たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

赤城・長七郎山 8/6

2012年08月20日 | 登山
連日の山登りはさすが辛いので今日はKさんと二人で食材の買い出しに出かけた

今夜はKさんがカボチャ入りタㇳゥイユを作ってくれるのだそうだ

名前からするとフランスの家庭料理なんだろうなフッ、楽しみ

とにかく種々の野菜がこれでもかと言うくらい入っているのでヘルシーな事は勿論お味はと言うと此れがこの上なく美味しい

主人は余りの美味しさにお代わりをしたくらい


さて明日はどうしましょう

近県の天気予報をアチコチ探ったが、どこも天気が今一良くないので簡単な長七郎山へ行く事にした


前橋に入ったが行く手に赤城の山は見えない

イヨイヨ「晴れ女」の効力も失せてしまったかと思いながら見上げる空は灰色一色

まぁ、なる様になれ・・・っと





小沼(この)の広い駐車場に車を置き9時50分出発

駐車場でもう登って来たという男性が「花は見ませんでしたよ」と言っていたが

何処に目を付けているのやら














霧が這う幽玄な小沼の一周コースから外れ右に回り込んだ所でとうとうポツリと雨滴が頬をぬらした

カッパを着る程でもないのでウインドーブレーカーを被り急坂に転じた山道を登り詰めコメツツジを見ればもう其処は山頂の一角

何と間のいい事か

山頂標識の有る場所に着いた時には雨はスッカリやんでくれた

しかも薄っすら太陽も見え青空も覗いたではないか

ウ~ン、晴れ女の面目躍如




                              さて、ウインドーブレーカーを脱いで・・と思いきや「脱げないーぃ」


昼食には未だ早すぎる、果物を食べて至福の時間を過ごした後は

花を求めて 昆虫を求めて 景色を眺めて だだっ広い空間を一人占めならず3人占め

「ギボウシの蕾が可愛い」の声に「どれどれ」と一段高い繁みに入ると

なるほど初々しい姿のギボウシが俯き加減にたった一輪

そこへアゲハ蝶とヒキガエルが宥める様にやってきた








「さあ、降らない内に下りましょうか」

下りは進路を小地蔵岳方面にとる一周コースだ

この尾根歩きがまた楽しかった

林床を彩るキリンソウの群落、大沼(おの)を俯瞰する好展望地 そしてやっぱり花花花
















こんなにユックリ長七郎さんを楽しんだのに時間は未だ12時少し前

味気ない駐車場での食事は敬遠し覚満渕へと向かった

続く



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空模様

2012年08月18日 | 日記






一昨日は虹、夕焼け、傘雲と楽しませてくれた夕方の空だった

しかし翌日(すなわち昨日)は雲の動きが目まぐるしく代わる午後になった









今年は雷が来ないねと喜んでいた矢先

湿っぽい風が次第に強くなると未だ4時だと言うのに室内は真っ暗

それからものの5分と経たない内に豪雨が雷神様をエスコートしながら我がM町の真上に

ゴロゴロ、ドカ~ンは未だ可愛い  ピシッ

一度は駐車場の柱から火が(そう見えた)出た程だ

身の置き場も無くただ部屋の中を行ったり来たり ウロウロ・オロオロ

そして約1時間、一暴れした雷神は何時しか遠ざかる

「もう、お邪魔しましたの一言くらい言ってもいいんじゃないですか



ふと玄関に目をやると ギャー浸水

もしやトイレの窓 案の定、窓を閉め忘れるのを忘れていた。結果はここに書くまでもない


今日も東の方角から雷鳴が聞こえる

また、やって来るのかなぁ


その日、6時の時報の後こんな有線放送が流れた

「Z地区での目撃情報が入りました

 近くを通る方は十分、注意して下さい」

「行方不明のお知らせです・・・・・

 年齢83歳、髪は茶色で短髪 服装は紺の上下 靴は黒のシューズ

 見かけた方は最寄りの警察署かM支所へご連絡ください」

その後、熊が捕獲されたとか行方不明者も無事保護されたと言う放送は無い

熊はともかく行方不明者が早く見つかれば良いが



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黒斑山 (花)

2012年08月16日 | 登山
登りで見つけた花


           
コキンレイカ                        シモツケ





ニッコウキスゲ                       ミネウスユキソウ


           
マツムシソウ                        ソバナ





タカネアザミ                        タチアザミ


           
シロバナクモマニガナ                    アキノキリンソウ



オニシモツケ


     
クルマユリ



ジャコウソウ


下りで見つけた花





?ゴケ                           ハリギリ


                 


ウラベニホテイシメジ    ドクアカヤマドリタケ    ドクヤマドリタケ


九州の友人曰く

「何時ものメンバーで山へ行き美味しそうなキノコを見つけたので帰ったら食べましょうと廊下に置いといたの

 その晩、トイレに起きてキノコを見ると何だかボーッと光ってるのよね

 後で聞いたら猛毒だっていうじゃない。食べなくて良かったわ」

(それはヒラタケと良く間違えるツキヨタケ、死に至る事もある毒きのこ)



ギンリョウソウ



イチヤクソウ



カラマツソウ


                         
持ちつ持たれつ                  クワガタ(?)



