たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

緋連雀(ヒレンジャク)飛来 3/13

2015年03月15日 | 

前橋の大室公園に今、緋連雀が来ているとの情報有り(3月一杯まで)

頸椎症の症状が少し出ているので無理は禁物ですが今迄、見た事の無い鳥と有ればジッとしている訳には参りません

今日はお弁当持参、長期戦の構えで臨みます


皆さん知っているんですね

大砲の様なカメラを三脚にセットして盛んにアングルを狙っています

土・日ともなれば場所取りに苦労する事でしょうが今日はウイークデイ、写すには支障のない人数でした

緋連雀の好物は宿り木の実です

大室公園には、その宿り木が多く格好の餌場となったのですね








幸い緋連雀は警戒心がそれほど無く時々慌てたように飛び立つのはヒヨドリの攻撃に寄るもので

人間が場所を移動するくらいでは、どこ吹く風と言った顔でノンビリ餌を啄んでいました










しかし綺麗な色をしているものですね

体長は18㎝くらいでしょうか

あるカメラマンが2日前には黄連雀も来てましたよと言っておりましたが

ザンネン

今日は何処かで体を休めているのでしょう

それよりも何よりもカメラを背負って連日の様に通っている事が驚きです




頸椎症は上を向く事が出来ませんので枝に止まった鳥を写すのに一苦労します

右足を大きく下げて体を斜めにして・・・人の目など気にしちゃいられないのさ




では最後を「シメ」で〆させて頂きましょう

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秩父三滝と水潜寺

2015年03月13日 | アウトドア
セツブンソウを見ての帰り道の三叉路で見つけた「秩父華厳の滝」の看板

脱線好きな私達はハンドルを左に切ります

暫くは道幅も広く渓谷美を楽しみながらのドライブでしたが

破風山登山口を過ぎた辺りから擦れ違うにも難渋する気の抜けない道が続きました

ようやく滝入口の看板が前方に見えてきました

駐車は渓谷沿いに設けられていましたが精々7~8台分位のスペースだったでしょうか

勿論、この時期に滝見物する酔狂な人間は私達くらいなもので一台も車は有りませんでした






滝は思ったより近く駐車場から右の坂道を50mも行きますと

左側に三段になって落ちる華厳の滝は有りました

下の二段は其々3mといったところですが

右に左に流れを変える姿は滝全体を優美に引き締めています

岩伝いに細い道を高巻いて核心部に迫りますと




なんと美しい姿でしょう

長さは12mという事ですが周りの岩骨の姿も良く一見のある滝に私達は大満足、わざわざ来た甲斐が有りました

秩父三滝(日野沢三滝)、ここには2Kほど先に後二つの滝が見られる様です

見ないで帰ったら悔いが残るというもの

更に奥に進みますとこの辺り環境の良さを売り物に別荘地として開発したのでしょうか

所々に建物が見られますが殆どが廃屋状態で、そのヒッソリとした佇まいがより侘しく感じられてなりませんでした

それでも畑が耕されている所をみますと何軒かは生活しているのでしょう


暫く歩いた先で不動の滝と上空滝の立て看板を見つけます


先ずは不動の滝を目指します

降りて見る程でも無いかと上から撮影したせいか手前の木にピントが合ってしまい不作の出来ですが・・・シャーナイね






一旦、案内板まで戻り山道に歩を進めます

林床にはシャガの葉が密生し人間の気配を感じたミソサザエが慌てて飛び立ちました

恐らく訪れる人も居ないのでしょう

倒木を跨ぎ荒れた道を沢に下りますと其処に上空滝はヒッソリと流れ落ちていました

一旦、落ちた水が岩に跳ね返り その下はまるで硝子の椀の様な形状です

これで悔いは無くなりました、華厳の滝へ引き返す事に致しましょう




気が付きませんでしたが滝の上には大きなお不動様が置かれており其処から滝の落ち口を覗く事が出来ます

しかし、このお不動様、韓国の仏像を観ている様な・・・




そこへ9歳くらいかと思われる小柄な少女が歩いて来たではありませんか

良く良く見ればとても器量の良い顔立ちです

人気もない山道をこの様な幼い少女がたった一人、少々魂消でジッと見つめていますと何の警戒心もなく

「こんにちわ」と挨拶をするのでした

「一人で偉いね、お家はこの近くなの?」

「はい、あそこに見えている家の向こうです」

「今、学校の帰り道なのね、何と言う学校に通っているの?」

「国神小学校です」

「そう、一人で本当に偉いねェ 気を付けてね」

そんな他愛もない話を切り上げ再び滝の落ち口を撮影したあと少女の後姿に目を向けますと

その少女もこんな思わぬ場所で人と会ったのが気になったのか

少し行っては立ち止まり暫く私達を見つめるを繰り返し

その内、蛇行する道の影に消えていきました

バス停が近くに有ったかしら?一体どこから歩いて来たのかしら?冬には薄暗い道になるでしょうに

そんな事を考えながら華厳の滝を上から見下ろしていると

あの健気な後姿が残像となり私達二人の胸から何時までも消えないのでした




少し戻った所に水潜寺という札所があります

私はすっかり忘れていましたが雄さんは一度来た事が有るといいます

もしかしたら破風山に登った事が有るのでその時に寄ったのかもしれません




なにやら本堂前が賑やかです

躊躇う私達の為に空間を作って下さいましたが、どちらかというと物見遊山な私達

少々気を咎めながら一応のお参りを済ませ暫く話に耳を傾けていますと

側にいた巡礼の方(写真)が札所めぐりのウンチクを私達に細かに説明して下さいました

今日は秩父札所廻りを終えた人を労っての表彰式だったようです



100観音を眺めながら帰る道すがらも思い出されるのは、あの少女の事

「何だかおやげなくて(可哀相で)心に残りそうだ」と雄さんは繰り返していました

