ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

上海商業施設のバブルは崩壊し始めているのではないか

2013年04月06日 | 上海生活
昨日のエントリーで上海高島屋は開店早々にテナントが撤退している事を書いたが、実は高島屋に限ったことではないようだ。
最近オープンした中山公園の光一百貨店美食街も、かなりシャッター化が進んでしまっている。

ここは上海高島屋と違い、立地は問題ない。地下鉄二号、三号、四号の乗り換え駅で人出が多い中山公園の駅に直結している。
日系美食街をコンセプトにラーメン、お好み焼き、居酒屋、カレー等のお店がオープンしたが、現在5-6店舗が閉店状態になっている。

嫌日の影響というわけでもないようだ。
というのも、フジオフードシステム(「地名」食堂でお馴染み)の「中山公園食堂」やお好み焼きの「花月」はいつも混んでいる。

確かに上海には東京の倍の数の人間が暮らしているが、直感的に「XXヒルズ」的な高級ショッピングセンターの数は東京の倍以上ある。
経済力の差を考えたら、これは明らかに多すぎだろう。
中国はバブル真っ盛りで投資がイケイケになっていて、フィージビリティの曖昧な開発がどんどん行われている事は間違いない。
                                                                  
これが破裂したら、とんでもないことになる。