自称『ハルキスト』の私。
村上春樹の最新作・・・
『騎士団長殺し:Killing Commendatore』
ついに発表。 早速購入。
『第一部 顕れるイデア編』 第二部は未購入
帯の『言葉』 = 『旋回する物語 そして変装する言葉』
帯の『言葉』にすら、私の胸はドキドキ、期待が大きく膨らむ。
「『海辺のカフカ』より長く、『1Q84』より短い小説。とても奇妙な物語になります。」
朝日新聞より
「その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。
夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れていた・・・・・
それは孤独で静謐な日々であるはずだった。 騎士団長が顕れるまでは。
『騎士団長殺し』背表紙より
難解と言われる『村上文学』
お得意のメタファーも健在でしょう。
「顔のない男」という、いかにも『村上ワールド』な登場人物が現れてくる。そうです。
私の『ハルキスト』である理由。
村上春樹の世界観…見える世界と見えない世界の共存の不思議さと確実性。
『理性によって認識される存在』 を思い知らされます。
そして。
今日は2月26日。年間第八主日。
『使徒パウロの言葉』
『皆さん、
人は、神の秘められた計画をゆだねられた管理者と考えるべきです。
この場合、
管理者に要求されるのは忠実であることです。』 コリントの信徒への手紙Ⅰ 4章1-5
使徒パウロも、村上春樹同様、平易な言葉を用いながら、難解な課題を出す。
私たちは、『神の秘められた計画をゆだねられた管理者 』、だというのです。
確かに・・・
人は、生命の不思議を体験しながら、『人の親』となり、『神の計画の管理者』となります。
教師たちは、教育の大切さを体験しながら、『人の師』となり、『神の計画の管理者』となります。
国の指導者たちは、国民の平和を維持するために、『国主』となり、、『神の計画の管理者』となります。
管理者に要求されることは・・・
神の秘めた計画をゆだねられた管理者として、『神への忠実』です。
神の秘めた計画への、『絶対なる服従』なのです。
『人は、キリストに仕える者なのです。』 同4-1
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
使徒パウロは『人は神の計画の管理者』であると断言します。 村上春樹は『人間の本質』を突きつけてきます。
『真実』を知った私たちは、真摯に生きるべきなのでしょう! 頑張りましょう!