裏妙義山塊の北面には碓氷川の支流・横川が作る滝が7つ在ります
曽滝・祖滝・父滝・で母滝・自行滝・子滝・孫滝でそれらを総称して
麻芋の滝と呼ばれている訳です
駐車場に車を置き先ずは碓氷川に掛けられた橋を渡ります
滝入口の案内板を見て斜面に取りつきますが踏まれた所はアイスバーンになっていまして
バランスを崩すと「オットット―!」ってな具合に
東屋を過ぎた辺りに見えてきた滝が自行滝
落差は4m程ですが見応えは有りました
そう易々とは通して貰えないこの道
谷側に柵が無い個所も有り、そんな時にはアイスバーンのトレースは敬遠し
雪の中をザクザクと
車の中にはアイゼンを常備しているのに履いて来なかった事を反省)
そして今にも落ちそうな岩を頭上で潜り
揺れる吊り橋を慎重に渡り・・・勿論アイスバーンになっておりました
橋を渡り始めますと右に突然姿を表したのが通称、麻芋滝と呼ばれている父滝でした
寄って来るものを拒む様に滝へ近づく木橋は幾らか傾き
足を滑らしたら1・5mほど沢に転落は免れません
それでも滝は「さぁ・おいで」とばかりに手を広げているではないですか
しかし少しでも近づきたくなるのが人間の心情
自分でも馬鹿な事をしていると思いながらソロリソロリと
終にツララの中まで行ってしまいました
帰りは右に高巻いて登山道に戻ります
振り向けば奥に母滝でしょうか
名称は定かでは有りませんが木々を通して立派な滝が見下ろしていました
踏み跡もないので近寄る事は出来ませんでしたが2段になって落ちている姿は
夏に見たらさぞや優美な事でしょう
しかし
山ビル、熊、スズメバチ、山蛇と言う生き物が待ち構えている領域です
特に山ビルは大量発生しますので初夏から秋までは入山を控えた方が懸命ですね
(ここを詰めると丁須の頭へと登る事が出来るのです)
何とか無事に戻れました
7滝の内、見たのは3滝だけでしたが満足・満足
写真は人面石と歌って有りますが
どなたかが達磨大師でも掘ろうとして途中でやめてしまった様な
そんな気もしないではない人面石でした(駐車場とは反対側を少し歩いた所に在ります)
アウトドアランキング
麻芋の滝。なんて読むのだろうと思ったら「あさおのたき」と読むのですね。
見事な氷瀑ですね。今の時期だからこそ見ることのできる景観だろうと思います。
アイスバーンになった吊り橋は、スリル満点どころか恐怖心が伴いそうです。
そんな思いをしながらたどり着いた先には、人の手では決して作れない自然の造形美。
ツララの中まで入っていかれた気持ち、わかるような気がいたします。
流れ落ちる水が凍るということは相当寒いんですね。
当たり前!と笑われそうですが、こんな風に凍った滝は見たことがないので・・・
長く伸びたツララも見事ですね。
夏の暑い時にこんなツララがあったら・・・とつい夢想してしまいました。
ツララの中まで入るとはたかさんらしいですね(^_-)-☆
それにしてもヒヤヒヤものの滝巡り、好奇心・冒険心・行動力が20代の若者並み。
本当に滝に魅せられていますね。
今日、おたかさんの、麻芋滝、見れると思っていたけど、見てびっくり、目が点になりました。
氷の精、夏を豹変する景色に、ただ、
繰り返し見続けているところです。
しかし・・・
へっぴり腰?姿を見ると、なんか、ホットします。
無事、戻れて・・よかった!
私も凍った滝を見に行きたくなりました。どこにしようかなぁ〜
特に 近くで撮った ツララ
凄いです \(◎o◎)/
美しくて ワンダフルでした
危険を冒してまで 間近で観たくなる気持ち わかります
お陰様で 良い光景を
楽しませていただきました。
一番、美しい姿を見るには、この時期が一番でしょうか。
とにかくツルツル。 アイゼンも付けずに少々無謀でしたが氷の上は小股で足踏みをする様な足の運びでの前進です。
氷瀑と言うのは毎年、同じではないと言うのが興味深いですよね。もう一度、雪が降ればまた形も変わる事でしょう。
ここまで来るのに家から1時間かかりますので、そう足しげく通えませんが出来れば変化していく過程を見てみたいものです。
どうですか!氷の宮殿の様でも有りシャンデリアの様にも見えますよね。
ただ此処は雪の下に大きな石がゴロゴロしていますから足元は危険がいっぱい
滝に見とれたまま移動すると足首を挫いてしまいかねません。一足一足に緊張しながら近づいて行きました。
でも、美しいでしょう! 別世界でしたよ~。
見れば見るほど不思議としか言えないドーム状に垂れ下がったツララ・・・
氷柱内の神秘的な一部屋・・・この美しさを表現する術は残念ながら持ち合わせておりません。なので、ただ見て下さいというしかなさそうです。
こうした場所は年甲斐も無く童心に返ってしまうものですね。
滝に魅せられて30年余り・・・何時まで「滝追っかけ・たか」でいられるでしょうか。
物心ついた時から視野に在った上毛三山にの一つでしたので、そこに在るという事が当然の山でしたが
一歩、踏み込めば宝箱からザクザクと出て来るわ出て来るわ・・・
私が掴んだのは未だ一握りですが次のお宝を求めて歩みを止めずに頑張ろうと思います。
素晴らしいでしょう!麻芋の滝 3月には消えてしまう儚い命ですが、その僅かな期間、まるで大手を広げて舞を演じているかの様ですよね。