たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

夜の舞姫

2019年08月17日 | 

西の山に日が沈み辺りが闇に包まれるころ閉じていた花から少しずつ糸を伸ばし

それを紡ぎながら舞踏会に相応しいレースの衣裳を仕立てます

月の光をスポットとしてこれからどんな舞が繰り広げられるのでしょう

 裏の畑に実を落したカラスウリは我が家のブロック塀を拠り所にこんなに花を持ちました

きっと東の空が白々とするまでレースをヒラヒラと風になびかせて踊り狂うのでしょう

時に優雅にワルツを

時に2拍子のリズムに乗って軽快にポルカを

 

 

 

 

そして、もう一つの夜の舞姫  待宵草

 

 

一夜限りの儚さを恋多き竹久夢二はこの花にわが身を重ねたのでしょうか

待てど暮らせど来ぬ人を宵待草のやるせなさ