今日は7月19日。年間第十五木曜日。
『今日の入祭唱 神の御業』
『主は驚くべき御業を成し遂げられた。』
『アダムの創造』 ミケランジェロ作品
『天地万物の創造主』、神は7日間で全てを創造された。
その6日目に創造されたのが『人間(アダム)』で、
万物の創造主、神は自身の姿形に似た人間を創造した際、
最初の人アダムに生命を吹き込み、地上の支配者という役割を与える場面をミケランジェロは描きました。
創造主とアダムの指先が触れる部分は、『神の意志と生命の伝達を表す』 とされているそうです。
天地万物の神によって創造された最初の人アダムは、
この後、妻のイブとともに禁断の木の実を食べて原罪を犯し、二人ともエデンの園から追放される。
『アダムとイブの楽園追放』 ミケランジェロ作品
『今日の入祭唱 讃歌』
続き。
『右の御手、聖なる御業によって、主は救いの御業を成し遂げられた。』
『神の右の御手による人間との和解』
詩篇 98-1
ここに神の愛があある。
そして。
『今日の福音 イエスの御言葉』
『イエスは言われた。
「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。
わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。
そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。
わたしの軛は負いやすく、わたしの荷は軽いからである。」』
マタイ福音書 11章28-30節
人は、立派にならなければ・・・、人を許さなければ・・・、頑張らなければ・・・。と。
・・・時には、疲かれますよね。
旧約時代は、時代とともに律法の細部が書き加えられて、『600以上の規則』があったそうです。
・・・幸せになるはずの律法が、『重荷』、『負い難い軛』 になりますよね。
イエスは、『600以上の律法』を、たった一つの律法、『愛の掟』でまとめることができるとおっしゃったのです。
・・・『わたしの軛は負い易い、わたしの荷は軽い。』 『互いに愛し合いなさい。』 と。
イエスは、『軛は軽くて、負い易くいのだから、軛を背負って、私に学びなさい。』 とまでおっしゃるのです。
そして
イエスは、自分の軛を背負いきれないで、あえぐ私たちに、おっしゃるのです。
『疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。』
イエスは、『だれでもわたしのもとに来なさい。』 と。
私たちの軛を取り除くのではなく、”共に担って、軽くしてあげよう!” とおっしゃるのです。
イエスは、『休ませてあげよう。』 と。
私たちの苦労を知って、”私の元で、ゆっくり休んでね!” とおっしゃるのです。
ここにイエスの愛があある。
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
連日の猛暑です。ゆっくり休んでくださいね。 お元気で!