九州の友人を訪ねた時、連れて行って頂いた上野焼窯元
李朝陶工・尊階と西国大名の中でも特に茶道に精通していた豊前小倉藩主・細川忠興の両名により育まれてきた上野焼は飽きの来ない存在感が有ります。
これは非売品でした(高さ10センチ)。余りにも目を惹いたので「何故、非売品なのですか?」と声を掛けたところ「傷物ですから」との事でした。確かに蓋の一部が欠け金継ぎしてあります。 「傷物でも良いから売って欲しい」と言うと奥へ持って行き相談したのでしょう、値段は忘れてしまいましたが旅の途中の事、財布にそれほどのお金が入っている訳でもないので、かなりの安価だったと思います。多分、想像するに先代か先先代かが作った器が何かの拍子に掛けてしまった、しかし捨てられない程、気に入ったもの・・・そんな器だったのではないでしょうか。
御猪口
緑色の銅釉を使った緑青流し
高台の裏に見られる窯印「ひだり巴」
鉄釉を使ってますね
以上が、この時、購入した5品
アルバムに、こんなスケッチが残っておりました。今も使用している上野焼急須です。その上に『スピードくじを引き私は見事当選 5千円相当の和菓子の皿を戴いた』と有ります。それが次の皿です。
今回の台風10号は福岡もかなりの影響を及ぼしそうです。どうか何事も無く通り過ぎてくれます様に。
しかも、ずっと使ってこられたのもすばらしい。
山に登ることのなかった私は たかさんのブログを楽しみに拝見しています。
郷里に小代焼きがあります。細川さんが上野焼の陶工をを肥後に連れてきて
始まったそうなんです。
似ています。なつかしくついコメントしました。
お猪口も輝いてて日本酒が美味しくいただけそう。
お菓子のお皿も綺麗ですね。
良いお買い物をされたんですね(◍•ᴗ•◍)
私は小石原焼や恩田焼の飛びかんなが大好きです。うどん用に使っています(笑い)
旅先で購入された上野焼、こうして改めて目にされると旅の思い出も蘇ってきそうですね。
非売品。こういう理由で非売品になっている場合もあるようですね。
私のような素人が見ても、素晴らしい出来栄えの作品だと思います。
いつしょに購入されたものも、釉薬の流れに味のあるものばかりですね。
スピードくじにも当選されて、言うことなしの旅先での窯元めぐりだったようです。
お茶をしてると目が肥えてきていいもの見分けられるようになるんですね
色々と回っていくと現地ならではの物も見つかり楽しいでしょう 旅の楽しみにもなりますよね
いいもの手に入れておまけにくじ引きで大当たり
いいおもいでです
お友達が福岡ってことで心配ですね被害が少なく通り過ぎてくれること願ってます。
渋くて茶人好みの上野焼、茶会でもたまに拝見します。
窯元まで行かれて良かったですね。
冒頭の蓋つき小壺、非売品でもお願いしてみるものですね。
今は何に使われているのでしょう。
飾っておくだけでも存在感あって良いですね。
コーヒーカップも描かれた急須も私好みです~(^_-)-☆
この日は春の陶器祭りでしたので手頃に手に入る物が多く私は5品も購入してしまいました。
そんな事ですから日常雑器として惜しげも無く食卓に並べております。
食器はやはり使ってこそ価値が出るものですものね。
上野焼とは兄弟関係にあるのですね。そうした目で見ますと、色彩、光沢など成程と納得できるものが伺えます。
そして細川氏が茶道に精通していた事からキラリト光る物を感じました。
もかさん、何時もご訪問して下さり、とても嬉しいです。陶器が縁でこうしてお話をする事が出来ました。これからも宜しくお願い致します。
「ひだり巴」の印が判別しにくいほど薄れてしまっているのはきっと作家さんの大のお気に入りで
何時も側に置いて愛用していたからなのでしょう。「捨てるに捨てられない」・・・そう言う物って有りますよね。
何時頃の物なのか知りたいところですが、いずれにしても年代を感じさせる器でした。