たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

ちょっと一巡り

2018年01月21日 | アウトドア
温かな日が続いています

今日は何処まで歩きましょう




蝋梅の芳しい匂いが漂う道 「アッアッアッ アレハ ナニ?」

よく見ればスズメバチの巣ではないですか






箕輪城址西側に在る白川口埋門(うずみもん)

ここは虎韜門から白川河原に出る秘密通路でここから脱出や室田の鷹留城等への

連絡などに利用していたものと言われています

雄さんが歩いているその通路は両側に石垣を積み(名残が見えますよね)

上に木や石を渡して土手をその上に盛りトンネル式になっていた様です

此処を抜けると今は大分、水量も少なくなってしまいましたが天然の外堀と

なっていた白川に出る訳です




川の土手を辿り道路を渡れば触れ合い公園は目の前

隣接する児童公園では親子のボール投げをして戯れる微笑ましい光景が有りました




風も無い白川の土手は一気に春が来た様です

此処まで、どのくらい歩いたでしょうか、疲れも無く心地良さだけが身を包みます

左に白山神社を見て水車小屋までやって来ました

ここは狐の行列が通る道なのです




上芝の道路に出て橋を渡り左岸の土手に入ります

直ぐ近くに小さいながら風格のある祠がポツンと置かれていました








箕輪は梅の里、所々に梅林が見られました

蕾が大分、赤くはなっていますが開花はもう少し先になりそう・・・かな?


児童公園に戻りベンチで一休み

作業車が次々にやって来て公園の木の剪定を始めました

徒長枝の選定が終わるまで見入っていると後ろでやっていた作業員が

「今日は温かくて散歩日和だねぇ」と




帰りは河原に下りずに大手門口から帰る事に致します

この奥には間口11m、奥行き4・4mの櫓門が有りましたが

井伊直政の代で高崎城に移されました

二枚目の「丸戸張」は出撃用の小砦で大手口を守る馬出の役目も持っていた所です

そんな事でぐるっと一巡りは心地よい疲労感と共に終了です

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親友と新年会

2018年01月19日 | グルメ



春の陽気に迎えられた19日

私にとって二度目の新年会を「小塙カフェ」で行いました(5名)

年齢はまちまちです


この店の出し物はパスタとピザで客はそのどちらかを選びます

私達全員ピザを頼みましたが先ず皿の上に一切れずつ時間差で種類の違うピザが

運ばれてきます  面白いのはストップを掛けなければ

それこそ次から次へと皿の上に置いて行くのです


メインの外はバイキングになっておりますので、こちらも食べ放題

かと言って私達が食べる量は知れたものですが、それで1080円(60歳以上)ですから

安いものですよね

ソフトクリームコーナーでは笑ってしまいました

これって器に入れるのに一寸したコツと言いますか技術が必要なんです

スイッチを切るタイミングを誤ると器から、はみ出してしまい

中には慌てて手で受けているお客様もおりました

私も戸惑った一人なのですが

この後、Tさんのお宅で2次会という事でしたが私は用事が有りましたので

お先に失礼させて頂きましたが先ずは楽しい時間を過ごさせて頂いた一日でした


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思い出に残る山(22) 浅間・石尊山(1668)

2018年01月17日 | 心に残る思い出の山
H5年11月


登山口近くの1000m道路迄は順調に来られたが三ツ石林道入り口が見つからず

1000m道路を行ったり来たり

一度通った少し先で浄化槽工事現場の人達に尋ねると地図を見て

「今、居る所がどうもそうらしい、もし違ってたら戻ってくればいいがね」と明るく笑った

45分間のロス


(略)

平坦な林道を進むと前方に水量豊富な赤褐色をした滝が流れ落ちていた(赤滝)

近づくと直ぐ脇に岩屋が有り中には二体の真新しい仏像が安置されている

この滝の色は鉄分を含んでいる為、空気に触れるとこの様に赤くなるらしい




赤滝を後にし次に見たのが血の池

湿地帯となっているので池と言うのはこの辺りを指すらしい

尚も進むと濁川の源泉地に出る

穴の奥から流れ出る清水は確かにここでは未だ透明だった

一見、山男がもう一人の如何にも山慣れない男性に水を飲ませていた

「砂糖を入れる事により炭酸飲料の様になるんですよ、飲んでみますか?」

確かにサワーの様では有ったが・・・そう沢山は飲めない・・・かな!

