今日は2月9日。年間第五木曜日。
『今日の神の御言葉 男女の創造』
『主なる神は言われた。
「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう。」
主なる神はそこで、人を深い眠りに落とされた。
人が眠り込むと、あばら骨の一部を抜き取り、その跡を肉でふさがれた。
そして、人から抜き取ったあばら骨で女を造り上げられた。
眠っている間に女を創造。 『人類の創造』 シャガール版画
『主なる神が彼女を人のところへ連れて来られると、人は言った。
「ついにこれこそ、わたしの骨の骨。私の肉の肉。
これをこそ女と呼ぼう。まさに、男から取られたものだから。」
こういうわけで、男は父母を離れて女と結ばれ、二人は一体となる。』
創世記 2章18-25
まずは・・・
『神は御自分にかたどって人を創造された。』 創世記 1-27
神の天地創造。 『楽園』 シャガール作品。
聖書に続けて書かれています。
『主なる神は、東の方のエデンに園を設け、自ら形づくった人をそこに置かれた。
『楽園』の部分 『土の塵で形づくられたアダム』
疑問・・その①
なぜに?
神は、無から、人を創造されたのでしょう?
『神は愛です。そのあふれるばかりの御自分の愛を注ぐ対象が欲しかったのです。』
・・・ある司祭が言われた言葉です。
『神の本質』は、『愛』、愛の交わりに開くことであり、
『造られた人の本質』は、その神の愛に応えて、神への愛に交わりを開くこと。 なのかもしれませんね。
『楽園』の部分 『美しいイブ』
疑問・・・その②
なぜに?
神は、最初から、男女一人づつ、造らなかったのか?
又。
なぜに?
神は、アダムが全く意識なく眠っている間に、アダムの肋骨をとり、エバを造られたのでしょう?
『神の愛の御業は、私たちが気づかぬ間に、知らないうちに、成されていることが多い。』
ということでしょうか?
疑問・・・その③
なぜに?
アダムとイブは、人祖だと言われているのに、『父母』が現れるのでしょう?
『父母は、男女を作った創造の親、神である。』 とも考えられる、というのは私の考えです。
エデンの園に置かれた男女は、『父母と離れて一体となり』、互いに助け合い&切っても切れない仲となります。
二人は、神のかたどりとして、互いを自分自身のように愛し、命を注ぐことができる相手ができたということです。
『一体』とは・・・
一つの体ということ。
相手が痛めば自分のことのように痛む。 相手が喜べば自分自身のことのように喜ぶ。
相手が興味をもつことには自分も興味が沸いてくる。
互いに、共鳴、共感があって、『一体』ですよね!
最後に。
『天地万物は完成された。』 『神はこれを見て良しとされた』 創世記 2-1 1章
神は、私たちが気づかぬうちに、私たちに必要なものをすべて、準備して下さる方です。
神を信頼して、安心して・・・
アダムとイブのように、夫婦仲良く過ごしたいものですね。
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
既婚の方は夫婦仲良く、未婚の方は御両親様をお大切に。 神の創造に感謝して、楽しくまいりましょう!