たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

巾着田の赤い絨毯

2016年09月27日 | アウトドア
9月24日[土)


八高線でノンビリと巾着田へ

雄さんはこの日、区長会議の予定が入っている為同行したのは姉と姉の友人Mさん

八高線は単線のため擦れ違い時は駅で数分停まるというノンビリした運行です

電車が、その様にノンビリならば窓外に流れる景色もユッタリとし長閑なもの

田畑を飾る彼岸花が一際、華やかに目に映ります

何故、彼岸花が田畑の畦や墓地に多いのか、それはモグラの侵入を防ぐ為

決して不吉な花でも何でも無いんですね

  

約1時間20分で高麗川駅に到着

当初はここから東飯能駅、そして高麗駅へと乗り継いで行く予定でしたが

直通バスが此処から出ているとのアナウンスが流れたのを聞き急遽、変更です

案内板の両脇を将軍標で飾っていました(右の写真)

韓国では境界標として各村落の入口には必ず立っているトウテンポールの様な物

と言えば理解して頂けるでしょうか


因みにこれは韓国へ行った時に骨董屋さんで買ってきたものです

高麗(こま)

この地は新羅連合軍に滅ぼされた高句麗の人達が逃れて住み着いた場所です

元々日本との交易が盛んに行われていた為、大和朝廷により移住が受け入れられた様です




前に山の帰り立ち寄った時には林床を彼岸花の葉が青々としていた頃でした

その時に渡った「あいあい橋」の上からは、まるで鳥瞰図の様に赤い絨毯を見下ろす事が出来ました


蛇行した高麗川が彼岸花咲く此処を取り囲む様に流れている事から巾着田と呼ばれるようになった訳ですが

これは日和田山に登って見下ろして初めて解る形です

                    

この子たちは一体 何物?

(クリックでサイズが大きくなります)










今日は土曜日

高麗川の畔では爺ちゃんと孫が石切り遊びを楽しんでいます

以前、訪れた時ここで私達はカワセミを見たのです

動きが早くてカメラに収める事は出来ませんでしたが

この清流の様にとても綺麗な色でした



広場では曼珠沙華祭りが開催され大賑わい

私達は余興を楽しみながらここで昼食です

見飽きる事の無い真っ赤な世界に我が身も染まりそうになりながら・・・


私達 「この付近に見どころはございませんか?」

係り員  「コミンカ  が有るよ」

私達 「エッ?公民館?」

・・・公民館へ行っても仕方ないわね・・・三人、ボソボソと

私達 「公民館で何か催しをやっているのですか?」

係り員  「公民館じゃなくて古民家ですよ」

教えて頂いた道を辿り橋を潜って一のぼり・・・有りました、公民科では無く古民家




この建物は江戸時代末期、名主を勤めた新井家の住宅です

なかなか拡張高い構えですね

(調べたところによりますと新井姓はどうも渡来人の様です)

最後にもう一度彼岸花の写真を



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コメント (18)
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