タチアザミにアサギマダラ



キバナオダマキ



マルバタケブキ


車坂峠の草原



ヤナギラン



カキツバタ



ニッコウキスゲ


          
ヒオウギアヤメ                        フウロソウ






シモツケとワレモコウ













クルマゆr








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黒斑山(2414m) 8/4

2012年08月16日 | 登山
草津本白根山の翌日、私達3人は黒斑山を目指した

この山も今回で4回目

天気さえよければ展望、花は絶対裏切らない








車坂峠を9時50分出発

表コースから車坂山を越えれば見晴らしの良い火山礫地だ

此処まで数種の花々に足止めを食わされ何人の登山者に道を譲った事か

キ・キ・北アルプスだ~

穂高・キレット・槍の3点セットは間違えようもない










シェルタを過ぎ槍ヶ鞘み着くと

ウオー、デッカイ

森の中から抜け出した途端、目に入るこの景色

何回きても感動の場所である






ここから下りに転じる砂礫の道はどうしても用心深くなってしまいスムースに足が運ばない

骨折のトラウマはマダマダ引きずりそうだ

トーミの頭までの一登り、これが結構のクセモノで何度、浅間山を見、花に目を移した事だろう

一歩一歩の力を信じて辿りついたトーミの頭

以前、来た時にはニョキッと立つ岩の天辺にカモシカを見たが今回は残念ながら姿は無かった

しかし更に大きな姿態を晒す浅間山。よりハッキリした独特な山ひだの何と美しい事だろうか












さて、黒斑山頂はもうちょっと

気を引き締めて行こうと掛け声も宜しくシュッパーツ
  
背中がゾクゾクする様な清涼感たっぷりの木々を抜ければ2414mはもう目の前だ
 


                                黒斑山頂に向かう途中、木々を通した浅間山も素敵

                  

とにかくお腹がすいた

記念撮影も景色も先ずはお腹を満たしてから

正面に13年前に登った浅間山がそそり立つ

目を凝らせば登山道にはポツンと登山者の姿が

もう一度、私達にも登れる日が来るだろうか






                            浅間山から鋸岳・仙人岳・蛇骨岳が異様な山肌を見せる稜線

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今日の所はここまで
 
砂礫を滑らない様、慎重に下山に取り掛かる事にした

途中、中コースの標識を見て右折

表コースには得られない景観が待っているに違いない
 
実はこのコース、私は初めてなのだ
 


 
浅間山外輪山の裏と表が楽しめるこの一周コース

コメツガが殆どを占めるが林床に咲く花々は表には無い物も数多く見つける事ができた(花は別の項で)
そして2時半、ヤナギラン咲く車坂峠に帰り着いたのだった


  

今日の温泉は「砦の湯」 (こちら方面に来た時には必ず寄る源泉かけ流しの気持ちの良い温泉600円)
 

そして夕食はお気に入りのカツ定食の店「ますみ」

いつもクラシック音楽が流れる落ち着ける店だ


  

  

                 

家に向かう途中、遠く近く花火の打ち上げの音が聞こえてきた

そう言えば今日は高崎のお祭りだった

もう、家まで2~3分、車を停め自衛隊道路に3人、ドカッと座り込みしばし観賞

すると左手の町からも、そしてその奥の町の上からもドカーン

同時に4ヶ所の花火を堪能する最後まで楽しめた一日だった





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花火 VS 流星 燃えた五輪

2012年08月13日 | 日記
次の山をアップする前にちょっと一息


食事中の事ドカーン

それほど遠くない場所だ

我が家から真南

高崎の花火は済んだはずだしネットで調べても12日の花火大会は載っていない

良く見ると高崎の灯りより手前から打ち上げられている様だ

もしかして過去最多のメダル数を獲得したオリンピック選手を称えて?

流星との憎い共演を企画した?

まぁ、どちらでもイッカ 考えまい

ともかく楽しめれば・・・


だが忘れてはならない

このズーッと奥

27年前の今日、520人という犠牲者を出した日航ジャンボ機が御巣鷹の尾根に消えた日でも有るのだ




 

 
                                  まるで街の中に造られた観覧車のよう







ところで本日のメインイベント、流星は何処に?

見えた

暫くしてもう一つ見えた

分厚い雲が全空の殆ど覆うその切れ間に

しかしそれを確認したのは私だけ

こんな悪条件下だもの仕方ないね





ほら凄いペルセウス様のお出ましよ

手振れの写真が一役 買ってくれたとさ




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