マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『天地創造:第六の日』・・・神は御自分にかたどって人を創造された。『人から抜き取ったあばら骨で女を造り上げられた。』

2017-02-09 23:24:59 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

 今日は2月9日。年間第五木曜日。
         『今日の神の御言葉  男女の創造』

             『主なる神は言われた。
      「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう。」

       主なる神はそこで、人を深い眠りに落とされた。
   人が眠り込むと、あばら骨の一部を抜き取り、その跡を肉でふさがれた。
      そして、人から抜き取ったあばら骨で女を造り上げられた。
       
       眠っている間に女を創造。 『人類の創造』     シャガール版画

     『主なる神が彼女を人のところへ連れて来られると、人は言った。
        「ついにこれこそ、わたしの骨の骨。私の肉の肉。
      これをこそ女と呼ぼう。まさに、男から取られたものだから。」

    こういうわけで、男は父母を離れて女と結ばれ、二人は一体となる。
                                      創世記 2章18-25

まずは・・・

     『神は御自分にかたどって人を創造された。』 創世記 1-27

神の天地創造。          『楽園』                  シャガール作品。

聖書に続けて書かれています。

 『主なる神は、東の方のエデンに園を設け、自ら形づくった人をそこに置かれた。 
            『楽園』の部分      『土の塵で形づくられたアダム』


疑問・・その①

   なぜに?
   神は、無から、人を創造されたのでしょう?

『神は愛です。そのあふれるばかりの御自分の愛を注ぐ対象が欲しかったのです。』 
                                 ・・・ある司祭が言われた言葉です。

        『神の本質』は、『愛』、愛の交わりに開くことであり、
『造られた人の本質』は、その神の愛に応えて、神への愛に交わりを開くこと。 なのかもしれませんね。


        
             『楽園』の部分      『美しいイブ』


疑問・・・その②

    なぜに?
    神は、最初から、男女一人づつ、造らなかったのか?
      又。
    なぜに?
    神は、アダムが全く意識なく眠っている間に、アダムの肋骨をとり、エバを造られたのでしょう?

    『神の愛の御業は、私たちが気づかぬ間に、知らないうちに、成されていることが多い。』
                                               ということでしょうか?

疑問・・・その③

     なぜに?
     アダムとイブは、人祖だと言われているのに、『父母』が現れるのでしょう?

   『父母は、男女を作った創造の親、神である。』  とも考えられる、というのは私の考えです。


エデンの園に置かれた男女は、『父母と離れて一体となり』、互いに助け合い&切っても切れない仲となります。
二人は、神のかたどりとして互いを自分自身のように愛し、命を注ぐことができる相手ができたということです。    
                 
      『一体』とは・・・
      一つの体ということ。
      相手が痛めば自分のことのように痛む。 相手が喜べば自分自身のことのように喜ぶ。
      相手が興味をもつことには自分も興味が沸いてくる。
           互いに、共鳴、共感があって、『
一体』ですよね!


最後に。

      『天地万物は完成された。』 『神はこれを見て良しとされた』 創世記 2-1 1章


   神は、私たちが気づかぬうちに、私たちに必要なものをすべて、準備して下さる方です。
         神を信頼して、安心して・・・
               アダムとイブのように、夫婦仲良く過ごしたいものですね。

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
既婚の方は夫婦仲良く、未婚の方は御両親様をお大切に。 神の創造に感謝して、楽しくまいりましょう!