そう言った一見 山男は教師、もう一人の男性は新聞記者で

この辺りをルポして回っているのだそうだ


そこから漸く山登りらしくなり右に浅間山を木の間越しに、左に石尊山を眺めながら

落ち葉を踏みしめ歩くと時々土がむき出しになり当たり前の話だが急に静まり返る

鳥の囀りさえ聞こえない

もうこの辺りは紅葉の時期は当に過ぎて枯れ葉の季節を迎えていた


石尊山を半分ほどトラバースした所で砂地の広場に出ると

ここからは八ヶ岳、西上州・山梨の山々の眺めが何とも素晴らしかった

石尊山へは、ここから東に向かって直登するがススキに覆われた山道は

霜柱が立ち冬到来を告げている


山頂に着くと血の池で会った二人が居た

追い越されたはずも無いので聞いてみれば他のルートから来たと言う

どうやら血の池から直登する道が有る様だ

話はそこそこに360度の展望に目を奪われる

槍ケ岳、乗鞍、八ヶ岳、左に目を転ずれば上州、山梨の山々が波の様に重なり合い

瑞牆の石群も金峰山の五丈岩もはっきり確認する事が出来た

そして何と言っても目の前にデッカイ浅間山

此方側からの眺めは横綱の風格、さしずめ剣ヶ峰とここ石尊山は

太刀持ちと露払いと言ったところか

多分このカメラでは写らないだろうと思いながら槍ケ岳に向けてシャッターを切る


先程の二人「ここは穴場なんですよ」と言いながらリュックからリンゴを出し

私達に分けてくれた

この先生「中山道一人旅」と題して紀行文をつい最近、書き終えたらしい

この辺り、熊やカモシカが生息していて、剣ヶ峰でテントを張っていたら夜

テントのすぐ脇を通り肝を潰したという友人の話や浅間山が登山禁止の為

学校行事として登る事は出来ないので余暇を利用して生徒と登って来た話

実は今、居る場所も禁止区域である事・・・等々色んなエピソードを話してくれた

(略)

下山は此処に来て見つけた「座禅窟まわり」で帰る事にした


余り通る人も無いらしく道が解りずらい

誰が付けてくれたのか手拭いの切れ端を追って歩きやすい所を選んで下ったが

何しろ藪の中、倒木も多い

暫くはその手拭いに感謝しつつ下るが使用する手拭いも尽きたのかルートを示して

くれるものが無くなってしまった、勿論、道らしきものも無い

雄さんが見当をつけて進むと直ぐ横を、並行して微かな踏み跡らしきものが

下っているのを見つけた。しかし、それも束の間、また道が消えてしまった

「後から山頂にやって来た4人のパーティが真似して降りて来なければいいが」

雄さん、ボソリとつぶやく   熊の事も時々よぎった


四苦八苦しながら急坂を落ち葉に足を取られながら下ると前方に立つ

白い標識が目に止まった、標識目掛けて駆け降りると

座禅窟と書かれた文字の下に矢印が今、来た方を指していた

20mほど引き替えし岩と岩の間から垂れているロープを攀じ登ると30人くらい坐れそうな

岩屋が有り仏像が一体、安置されていた


そこから20分ほど下ると朝、通った林道は目の前

家に帰り登山書を読むと「座禅窟への道は唐松の倒木が多く荒れている」と有った

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駐車場に戻り三ッ石林道へは戻らず浅間谷林道を通ってみる事にした

途中「浅間山登山口」と言う標識が目に止まった

以前はこの辺りもリュックを背負った登山者が列をなしていたのだろうが

登山禁止となった今、登る人も絶え草が生い茂っているばかり

ふとその時、新聞記者が言っていた事が頭に浮かんだ

「林道までよく車で来られましたね。営林署で鍵を借りて来られたのですか?

