たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

実り多い今日の散歩

2021年12月10日 | 散歩

すっかり冬の気候となりました。でも年内は比較的穏やかな日が続きますのでウォーキングも左程苦では有りません。今日も元気に出発です。

 

 

 

 

 

花を追いながら歩いて行きますと前方に立派な銀杏が有りましたので、この銀杏の有る石上寺に久し振りに歩を入れました。

 

  

石上寺は長野氏の菩提寺で有り箕輪城の鬼門として建てられた寺ですが住職不在のため訪れる人も無く門の所に置かれた臨廻の塔が当時の繁栄を物語っている何処か侘しい空気が漂う寺でした。石上寺を後に箕輪城址へ向かいます。

 

今日は小学校の手前を右折して城の西側「虎饀門」からの入城です。以前は何とも思わなかった道が歳のせいか久し振りのせいか(そう思いたい)結構な急坂で息が切れる事…うーん、情けない。

  

石垣の高さは1mほど埋もれてしまったため実際はもっと立派だったのでしょうね。遺構として遺されている石垣軍は長野氏の代ではなく井伊直正時代に造られたものだそうです。

   

箕輪城語り部の会のガイドをされている元教育長さんと学芸員さん。教育長さんは整備計画が始まった当初からこの計画に関わり毎日、手弁当で通っておられる穏やかな方です。計画が始まって着工に掛かってから今年で11年目となり当初の10年は過ぎてしまいましたが櫓門が5年前に完成し現在は橋の工事、それが終わると本丸の場所に高麗門、駐車場の北に資料館を作って計画は漸く終わりになると言う事でした。

群馬県には何も資料が残されておらず教育長さんは栃木県、広島県浅野に残されている資料を取り寄せコピーされたそうですので資料館が出来れば、おぼろげながらも箕輪城の輪郭が見えて来るかも・・・知れないですね。

 

話に夢中になっている時、目を霞めたものに一早く反応、ジョウビタキでした。

コメント (14)
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