たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

長野・高峰山(篭の登山を登るはずだったが・・・)

2017年12月24日 | 登山

行く手に雄々しい姿を見せる浅間山

空には一片の雲も無い  いい天気です

雪の心配も無いままに車坂峠に着きますと、ここはもう一面の銀世界

浅間2000ではスキーヤーの颯爽と滑る姿が木々の向こうに垣間見られます

さて、篭の登山への林道に車を向けました・・・・・・・・・・・・・・・・

ところが・・・・・・・・・・・・・


~~あぁ無常~~

林道を浅間2000が横切っている為、冬季は閉鎖されていたのでした


篭の登山(左)、水の塔山を恨めしく望みながら・・・さて、どうしよう

残された道は黑斑か高峰しか有りません

気勢をそがれた私達は高峰温泉の暖かいラウンジで小諸の懐古園にでも行こうかと

考えを巡らせますが、ここまできたなら、やはり雪山を登りたい・・・と私








風も無く寒さ対策万端で来た私達は先ずは前山までの急坂に歩を進めました

ところが・・・又ところがです

   



高峰山山頂を望む後1.1k地点で雄さんが体の不調を訴えたのでした

体の力が抜け額には大粒の汗、ベンチに横になるや嘔吐を催し

殆ど水の吐しゃ物を4回ほど吐き出したのです

昨夜は余り寝られなかったと言っておりましたので睡眠不足からくる貧血なのか

2000mを越えているので不調が誘発した高山病なのか

昨年の、くも膜下が影響しているのか

とにかく暫くここで休んだ方が良さそうです

「坂戸山に続いて又たかに迷惑かけちゃったな、たかだけ一人で行って来い」

そう雄さんは言いますが、そんな訳にもいかず周囲に目を向けますと








以前、来た時には休まずに通り過ぎた場所でしたが

こうして目を向ければ遠くに富士山、間近に八ヶ岳、その奥に南アルプス

北には上越国境の山々という此処は絶好の展望台でした

雄さんが体調を幾分、持ち直したところで私は車の中で見えていた

白銀に輝く北アルプスが望める地点まで行ってみる事に致しました

が、それは高峰山の山頂まで行く必要が有りました




大した距離では有りませんが、やはり心配なので引き返します

すると、周辺の景色にカメラを向けている姿を見て ホッ! やれやれ!・・・

それにしても気持ちの良い場所なので慌てて降りる事も無さそう

「雄さん! もう少し、ここでユックリして行きましょう」


何やかやと1時間くらい展望を楽しんでいたでしょうか

正面の黑斑山を眺めながら腰を上げます


未だ少し怠さの残る体・・・ゆっくり下山口へと下りました

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コメント (23)
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