『キリストを信じ、キリストの愛のためにいのちをささげた者は、
キリストとともに終わりなく喜び歌う。』
500年以上前。
日本での宣教の土台を開拓した ザビエル来訪400年を記念した
『聖フランシスコ・デ・ザビエル』 『旧サビエル記念聖堂』 山口カトリック教会
献堂式:1952年(昭和27年)
『フランススコ・ザビエル』
1506年 ナバラ王国で誕生。
カトリック教会の司祭、宣教師。 イエズス会の創設メンバーの1人。
ポルトガル王ジョアン3世の依頼で、インドのゴアに派遣される。
1547年(41歳 470年前) マレ―半島・マラッカで、日本人青年・アンジローと出会い、日本について聞く。
1549年(43歳) トルレス神父、フェルナンデス修道士及びアンジローを伴って、鹿児島に上陸。
1552年(46歳) 中国・広東省・上川島で死没。
日本に、初めて、キリスト教を伝える。
山口において、キリスト教的な生活の基礎を据えたのは、聖サビエルの熱心な信仰でした。
そして。
今の時代。
カトリック山口教会(ザビエル記念聖堂)で働く
『ルイス・カンガス神父』
『ルイス・カンガス』
1926年(聖ザビエル誕生後420年) スペインで誕生。
カトリック教会の司祭、宣教師。 イエズス会士(1941年・15歳でイエズス会に入る)。
1951年(25歳) (ザビエル訪日以降402年後・・・) 日本を訪れる。
1958年(32歳) 司祭に叙階。
1966年(40歳)~32年間(72歳まで) 東京・聖イグナチオ教会で働く。
1998年(H10年。72歳)~9年間(81歳まで) 広島県・祇園教会の主任司祭を務めた。
2007年(H19年。81歳)~10年間。 91歳の今に至るまで、山口県・『山口教会・ザビエル記念聖堂』で働く。
日本に来訪以来、66年間、キリスト教を伝えるカンガス神父です。
日本において、キリスト教的な生活の基礎を教え続けるのは、カンガス氏の熱心な信仰です。
『新サビエル記念聖堂』
1991年(平成3年)4月29日:『旧ザビエル記念聖堂』 が焼失。
その後。
1998(平成10年)年4月29日。ちょうど7年後。 『新ザビエル記念聖堂』 献堂。
月一回開催。 『パイプオルガン・メディテーション』 聖堂。
『46周年結婚記念の旅』
山口県を選んだのは・・・
私の信仰の父。信仰の師匠に、会うためでもありました。
18歳の私。 一人で、恐れも知らず、カンガス神父の個室のドアをノックしました。
19歳の私。 カンガス氏の一言:『洗礼を授けましょう』 で、クリスチャンの人生に飛び込みました。
今日は『山口教会』で。
カンガス神父様と夫と私。 3人で、3時間の対談でした。
会えば・・・
出会ったあの日。毎夏のキャンプの思い出。聖書を共に学んだ日々。等等。 懐かしく思い出されます。
『信仰は聞くことから始まり、聞くことは、キリストについてのみことばによるのです。』
ローマ人への手紙 10-7
私に、イエス・キリストについての聖書のメッセージを最初に伝えてくださったのは、
宣教師・カンガス司祭でした。
私が、信仰を持つようになったことは、まさに、『神の導き』であったとしか言いようがありません。
司祭の道半ばのオーストラリアの学生が、我が実家にホームステイで寝泊りし、
その方の生活を見ていて・・・
カトリック・キリスト教に興味を持ち、見ず知らずのカンガス氏のドアをノックしたのです。
信じるためには、読むことも含んで、まず、『神の御言葉』を、聞かなくてはなりません。
神が与えてくださる『チャンス』、『神の導き』 を逃すことなく、受け入れられた私は幸せ者でした。
『聖なる父、
宣教者を通して示されたあなたの栄光をたたえ、感謝の祈りをささげます。
あなたは宣教師たちの信仰のあかしによって、いつも教会に新しい力を注ぎ、限りない愛を示して下さいます。
私たちもその模範に励まされ、取り次ぎの祈りに支えられて、信仰の歩みを続けます。』
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
旅を終えまして、大自然と人々との出会い、旅の思い出、学びを思い返しています。
明日からは、日常に戻ります。 つたない『旅行記』にお付き合い下さいまして、感謝申し上げます。ありがとうございました。