たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

(続) 飯盛山 

2015年10月12日 | 登山

飯盛山 1643m


平沢山を後に、いよいよ山頂に向かいます

     



道しるべの様に咲くのはリンドウとマツムシソウ

そして山頂に向かって真っすぐ伸びる道

何処からか聞こえてきそうなホルンの音

こんなロマンチックな気分に牛よ、水を差ささんといてよ

そう、此処は至る所に鉄線が張り巡らされている牧場なのです




たっ一輪のナデシコが咲く山頂を踏みました、が腰を下ろしてという訳にはいかない単なる通過点です

御休憩は展望台の方へと言う事なのでしょう


長い裾野を曳く八ヶ岳の先には甲斐駒を始めとする一連の山

北岳、間ノ岳、甲斐駒ケ岳、千丈ヶ岳、鳳凰三山、どれも忘れられない山々です


奥に見えるのは金峰山

雪を踏みしめ登ったっけ



     

そして大きく八ヶ岳

下の写真は随分前に登った時のものです


奥の山は甲武信ヶ岳でしょうか

ヤナギランが咲く小屋の前で「とくさん=小屋のご主人」とお酒を野に交わした思い出の残る山です






昼を告げる鐘の音が何処からか響いてきました

それでは展望台で昼食としましょうか


下で一際 異彩を放っているのは国立天文台野辺山宇宙波観測所

波長1~10ミリメートルのミリ波と呼ばれる電波を観測する為の望遠鏡としては世界最大級だそうです




シートを敷いた周りで目を凝らさなけれな解らないセンブリを見つけました

最初に見たのとは違い、か弱そうなセンブリです

ジックリ落ち着いて見ればアッチニモコッチニモ

余りにも小さくて果たして上手く撮れているのかどうか。。。何とか写っていましたね










少しばかり空気が冷えてきました

そろそろ腰を上げた方が良さそうです

花が有れば立ち止まり実を見ればカメラを向ける帰り道

秋の山はいいね~」自然にそんな言葉が出て来ます


「袖摺り合うも多少の縁」途中休憩で語らうこんな時間も私は好きです

「また何処かの山で・・・」これは登山者のお別れの時の決まり文句になりましたね

     



少しばかり秋を感じる登山道を八ヶ岳を眺めながら駐車場へと

続く


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