ITSを疑う

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ETCで神戸空港駐車場の決済が可能に

2006年12月26日 | ITS
今日の日経に「ETC、民間施設に拡大・三菱商事、子会社が認可取得」という記事が載っていた。
三菱商事子会社とはITS事業企画のこと。今年3月に国交省がIDアプリ方式でのETC利用(機器のID番号をETCカードとは別のクレジットカードに紐つけるやり方)を民間に開放したが、半年以上たってやっと初めての計画が発表された事になる。

いわく、来年3月には神戸空港の駐車場で使えるようになるらしい。

神戸空港のみのサービスでどれほどの人が申し込みをするかは疑問だが(ITS事業企画のその他のサービス提供地域は丸の内、埼玉、横浜など極めて限定的)、たしかに神戸空港にとって駐車場はひとつのキーワードだ。

神戸空港の駐車場は、大都市圏の飛行場には珍しく搭乗者なら24時間無料なのだ。
それが、この空港が意外に健闘している理由のひとつらしい。
私も羽田空港の駐車場が無料なら、大阪、岡山などは飛行機を使うだろう。

しかし、健闘しているといっても目標の年間300万人には届かないらしい。
駐車場無料は開港記念の暫定措置といっているが、多分継続されることになりそうだ。

いずれにしても、そういった理由から当面はITS事業企画さんのサービスは「割引メリット」を売り物にすることが出来ない。
純粋に、入出庫の一時停止だけがメリットとなる。
それだけのためにクレジット番号の登録をふくむ申し込みをし、年会費を支払うユーザーがいったいどれだけいるだろうか。


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2006-12-27 00:11:36
日経の記事間違ってませんかね?神戸-高松間のジャンボフェリーの実験では利用車番号を既に使っていますけど。あれもIBAが絡んでるのに実験だからカウントしないんですかね?

個人的にはターンパイクの方が驚きましたけど。国土交通省は民間の道路事業者には冷たいんだなと
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