ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

何故日本人は「TARO YAMADA」と名乗るのか?

2014年02月16日 | 雑記
検索してみたら10年位前に同じようなことをかいてるけど、最近また気になってしかたがないので書く。

田中マー君がヤンキースの入団会見で「マイネームイズマサヒロタナカ、アイムベリーハッピー」と自己紹介したのがやたらとTVで流れているが、これを見るたびに恥ずかしい。
彼の英語が下手だから、というのではない。野球一途にやってきた若者がまだ英語を喋れなくて当然だし、おそらく数年でペラペラになるだろう。

何が嫌なのかといえば、もし日本語でのスピーチだとしたら「私の名前は田中将大です」から始めることはないだろう。そんなのみんな知っているから集まってるわけで。
私自身が英語でスピーチやプレゼンをする場合、司会者が私の名前を紹介してから始まる場合はマイネームイズの自己紹介はしない。

本題はここから。

仮に自分の名前をいう必要がある場合には、姓だけを名乗る。
私の名前は姓+名であり、本当は姓+名で自己紹介したいが、日本人は外人に対して名+姓で名前を表記しているから余計な誤解を与えたくない。
とはいえ、私は名+姓で自己紹介は絶対にしたくない。その辺の事象から、自己紹介では姓しか名乗らない。

名+姓で自己紹介したくないのはそれでは私の名前ではないから。
郷に入れば郷に従えということわざがあるだろう、というかもしれない。一般的にはそのとおりだと思うが、名前は別の話だろう。
というか、もしそうであれば名+姓の人間が日本に来て日本人に自己紹介するときには姓+名でするべきだ。

私が暮らす中国では、習近平の英語表記は Xi JinPing だ。
これが至極当たり前だと思う。

しかし、そう思う同胞はあまり多くない様に思える。
アメリカに駐在するとTomとかJimとかいうファーストネームを付けて名刺を作る人がいるけど、あれも私には相当恥ずかしい。
アメリカ人には日本の名前は呼びにくいから、という話を聞いたことがあるが、だったら日本で働く外国人にもヒロシとかメグミとかつけたらいい。
以前建設会社で働くイラン人の名前が呼びにくいということで現場監督が彼らに佐藤とか鈴木とか名前をつけてたのが「差別だ」といって話題になったけど、それとはどう違うのだろうか?