たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

思い出に残る山(18)篭の登山(2227m)~水の塔山(2202m)~みはらし岳(2095m)

2017年12月14日 | 心に残る思い出の山
平成5年8月




いきなり篭の登山(かごのとやま)の山頂の写真です

と言うのも登山口から30分、呆気ない程の近さだったのです

とは言え人気の山、大勢の登山者が展望を楽しんでおりました



   

ここは360度、遮る物の無い広々とした山頂です

アルバムには「南・北アルプスの豪華な展望に登山の醍醐味を味わう」

と記されておりました

雄さんの後ろにいる登山者は同行者では有りません

何処からか寄ってきて背後に立つと展望の説明を始めたのです

それはそれで有り難いのですが場所を変えても更に場所を変えても

また背後に立ちヒトクサレ・・・

雄さん「背後霊みてぇな奴だなぁ」





   

喧騒の篭の登を後に木立の中を転がる様に下って水の塔への登りに取りつきました

赤ゾレと呼ばれる火口壁を通り振り向けば


篭の登山はもうあんなにも遠くに


此処まで足を延ばす登山者はおりませんでした

ホシガラスと私達二人占めの山頂です




・・・アルバムより・・・

水の塔に着くとここからも北アルプスが遠望され眼下には高峰山のスロープが

ダイナミックに伸び、そこを走る高峰林道が景色を引き締めていた

何と言う気持ちの良い山頂だろう

高峰温泉から登って来るパーティが小さく見えたのを機に腰を上げる事にした




一端、篭の登に引き替えし昼食を済ませた後、見晴らし岳へと向かいます

背後霊? 未だ居ましたよ~

ここは、きつい個所も無く気楽に来られ高山植物も豊富とあって

一般のハイカーも含めて見晴らしの丘も雷の丘も大賑わい

この日はマツムシソウの花盛り、アザミも咲いていたっけ


池の平をバックに記念の写真を写す背後には

先程、登ってきた篭の登山と水の塔山が・・・

この時から、もう25年が経ちました、その後も何度か登りに行きましたが

色あせる事のない人気を不動のものにしている篭の登山です

今頃は冠雪しているのでしょうか

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