旅の思い出に残る物としてこんな物も有りますね。山を歩きながら見つけた石です。
フランスから電車を乗り継ぎモンブランの麓の小さな町プラに降り立った時、私達は対峙するモンブランの山に只、言葉も無く見とれたものでした。宿泊したこれもまた小さな宿で初めて使った「アン・カフェ シルブプレイ」の言葉が奥さんに通じた嬉しさ。
翌日、アンデックス(2450m)までロープウエイで行き、そこから登山を開始した時に見つけた石です。雪を纏ったモンブラン(4810・4m)が雪解けに頂を覗かせた様に見えませんか?
モンブラン山群のドリュ針峰(3754m)
7月10日にも拘らずメンリッヒェンのホテルでの夕食時、外は雪に変わった。「明日の天気はどうでしょうね」と尋ねると「期待出来そうに有りませんね」と肩をすぼめる。「駄目かぁ」と諦めて外を見ているとデザートが運ばれてきた。其処に付いていた飾りのピッケルがとても精巧で何だか無性に欲しくなってしまった。聞いてみるものだ。ウエイトレスはにこやかに「どうぞどうぞ」と大きく頷いた。 それがこのピッケルです。
ユングラウヨッホと其処から流れ落ちる滝・下はその裏側
アイガー北壁
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ツェルマットでお世話になったホテル「シマ」の窓からのマッターホルン。やどのご主人はマッターホルンの背景が青一色となると、まるで自分がそうしたかの様に胸を張って「どうです!」と言わんばかりに雲一つ纏わないマッターホルンを指さした。
見る位置によってマッターホルンも姿を変えます。私達が登ったオーバーロートホル(3415m)から見たマッターホルン(無理矢理ですけどね)
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