マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

絶妙な塩味…『塩見饅頭』 そして 『自分自身の内に塩を持ちなさい。』

2017-02-23 23:24:19 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

 

戴きもの。     『塩見(しおみ)饅頭』
 
   「実家の墓参りをしてきました」と、友人の故郷のお土産です。

     『赤穂の名産の塩』の歴史と共に歩み続けた逸品です。 
 こし餡の甘さを赤穂の塩で抑えた風味は、独特の上品なお味です。

赤穂で育った友人も、塩見饅頭のように、威厳と誇りを内に潜める女性です。 


そして。

今日は2月23日。年間第七木曜日。

   『今日の福音 イエスの言葉』

    『塩に塩気がなくなれば、あなたがたは何によって塩味を付けるのか。
    自分自身の内に塩を持ちなさい。そして、互いに平和に過ごしなさい。』 
                                                      マルコ福音書 9章41-50

     キリスト者は、
 『あなたがたは地の塩』 とも 『あなたがたは世の光』 とも言われます。ルカ福音書 14章34-35節

つまり。

     キリスト者は、
この世に味付けをする者。この世が腐らないように働く者。世に希望を与える者。でありなさいと言われのです。

更に。

キリストは、そのキリスト者に、一抹の懸念を抱くのです

  『塩に塩気がなくなれば、何によって塩味を付けるのか。自分自身の内に塩を持ちなさい。』と。
      塩気がなくなったキリスト者は、何の役にも立たない。 と言われるのです。

では。

 『塩味』とは何?

塩は、一つまみ入れることにより、塩見饅頭のこしあんの甘味が引き立つように・・・

塩味を持つキリスト者は、人間関係において、一人一人の良さが引き立つように働くのです。
キリストの『和解の福音』の精神を持つキリスト者の存在は、人々が互いに平和で過ごせるように働くのです。
『救いの喜び』を味わうキリスト者は、世の人々に、『希望の光』を証しするのです。

                            『塩味』とは、『世の潤滑油』の働きのことです。

 私も、キリストのように、赤穂で育った友人のように、
    『塩』を内に持ち
  キリスト者としての威厳と誇りと そして 責任、を内に潜める女性でありたいものです。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
キリスト者の塩味。 年を重ねた者の威厳。 孤高に気高く。 恰好良くいきましょう!