になる。

あとは、早く外環道の大泉以南を開通させて欲しいのだが、あの一帯の住民運動はなかなか手ごわいものがあるのだろう。確か高井戸インターに下り入路がないのもそのせいだったと思う。これでどれだけ不便を強いられているか。
さらに言えば、全体最適を考えたらCO2排出や事故防止に大きなマイナスとなっていると思う。

で、距離別料金制度。

中央環状線は確かに便利だけど、高井戸から関越や東北道方面にいく場合、環八や環七を通るのに比べれば走る距離は長い。
でも、それは長い距離を走りたくて走っているわけではなくて、前述の大泉以南のようなミッシングリンクがあるからやむなく走らされている。

それなのに一律に距離別で課金されるとしたら、これは納得いかない。

前にも書いたけど、首都高速はゾーンの中をWEBのように張り巡らされており、なおかつミッシングリンクがあるんだから、入り口と出口の直線距離に対して距離別課金するのか理屈に合っていると思うのだが、どうなんだろう?