この林道は時間になると、全て閉鎖されてしまうんですよ」

尚も車を走らせると不安は的中  仕方なく元来た道に引き返したが林道というものは

何処も同じ景色に見えて途中で間違えて行ったり来たりしながらも、どうにか

駐車した場所に戻る事が出来た

朝、入って来た所も工事人が帰ってしまっていたらアウトだ

やがて工事現場が見え工事人の車を確認しホッとした想いで1000m道路に入った

ホッとして改めて周囲に目をやれば赤や黄に染まった木々があり

信濃追分まで来ると諏訪神社の楓が一際、目をひいた

朝、通り過した旧中山道通りに車を停め暫く散策  堀辰夫文学記念館の横を通りながら

「堀文学は女性っぽくて、どうも好きになれない」そんな事を言っていたっけ

帰路に通った旧碓氷峠は紅葉のトンネル道

実は来る時に寝ていて見せて上げられなかった紅葉を見せたいと

新碓氷峠を通らずに、わざわざ又、旧道を走ってくれたのだ

アスファルトの道を猿が悠然と歩いていた


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道祖神祭り(どんど焼き)、法事と忙しかった一日

2018年01月15日 | 年中行事
1月14日(日)


東の空がほんのりと赤みを帯びてきた6時

いよいよ点火の時を迎えました

竹の爆ぜる音が村中に響き渡ります




雨も降らず空気が乾燥しているなか炎は未だ薄暗い空をみるみる焦がします

今日は横着をして庭からの撮影ですが場所は200m先

凄い勢いです

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今日は親友の御主人の納骨で松井田町まで行って参りました

身内では無いので、どうしたものか戸惑いは有りましたが

強い要望に断りの言葉も見つからず承諾する事と致しました

寺名は「補陀寺」

創建は室町時代で北条家三家老とも言われた大道寺政繁の菩提寺です






寺の裏山が墓になっているので足の達者なものしか行く事が出来ず

本堂に残る者も

それだけに見晴らしは良く妙義山は一望です




お斎(おとき)は磯部温泉の「舌きり雀のお宿」で名の知られる

「磯部ガーデン」に招待されました

ご存知かどうか、温泉のマーク()は、ここ磯部温泉が発祥なのです

2020年のオリンピックに向けて地図記号の見直しのニュースが流れた時には

問題になりましたが結局、併用と言う形に落ち着いた様です




旅館の一角に舌きり雀のお宿らしく雀とお爺さんの木彫、ハサミ、ツヅラが

飾られておりましたので記念に一枚 

下の写真は群馬県らしく「繭玉」です

群馬ではこの繭玉を手に手に、どんど焼きの残り火で焼き無病息災を祈る訳です


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新年・それぞれのご挨拶

2018年01月13日 | 

姉の家へ御年始に出かけようとした昼下がり

「新年おめでとうございます、本年も宜しくお願い致します」

何時も庭を我が物顔で歩いている猫がご挨拶にやってきました


我が家から4キロ先の日溜りでは梅が数輪ほころんでいます

空気は冷たくもホッとそこだけ暖かい空気が流れている様でした


姉の家でお持て成しを受けているとヌ~ッと顔を出した柴犬「小雪」

鼻で硝子戸を開けて「何時もお世話になってま~す、本年も宜しく!」

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こちらは仲間内の御挨拶です

へ~知らなかった! なかなかラブリーな挨拶なんですね


「あなたは?」 「僕は寝正月」だって



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