マリアテレジアの独り言

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『The山口 旅行記』 その④…山口カトリック教会 来日した2人の宣教師:ザビエル神父 と カンガス神父。

2017-02-06 22:03:28 | 父の日。母の日。結婚記念日。

   『キリストを信じ、キリストの愛のためにいのちをささげた者は、
        キリストとともに終わりなく喜び歌う。』


500年以上前。


  
    日本での宣教の土台を開拓した             ザビエル来訪400年を記念した        
    『聖フランシスコ・デ・ザビエル』             『旧サビエル記念聖堂』 山口カトリック教会
  
 
                                   献堂式:1952年(昭和27年) 


  『フランススコ・ザビエル』
  1506年  ナバラ王国で誕生。
   
  カトリック教会の司祭、宣教師。 イエズス会の創設メンバーの1人。
  ポルトガル王ジョアン3世の依頼で、インドのゴアに派遣される。


  1547年(41歳 470年前) マレ―半島・マラッカで、日本人青年・アンジローと出会い、日本について聞く。
  1549年(43歳)  トルレス神父、フェルナンデス修道士及びアンジローを伴って、鹿児島に上陸。
  1552年(46歳)  中国・広東省・上川島で死没。


          日本に、初めて、キリスト教を伝える。  
 山口において、キリスト教的な生活の基礎を据えたのは、聖サビエルの熱心な信仰でした。


 
そして。
今の時代。


    カトリック山口教会(ザビエル記念聖堂)で働く
          
『ルイス・カンガス神父』

 


  『ルイス・カンガス』
  1926年(聖ザビエル誕生後420年)  スペインで誕生。
   
  カトリック教会の司祭、宣教師。 イエズス会士(1941年・15歳でイエズス会に入る)。


  1951年(25歳) (ザビエル訪日以降402年後・・・) 日本を訪れる。 
  1958年(32歳) 司祭に叙階。
  1966年(40歳)~32年間(72歳まで) 東京聖イグナチオ教会で働く。
  1998年(H10年。72歳)~9年間(81歳まで)  広島県・祇園教会の主任司祭を務めた。
  2007年(H19年。81歳)~10年間。 91歳の今に至るまで山口県『山口教会・ザビエル記念聖堂』で働く。 


          日本に来訪以来、66年間、キリスト教を伝えるカンガス神父です。  
 日本において、キリスト教的な生活の基礎を教え続けるのは、カンガス氏の熱心な信仰です。


           『新サビエル記念聖堂』  


 1991年(平成3年)4月29日:『旧ザビエル記念聖堂』 が焼失
 その後。 
 1998(平成10年)年4月29日。ちょうど7年後。 『新ザビエル記念聖堂』 献堂。 


 月一回開催。   『パイプオルガン・メディテーション』            聖堂。


  『46周年結婚記念の旅』

    山口県を選んだのは・・・
   
   私の信仰の父。信仰の師匠に、会うためでもありました。


18歳の私。 一人で、恐れも知らず、カンガス神父の個室のドアをノックしました。
19歳の私。 カンガス氏の一言:『洗礼を授けましょう』 で、クリスチャンの人生に飛び込みました。


  今日は『山口教会』で。
  カンガス神父様と夫と私。 3人で、3時間の対談でした。
  会えば・・・
  出会ったあの日。毎夏のキャンプの思い出。聖書を共に学んだ日々。等等。 懐かしく思い出されます。



  『信仰は聞くことから始まり、聞くことは、キリストについてのみことばによるのです。』
                                           ローマ人への手紙 10-7



  私に、イエス・キリストについての聖書のメッセージを最初に伝えてくださったのは、
                宣教師・カンガス司祭でした。


  私が、信仰を持つようになったことは、まさに、『神の導き』であったとしか言いようがありません。

  司祭の道半ばのオーストラリアの学生が、我が実家にホームステイで寝泊りし、
  その方の生活を見ていて・・・
  カトリック・キリスト教に興味を持ち、見ず知らずのカンガス氏のドアをノックしたのです。


   信じるためには、読むことも含んで、まず、『神の御言葉』を、聞かなくてはなりません。
 神が与えてくださる『チャンス』、『神の導き』 を逃すことなく、受け入れられた私は幸せ者でした。



       『聖なる父、
    宣教者を通して示されたあなたの栄光をたたえ、感謝の祈りをささげます。

あなたは宣教師たちの信仰のあかしによって、いつも教会に新しい力を注ぎ、限りない愛を示して下さいます。
    私たちもその模範に励まされ、取り次ぎの祈りに支えられて、信仰の歩みを続けます。』



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
旅を終えまして、大自然と人々との出会い、旅の思い出、学びを思い返しています。 
明日からは、日常に戻ります。 つたない『旅行記』にお付き合い下さいまして、感謝申し上げます。ありがとうございました。