続き
行く手に明神ヶ岳が見える宮城野の分岐で女性二人が休憩している。私達もそろそろ足を休めたい時間、ザックを脱ぎ捨て休憩する事にした。女性たちとの会話は進みお互い若い!若い!と言い合って気分は絶好調。又々雄さん、呆れてる。
高校生かな?中学生かな? 爽やかに挨拶をすると元気に下って行った。若いって素晴らしい。
山頂に続く登山道
相模湾の海岸線が弧を描いている。左に富士、右に太平洋と胸が躍る稜線歩きだった
標高1169m 明神ヶ岳山頂
金時山の上に鎮座する富士
山頂は一瞬、首をすくめる風が待っていた。風を避け木々に囲まれた日溜りで食事。人出賑わう観光名所の直ぐ近くに在りながら、ちょっと足を延ばせばこんな別天地が有る。今日、山仲間は西上州の山に登ると言っていた。携帯でエールを送ると直ぐに返事が届いた。「お互いガンバロウ」と。
平らな樹林の中は、まるで荒船山の先端に向かう道に似ている気持ち良い水平動だ
8時50分に入山して14時45分、無事に宮城野に下山。今日も爽やかな一日が過ぎた。
何一つ不自由のない今の生活にドップリ浸かっている幸せ、ストレスや不安が切り離せない世の中、この二つを上手く調整してくれるのが山。そう、山は生きて行く上に欠かせない調整剤かもしれない。続きます、寄ってコメント欄はお休みです。
あんな思いをしてどうして山に登るの?とよく聞かれますが「そこに山が在るから」なんてキザな言葉よりも実際、私自身にも本当のところ分かりません。
ただ、登り詰めたた時に得られる達成感+山後の日帰り入浴の爽快感、このセットが心身をリラックスさせてくれるのです。
ストレス解消法は人によって、それぞれですが、これが私にとってのストレス解消法でしょうか。
今は歳と共に山も遠い存在になってきましたが、こうしてパソコンに書き写していますと当時の想いが蘇りそれも又、ストレス解消に繋がっている様に思えます。
そんな人間ですよ。
なるほど
山に登るには体力もいるし体調管理も必要だし、心身とも健康になれる大きなエネルギーをもらえるんでしょうね。
深いですね、そして素晴らしい
タカタかさんて、どんな感じの人だろうと想像してましたが、イメージ通りかな。