たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

新潟・高倉山 (1) 5/8

2012年05月11日 | 登山
                  体長良好、天気この上なし
                  一年ぶりの新潟の山に気持ちが少々浮き立っています
                  六日町ICで降り三国川ダム方面に向けて車を走らせ、ダム数キロ手前で左折
                  看板の掛かるゲートを潜り別荘地に入ると・・・何か様子がおかしい
                  道が寸断され先に進む事が出来ないのです

                  それが、そもそも今回の厄日とも言える一日になってしまうとは・・・

                  山菜採りのご夫婦や工事関係者の人達の話では数日前の大雨で沢が氾濫し
                  一番手前に見える家(その日、住人が居たらしい)の10m手前まで土石流が押し寄せたのだとか
                  ともかく邪魔にならない場所に車を停め
                  登山口に有るという「高倉山・中之峯新道」の石碑を探すべく足を踏み入れました







                
                  辺りには8畳の間にスッポリ入る位の石がゴロゴロ
                  石碑は恐らく石と一緒に流されてしまったのでしょう、何処を探しても見つける事は出来ませんでした
                  振り返れば荒々しい景色とは対照的に金城山の何と美しい姿でしょうか
                  足元には「こごみ」が沢山、駄目なら山菜採りに切り替えても・・・






                                     奥に金城山と巻機山  手前の三角は大割山

                     雪渓が出て来た辺り山頂に向かって右尾根に踏み跡らしき・・・
                     実際は左尾根を登るのが正規のルートなので、これは大きな間違い
                     何時しか踏み跡は消え急斜面を
                     ともかく稜線へと岩を乗り越え藪を漕ぎ上へ上へ目指し無謀とも思える登山に突入していました
                

                              ただ、人の入らない此処は花の宝庫
                              汚される事の無い無数の花が咲き誇る夢の様な場所です
                              中でも私の好きなイワウチワの群落は圧巻でした





    




                                         しかし藪漕ぎは容赦なく続きます




                           3時間以上の苦闘を強いられ稜線に登り上げると其処は何と・・・
                           左へ折れて高見を目指せば・・・・・山頂です
                           不安が無いと言えば嘘になりますが暫くは美しい新緑と雪の景色に釘ずけでした




                                         平ケ岳から兎岳に続く稜線


                                         ここで雪崩に遭ったら一たまりも有りません
                                         アイゼンを装着し右側の藪を目指して






                                         それにしても、この景色



                                         
                                         マンサクは今が盛り






                                         入山して4時間半、こうして山頂直下までやってきたのでした
                                            続く

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