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小鹿野のセツブンソウ 3/10

2015年03月11日 | 

あれから約一ヶ月、もうセツブンソウは咲いているでしょうか

日本一と言われる小鹿野のセツブンソウをどうしても一目、見たいと思っていました

幸い今日は天気に崩れは出ないという予報

胸が躍ります




スゴイ

山の斜面一面真っ白に成る程セツブンソウが群生しているでは有りませんか

以前みた栃木の規模を大きく上回っています




二人仲良く楽しそうにみえますねェ




良く見て行きますと、ほんの僅かでしたが種類の異なるセツブンソウを見つける事ができました

そもそも、このセツブンソウ

名前の由来は節分の頃に開花するという事で名付けられた訳ですが

秩父の山間部は降雪量も多く節分では無くひな祭りを待たないと開花してくれません

そんな事で私達も二度、足を運ぶ事になってしまった訳ですが

これ程の数が見られれば二度でも三度でも惜しくはありません







昼を回ると急に冷え込んできました

そうこうしている内にパラパラと雪が舞いだしました

上空は晴れていますが両神山や秩父の山々の上に雪雲が掛かり始めています

やはり今日も気象庁の予報は○○でしたね


ツアーで来た写真クラブの人達は「未だ一時間半あるわね」と言いながら震えている中

私達は車に戻る事に

もう十分、カメラに収めました

悔いは有りません






さて、セツブンソウ自生地を辞し両神温泉「薬師の湯」を過ぎた所で重厚な山門が目に留まり寄ってみる事にしました




めめ・・・一体これは?

薬師如来が守り本尊で有ることから、どうやら目の守り神として信仰を集めている様です




そして折り鶴の数も半端では有りません

世の中には目の病気で悩む人がかなりいる様ですね

私もその一人

近頃は目が霞み物が二重に見えてくる様になってしまいました

ならば、せめて手を合わせお参りだけでもさせて頂きましょう

続く

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箕郷梅林ウオーク (3/6)

2015年03月08日 | 

本日のは家から10分弱(車)で行ける箕郷梅林

あわよくば花見をしながら楽しいウオークが出来るかと言う目論見です

駐車場は300円、支払うと梅干とティッシュのおまけ付きでした

ポケットにデジカメを入れて、さぁ、一巡1時間の行程を元気にレッツ・ゴー














梅祭会場までの道道の梅花は、ほんの僅かほころんでいるだけですが

道の脇には早春の花が目を楽しませてくれます

オオイヌノフグリ・ホトケノザ・アセビ・ネコヤナギの香りに酔っているのは私達だけでは有りませんでした

蝶々だって同じです

10匹くらい居たでしょうか

「少しはジッとしてよ」と頼んでも落ち着きの無さは天下一品

「だったら、こちらも粘るわよ」と根競べ

群れをなす蝶の内の一匹を漸く仕留める事が出来ました






祭会場は見頃が未だ先なので閑散としています

こちらの駐車場も車の数より係員の数の方が多い程です

出店を冷やかしながら歩いて目を惹かれたのが山野草のお店

珍しい琉球ツツジや雪割草、花が二食のこれも珍しいカタクリ等など

食指が動きますが何せポケットに2000円入れて来ただけですので欲しい物は高嶺の花ばかり

よくよく見ますと黄花のオキナグサが蕾を付けています

絶滅危惧種と言われる紫のオキナグサは我が家の庭でも絶滅してしまいましたので黄花はどうでしょうと

一鉢、購入する事にしました(500円也)


一巡して別の道から駐車場に戻りましょう

此処は満開になった時、町から眺めますとまるで雪が降った様に真っ白に見えます

恐らくその広さは県下一ではないでしょうか




春うらら

展望の良い駐車場からは榛名の嶺も赤城の嶺も一望です

霞に消されそうですがこれもまた良しですね






帰りを別ルートをとった事で思わぬ河津桜をみる事ができました

でも未だ咲き始めたところ

なかなか良いモデルさんが見つかりません

ミツマタもほころび始めました

人間の歳にすると15・6歳といったところでしょうか

愛らしいですね




此処にも地区の売店が有りましたので既に12時を大きく回っていましたので看板のお握りをお願いしますと

「わりぃね、明日からお祭りなんで今日はご飯を炊いてねんさ」

群馬弁丸出しの言葉です

でも、好きだな、こういうの

そこへ農産物を修めにきたおばちゃんが

「折角、来たんだから家で採れたサツマイモ持ってくかい」と車の荷台をゴソゴソ

これが村の良いところなんですね

「写真撮らせて頂けます?ブログに載せてもいいですか?」と言うと

おばちゃん、ちょっと気取ってポーズを取ってくれました

ただ、話好き、別れるタイミングを掴むのに苦労しました


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バトル

2015年03月05日 | 
今日も庭ではヒヨドリとメジロのバトルが繰り広げられていました




 あなた、見張っててね

 まかせとけ、敵が居ない今の内だ、たらふく食え

と言っていたかどうか分かりませんが見張り役の雄メジロは辺りに目を光らせます


それを見逃すはずのない一匹狼ならず一匹ヒヨ

 やいやい、それは俺さ其まの餌だぞ


 ググ、敵のシュ~~ライ




 ちびのくせに生意気な、どいたどいた

 ワ・ワ・ワカリマシタヨ~~






 トットット あんまり美味しくてさ・・・ヘヘ鳥だってこんな事もアルワサ

と照れ笑い


 腹も満ちたし天国じゃの~

そんな会話が聞こえてきそうな一幕でした

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