伊香保温泉の象徴と言うべき石段街
丁度「蘆花祭」が催される日でした
伊香保温泉をこよなく愛した明治の文豪・徳富蘆花
此処は氏の終焉の地です
「上州伊香保千明の二階の障子開きて夕景色をながむ婦人」
で始まる悲劇の物語小説不如帰はここで生まれました
夫人を伴って度々静養に訪れた千明仁泉亭は石段街脇の
創業500年の歴史を誇る和風旅館、氏は此処で最後を迎えました
移築された蘆花終焉の一室には、その時のベッドやガウンがそのまま残され
今「徳富蘆花記念文学館」で氏を偲ぶ事が出来ます
この建物はハワイ州が独立国だった当時の
駐日ハワイ王国公使別邸です
日本の夏の高温多湿の気候に伊香保に別荘を建てたロバート・W・アルフィン氏は
日本人である奥様と毎年、避暑に訪れていたそうです
現在も交流が有り毎年、夏にはハワイアンフェスティバルが開催され
石段街ではフラダンスが有り伊香保温泉の従業員はみな
開催中、アロハシャツで客を迎え入れます
近くには伊香保口留番所が在りました
三国海道(中山道の高崎城下から北陸街道の寺泊まで)の裏往還の要所として
幕府の命により、この地に設けられた関所を復元したものです
石段の湯も新しく建て直されましたが
以前を知る者にとっては、何だかなぁ・・・
伊香保の湯の花饅頭は何処よりも美味しい(と私は思う)
紅葉で有名なかじか橋です
見頃は10月中旬過ぎかな?
黄金の湯が湧き出る湯元・此処へ来たら是非、試飲を・・・
湯の守護神が祀られる伊香保神社
縁結び、子宝に恵まれるという有り難~い神社なのです
夜、此処から神輿が石段街を駆けおります
取り敢えず今日は雰囲気のみ
午後の一時、石段街を散策してみました
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