中国国慶節の休暇は航空チケットが高い日本には帰らず、また殺人的混雑となる中国国内観光地もさけて海外へ脱出することにしてる。ことしはオーストラリアのブリスベン。
サンシャインコースト2泊、ゴールドコーストもみたい、ブリスベン市内にも泊まりたいということで、レンタカーを空港で借りることにした。トヨタ・カムリ、5泊6日で4万円ほどと割とリーズナブル。
車自体は何の問題もなく、またハーツの手続きは非常に簡単、車置き場も空港出口の目の前ととても便利だったのだが、高速道路で問題が発生した。
ブリスベン近郊を走行していると、この先有料区間(TOLL)との表示が出てきた。しかし、料金所はない。そのうちに、未払いの場合は3日以内にWEBサイトで支払え、それを超えるとペナルティ加算する、という表示が現れた。要するに全車ETC装備が原則で、ETC(電池式のタグプレート)未装着車はカメラでライセンスプレートを読み取り持ち主に請求が行くらしい。3日以内に支払えば追加料金は発生しない。
借りた車にはどこにもタグがついていないので、どうしたものかとホテルに帰ってからネットで検索したら後からペナルティ付きで請求された、さらにレンタカー会社の処理手数料もかかり、数百円の通行料に何千円もかかった、という経験談が出てきてびっくり。
さらにハーツのサイトでは「お客様がWEBで支払ってください」という記載が出てきて、(結果的にこれは古い情報だった)、慌ててVIAという交通局のサイトに行ってみたら、支払いはアカウント作る必要が有ることが判明。
さらに、このアカウントにはオーストラリアの住所、電話番号しかインプットできず、仕方なくホテルの住所で登録。
これでクレカから引き落とされるのだろうと思ったが、アカウント情報のページに行っても課金は発生していない。
そこでさらに調べたら、VIAのサイトのWhat’s New 欄に「ハーツと特別契約、ナンバー読み取りで利用者のクレカへ直接請求することになった」とある。
結論からいえば、これで問題なく支払いが済んでいた。返却時に高速料金はどうなってるときいたら、もうクレカから引き落とされてるから何もしなくていい、と言われた。
借りるときにデポジット用でクレジットカードを出してくれと言われ、それは単に車両のデポジットかと思いよく聞いていなかったのかもしれない。その時に説明されたのかもしれないが、少なくともよく分かるような説明はなかった。
なお、エイビスなどハーツ以外の会社の車はタグがついていて返却時に精算することになっているようだ。
ここまではブリスベンに行かれる方への情報提供。
ここからはITSを疑うとしての記事
日本ではハイスペックなETCが採用されたが、海外ではこのようなどちらかというとこうした簡易式のETCが多い。機器も貸出で装着にあたっての費用はないケースがほとんどだ。というか、料金支払い機なんだから日本のようにETCを車両用品として有料販売するというのがそもそもおかしかったのではないか。
それと、首都高はETC未装着車は一律高額料金を有人収受所で集金している。これを回避するため、いっときは首都高Xというコードネームの簡易ETCが考案されたが実現には至っていない。
今の首都高の仕組みはETCなし車は高額の一定料金を払わなくてはならず、またそのために有人集金をやめられない。
いっそブリスベンのように未装着車はナンバー読み取りで後日請求、支払い遅延は罰金制度にすればよかったのではないか?
今のままでは未来永劫有人料金ブースは廃止できない。
日本のETCはセキュリティーやエラー防止に完璧を求めるあまり複雑で高額なものになっているように感じる。さらに輪をかけて高額な、それでいてユーザーメリットがほとんどないETC2.0への転換を進めている。
日本は行政の効率化ということが本当に苦手な国だとおもう。
サンシャインコースト2泊、ゴールドコーストもみたい、ブリスベン市内にも泊まりたいということで、レンタカーを空港で借りることにした。トヨタ・カムリ、5泊6日で4万円ほどと割とリーズナブル。
車自体は何の問題もなく、またハーツの手続きは非常に簡単、車置き場も空港出口の目の前ととても便利だったのだが、高速道路で問題が発生した。
ブリスベン近郊を走行していると、この先有料区間(TOLL)との表示が出てきた。しかし、料金所はない。そのうちに、未払いの場合は3日以内にWEBサイトで支払え、それを超えるとペナルティ加算する、という表示が現れた。要するに全車ETC装備が原則で、ETC(電池式のタグプレート)未装着車はカメラでライセンスプレートを読み取り持ち主に請求が行くらしい。3日以内に支払えば追加料金は発生しない。
借りた車にはどこにもタグがついていないので、どうしたものかとホテルに帰ってからネットで検索したら後からペナルティ付きで請求された、さらにレンタカー会社の処理手数料もかかり、数百円の通行料に何千円もかかった、という経験談が出てきてびっくり。
さらにハーツのサイトでは「お客様がWEBで支払ってください」という記載が出てきて、(結果的にこれは古い情報だった)、慌ててVIAという交通局のサイトに行ってみたら、支払いはアカウント作る必要が有ることが判明。
さらに、このアカウントにはオーストラリアの住所、電話番号しかインプットできず、仕方なくホテルの住所で登録。
これでクレカから引き落とされるのだろうと思ったが、アカウント情報のページに行っても課金は発生していない。
そこでさらに調べたら、VIAのサイトのWhat’s New 欄に「ハーツと特別契約、ナンバー読み取りで利用者のクレカへ直接請求することになった」とある。
結論からいえば、これで問題なく支払いが済んでいた。返却時に高速料金はどうなってるときいたら、もうクレカから引き落とされてるから何もしなくていい、と言われた。
借りるときにデポジット用でクレジットカードを出してくれと言われ、それは単に車両のデポジットかと思いよく聞いていなかったのかもしれない。その時に説明されたのかもしれないが、少なくともよく分かるような説明はなかった。
なお、エイビスなどハーツ以外の会社の車はタグがついていて返却時に精算することになっているようだ。
ここまではブリスベンに行かれる方への情報提供。
ここからはITSを疑うとしての記事
日本ではハイスペックなETCが採用されたが、海外ではこのようなどちらかというとこうした簡易式のETCが多い。機器も貸出で装着にあたっての費用はないケースがほとんどだ。というか、料金支払い機なんだから日本のようにETCを車両用品として有料販売するというのがそもそもおかしかったのではないか。
それと、首都高はETC未装着車は一律高額料金を有人収受所で集金している。これを回避するため、いっときは首都高Xというコードネームの簡易ETCが考案されたが実現には至っていない。
今の首都高の仕組みはETCなし車は高額の一定料金を払わなくてはならず、またそのために有人集金をやめられない。
いっそブリスベンのように未装着車はナンバー読み取りで後日請求、支払い遅延は罰金制度にすればよかったのではないか?
今のままでは未来永劫有人料金ブースは廃止できない。
日本のETCはセキュリティーやエラー防止に完璧を求めるあまり複雑で高額なものになっているように感じる。さらに輪をかけて高額な、それでいてユーザーメリットがほとんどないETC2.0への転換を進めている。
日本は行政の効率化ということが本当に苦手な国だとおもう。