チャツボミゴケです
水と光に映し出されて瑞々しく光る苔
ふっくらと、まるでビロードの様
二年前に来た時には川辺まで下りる事が出来ました
しかし白根山の芳ヶ平がラムサール条約の指定を受けますと
その一角にある知る人ぞ知るのこの公園は一躍 観光名所となり
ツアーにも組まれる様になりました
そんな事で2年前には無かった柵が張り巡らされ見物客は遊歩道以外
足を踏み入れる事が出来なくなってしまったのです
側に寄って赤ちゃんの頬をなでる様にソーッと触れてみたくなりますね
賑やかな三婆婆も、ただただ見つめるばかり
そして出る言葉はズラリと感嘆詞のみ
そうよね、この美しさを咄嗟に表現できる言葉なんて浮かびませんよね
この写真は二年前の春に訪れた穴地獄です
そして此方が今回、訪れた秋の穴地獄です
「秋の方が苔が美しい」・・・確かに苔の密度に違いが有ります
さて、チャツボミゴケに満足した私達は みっちゃんの希望で野反湖へ向かう事にしました
以前、見た紅葉をもう一度見たいのだそうです
野反湖の紅葉期間は短いので有名ですがどうなのでしょう
やはり少し遅かった・・・
でも、これもまた良し
私達はベンチで遅い昼食を済ませ湖の畔まで下りる事にしました
午後3時を過ぎますと、どうしても新潟側から雲が湖面を舐めはじめます
空気も一段と冷たくなりました
そして光を失った湖面には、もうすぐそこに冬の足音が聞こえている様でした
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