マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『サードエイジ』の言葉を御存知ですか? 私はその真っ只中。 そして 『神戸シルバーカレッジ』

2017-02-16 21:31:23 | 大学。大学院。本。コンサート。ラジオ。映画。

  御存知でしたか?      『サードエイジ』

                『サードエイジ イメージ写真』              ネットより。

   子育てを終えて、仕事を終えて・・・『第二の人生』 の『言葉』は知っていました。


   社会学的に。
  高齢者は、前期高齢者(65歳~74歳) と 後期高齢者(75歳以上)、に分類される。
   その分類で、
高齢者は、前期高齢者:『サードエイジ:3代』 と 後期高齢者:『フォースエイジ:4代』 に分かれて、呼ばれるそうです。


        
『サードエイジ論』 を広めたのは・・・

    イギリスの歴史家、ピーター・ラズレット(1915-2001)。
 第二次世界大戦中は、日本語を学び、軍事情報の翻訳や暗号の解読をしていました。 
     彼は、『サードエイジ』を迎える人々のいる国の一つに、「日本」を挙げました。

           『人口高齢化が進んだ先進国』  こそ、
   『退職後の高齢者が人生の全盛期を迎えることのできる国々』 である。

            ・・・・と。 人口高齢化とエイジングを、とても肯定的に捉えました。


  
ここで、出てくるのが・・・

            『サードエイジ大学』。 とは?

1973年。44年前。
フランスのトゥールーズで、ピエール・ベラが、
比較的健康で活動的な高齢者(サードエイジャー)に、『学習の場を提供する目的』で

      ・・・世界初の 『サードエイジ大学』 を創設しました。

そして。


1983年。 フランスより10年遅れて。
退職を迎えたラズレットは
 イギリス・
ケンブリッジ大学内に、『サードエイジ大学』 を創設。

このように・・・

人口高齢化とエイジングを肯定的に捉えた 『サードエイジ論』は、人々に、強い影響を与えました。
高齢者への見方は
心身ともに衰弱し、年金という政府からの収入に頼らざるをえない者という否定的なものから、
       『健康的で、年金で不自由なくいきいきと生活する者』 へと変化したのです。

 

     イギリス型『サードエイジ大学』 では、
高齢者自身がグループリーダーと共に、『人生の意味』を見つけ、洞察できるように、
講義では、講師と学生(高齢者)との間の、『階層的構造』ができあがるのも、避けています。

  
  『サードエイジ大学』での 『サードエイジャー』 の自治と自立を強調したのです。


そして。 

1993年(平成5年9月) イギリス開校より、11年後。
ラズレットの独自の『サードエイジ論』に基づき、

   神戸に、イギリス型:『サードエイジ大学』:『神戸市シルバーカレッジ』 が開校したのです。


     私は、『サードエイジ』 真っ只中。

『健康的で、年金で不自由なくいきいきと生活する者』 へと変化するために、入学しようか?否か?
     『To be or not to be, that is the question.』 迷っています。

  今回入学すれば、4つ目の『大学入学』です。
若かりし頃の『国際政治学』。 大好きでした。
60歳を向かえる頃から、若者と共に『哲学』。 そして 若い大学院生と共に『旧約聖書学』 と。 楽しかった。
そして今、
『サードエイジ』の方たちと共に、『国際交流・交流コース』で、学ぼうかな 
   
友人から勧められた、3年間の『キャンパスライフ』 の検証でした。

 

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様は、どの年代でいらっしゃいますか? 老若男女・・・それぞれに輝きましょう!

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今日のランニング 12㎞ 2月ラン距離合計:12㎞

5時半。2度。 無人。静寂。 無心に足を運んでいると、無我の境地、観想の境地に、なったりする。
    心が整えられる『至福の時間』も、7時半で終了。  感謝。感謝。