上海では今年の5月ころ始まった自転車シェアリングのMobike。わずか半年足らずで街中どこでもその走る姿を見るようになった。北京がメインの同業であるofoも参入し、今後さらに拡大していると思われる。
これらの自転車はGPSと通信機を搭載し、スマホで空自転車の場所がわかり、解錠、解錠、料金支払いができる。
スマホ普及率が極めて高い中国では、支付宝というスマホ決済を始めとした生活スマホappの利用率が高く、支付宝もあっという間にどこでも使えるようになった。筆者も最近現金を使うことは殆ど無い。
そのせいか、こうしたスマホappによる新ビジネスに対する抵抗が少ないのかもしれない。スマホによる宅配にしても、始まったと思ったらあっという間に広まった。便利なものはすぐ普及するという気質はアメリカ人と似ている。
もう一つ、自転車シェアリングが拡大した大きな理由は、乗り捨て可能ということだ。
GPSでロケーション管理されているから、自転車は駐輪場ならどこでも返却可能。中国はいたるところに無料の駐輪スペースが有る。
欧米ではダイムラーによるCAR2GOという、自動車での同様なサービスが始まっている。
欧米の地方都市では路上駐車スペースが十分にあるため、これが出来る。
乗り捨てできれば、実際に使っている時間だけの課金なので非常に経済的。
私は一時帰国するとTIMESのカーシェアを使うが、これは借りたところに返さなければならない。出かけた先に滞在している時間も使用料を払う必要がある。しかしCAR2GOはそれがないため、(帰りに近くに車があるかどうかの保証はないが)かなり普及が進み、現時点で欧米で200万人の会員と16000台の車両が稼働している。また中国でも重慶で導入されるという話がある。
残念ながら我が国では車にしても自転車にしても駐車スペースの問題で乗り捨ては難しいだろう。しかし自動車/自転車のシェアリングは乗り捨てができなければ大幅な拡大は望めない。東京などでこれを実現しようと思ったら行政の協力によるインフラ整備なしにはできないが、まあ無理だろうね。
これらの自転車はGPSと通信機を搭載し、スマホで空自転車の場所がわかり、解錠、解錠、料金支払いができる。
スマホ普及率が極めて高い中国では、支付宝というスマホ決済を始めとした生活スマホappの利用率が高く、支付宝もあっという間にどこでも使えるようになった。筆者も最近現金を使うことは殆ど無い。
そのせいか、こうしたスマホappによる新ビジネスに対する抵抗が少ないのかもしれない。スマホによる宅配にしても、始まったと思ったらあっという間に広まった。便利なものはすぐ普及するという気質はアメリカ人と似ている。
もう一つ、自転車シェアリングが拡大した大きな理由は、乗り捨て可能ということだ。
GPSでロケーション管理されているから、自転車は駐輪場ならどこでも返却可能。中国はいたるところに無料の駐輪スペースが有る。
欧米ではダイムラーによるCAR2GOという、自動車での同様なサービスが始まっている。
欧米の地方都市では路上駐車スペースが十分にあるため、これが出来る。
乗り捨てできれば、実際に使っている時間だけの課金なので非常に経済的。
私は一時帰国するとTIMESのカーシェアを使うが、これは借りたところに返さなければならない。出かけた先に滞在している時間も使用料を払う必要がある。しかしCAR2GOはそれがないため、(帰りに近くに車があるかどうかの保証はないが)かなり普及が進み、現時点で欧米で200万人の会員と16000台の車両が稼働している。また中国でも重慶で導入されるという話がある。
残念ながら我が国では車にしても自転車にしても駐車スペースの問題で乗り捨ては難しいだろう。しかし自動車/自転車のシェアリングは乗り捨てができなければ大幅な拡大は望めない。東京などでこれを実現しようと思ったら行政の協力によるインフラ整備なしにはできないが、まあ無理だろうね。