ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

2009東京オートサロン

2009年01月10日 | 雑記
東京オートサロンへ行ってきた。

国内のモータースポーツ・カスタマイズ市場はざっくり言って最盛期の1/4位に縮小してしまっているような感じがする。
とくにここにきてホンダがF1、スバル、スズキがWRCから撤退し、モータースポーツに対する関心はまったく凋落してしまっている。
現在ダカールラリーが進行中だが、報道すらされない。

そんな中でのオートサロンだが、それなりの規模は保たれているがやはりなんとなく地味な印象をうけた。PIAAが出展していないのには驚き。また、会場の真ん中にベンチが並んでいる空き地もあって、ドタキャンしたメーカーがあったのだろうと思われる。
チューナー各社もいつもより即売に力が入っていて、出店費用を少しでも回収しようという感じ。

オートサロン名物のレースクイーンも少なく、それを察知していたのか撮影オタクの方々もいつもより少ないように見受けられた。

アルパインが、市販では初めてオールラウンドビューモニターを発表(参考出品)していた。
日産が工場装着で市場導入をしTVコマーシャルもしているのでご存じの方も多いとおもうが、複数のカメラの映像を合成して車の回りの障害物を上から見たような映像でナビ画面に表示するもの。
フロント、リヤと両サイドのミラー下部にカメラを装着していた。
これは注目商品になるだろう。

ホンダ(アクセス)が新型ライフにピンクのシートカバーやらスワロフスキーのキラキラなどを装着して2台展示していたが、女性向けにはピンクという発想は志が低く、どうにもホンダらしくないと思う。こんなもん絶対売れない。

一時はアメリカンカスタムやVIP系のヤン車で鳴らしたDAMDも、今年の展示は白いエボXやインプにカーボンのアクセントといった、妙にすっきりしたおとなしい車を展示していた。

ギャルソン名物の全面スワロフスキーを貼りつめたメルセデスだが、今年は金銀で2台並んでいてすごかった。
ロシアの成金だったら本当に買うかもしれない。