マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

孫娘のレシピ・・・『家庭科・料理授業』 そして 同級生の前田君と僕は・・・『前田枢機卿の叙任』

2018-07-06 16:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

7月6日。金曜日。 日本列島が大雨に覆われる。

下校途中の孫娘から電話 あり。 
帰宅時に使うバスから降りて家に向かう道で、楽しい一日だった日には、必ず、電話 がある。

「もしもし。 今日ね、家庭科の時間がね、『料理実習』だったのよ。」 と、今日の報告が始まった。
「何を作ったの?」 「おいしかった?」 「皆と食べたの?」 と、私の質問も始まった。

「お弁当と一緒に食べたのよ。」 「お弁当のおかずが一品増えったって感じで、皆と食べたのよ。」 
          「すごく、おいしかったの!」
「ねえ、おばあちゃん! 私のレシピで、今晩、一品増やして、夕食にしてね。」


  で・・・      『孫娘のレシピでサラダ』
 
 孫は、トウモロコシ・ブロッコリー・キャベツ・人参をゆでて、『温菜』 だったようです。
 私は、キャベツの代わりにレタス・人参の代わりにトマト・ゆで卵を加えて、『冷菜』 にした。

「ドレッシングが、『醤油・ごま油・酢を大匙2杯づつ』おいしいのよ。正確に量ってね。 と孫。

     夫と私の、『夕食のプラス一品』 でした。 幸せ!感謝!感謝!


そして。

今日は7月6日。年間第十三金曜日。

聖マタイの招命

『今日の福音 イエスの御言葉』

『イエスは、通りがかりに、マタイという人が収税所に座っているのを見かけて、
       「わたしに従いなさい」 と言われた。
 
      彼は立ち上がってイエスに従った。』   マタイ福音書 9章9-13節

マタイ。
イエス・キリストの十二使徒の一人。 マタイ福音書の著者。 ユダヤ人。
イエスの召命に応えて弟子になる前は、ユダヤ人から税金を集める、 ローマ帝国の徴税人でした。
イエスの死後も教団内にとどまり、、エチオピア又はペルシアのヘリオポリスで殉教した。

 
それは、『イエスの一言』:『わたしに従いなさい。』、『イエスの招き』に始まったのです。
       イエスは、『従いなさい。』 と、単純明確に、命令をしたのです。

     『イエスの示す道』 に従うか? 『自分の考えた道』 を歩むか?

      マタイは、即座に、『イエスの招き』 に応えました。 
  何もかも捨てて、彼は立ち上がってイエスに従った。』 のです。

 

マタイは、
徴税人として裕福でしたが、自分の心の至らなさを、いつも悔いていたのでしょうか?

レビ族(神殿で神に仕える一族)の一人として、自分の選んだ職業・徴税人に、後悔の気持ちがあったのでしょうか?

      マタイは、人を差別することなく声をかけて下さるイエスの愛情に接して、
          一気に悔い改めができたのではないでしょうか?

人は、  
”私にはその資格はない!” とか ”あの人にはその資格がないでしょう!” とまで、考えます。

イエスは、
人を差別しないで、人の内面を見極める方なのです。 人にはそれぞれの役割』があるのです。

    

マタイは、『わたしに従いなさい』の『イエスの一言』に、人生をかけてイエスに従いました。
 それから人生の最後まで、イエス様の弟子として、使徒として生ききりました。
   そして、マタイの福音書を著すという役割、をも果たしたのです。
      

 
そして。
もう一人。 

前田枢機卿の招命

            『前田万葉枢機卿 叙任式』
 
  教皇フランシスコから赤いビレッタ(角帽子)を授けられる前田万葉枢機卿
                                  6月28日

 

『フランシスコ教皇の祝いの言葉』

『弱い立場にある人や希望を失っている人を守り、
最も困窮している人に奉仕する職務こそが人が得られる最高の栄誉です。


更に。

『フランシスコ教皇の叙任式での説教』

『私たちのうちの誰も、他の人より”優れている”と考えてはいけません。
私たちのうちの誰も、他の人を上から見下ろすべきではありません。
そのように人を見てもいいのは、私たちが立ち上がって人を助ける時だけです。

唯一の信頼できる権威が生まれるのは、キリストに仕えるために他の人の足下にひざまずく時なのです。
これこそが、私たちが得られる最高の栄誉です。私たちが受けられる最高位への昇進です。
それは、神に信頼する人々のうちにキリストに奉仕することなのです。
飢えている人や忘れられた人、収監された人、病気の人や薬物依存症の人、隅に追いやられている人のことです。』


          前田枢機卿様 おめでとうございます。

 
 『前川清(歌手)』

 『同級生の前田君と僕は・・・
高校の同級生と言っても、当時から前田君は、僕ら普通の学生とはまったく違った生き方をしていたように思います。

僕は普通の悪ガキでしたが、彼は常にまじめで遅くまで、学校で勉強をしていました。
その後、僕は芸能界にデビューし、彼は神父様になりました。

何よりは母の葬儀の際には、遠方より駆けつけてくれました。
今の僕の願いは、僕が死ぬ前に、彼に、ざんげを聞いてもらいたい・・・。
枢機卿就任、本当におめでとうございます。』

 
   人の友情の経験が、人を悔い改めに導き・・・人が改心するのです。


私たちキリスト者も、

キリストから呼ばれ・・・キリストの憐れみを感じ、その慈悲によって『赦し』:『洗礼』を受けました。
    心から、神を愛し、人を大切にして、特に弱い人たちに愛を示せますように!


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
人を愛することは神を愛することにもなるのですね。人の話をじっくり聞くことから、始められそうですね。 お元気で!