たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

(続)雲門寺の花巡り

2021年02月20日 | 

続き

 

訪れたのが金曜日、と言う事は・・・・逡巡しておりますと庭に出ていた奥様が「折角お出でになられたのですから」と何とお優しい、結界を解いて下さったのです。

目の前には福寿草が咲き乱れ、お判りでしょうか!その奥に白い小花の節分草が群生しております。

 

 

金杯の様に輝いてますねぇ

福寿草ですが増やすには株分けしか無さそうで、それを怠ると小さくなってその内、消えてしまうのだそうです。株分けは9~10月との事なので忘れない様にしないといけません。

    

 

今回の目的の花節分草です。5~10㎝ほどの極々小さな花ですが「微笑み」と言う花言葉が示す様に覗きこむと思わず笑みがこぼれてしまう愛らしい春告げ花でした。

 

「芽が出て花が咲くまで6年、この一角(2枚目の写真参照)だけでも30年かかりました」と仰っておりましたから気の長い話ですね。

しかし、この愛らしさ 節分のころ咲くから節分草と言うよりも花がお雛様そのものですよね~

 

「茶席を飾る花として用いられるのがこのあけぼの椿なのですよ」と言って奥様が手折って下さった曙椿(ピンク)と侘助(赤)です。家に戻ってから調べてみますと結び柳に曙椿の蕾を生けるのが初釜での習わしとの事。逆に侘助は花が開いた物を使う様です。

椿はさっそく仏壇に供えましたが今、曙の方は8分ほど花が開き侘助も僅かに開き始めました。

風情のある石塀

ここも寺の一角ですが出口に近い場所に広大な石庭が有りました。結界があり今日のところは中を歩く事は出来ませんでしたが、妙義の白雲山が覗く、ゆったりと時が過ごせそうな広場でした。

4月になると色んな花が咲き6月には紫陽花も咲くらしい。その頃また訪れたいと思います。

コメント (17)
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